シオデが花をつけバアソブが咲き始める

2008年7月8日

田島ヶ原サクラソウ自生地はタジマトラノオがやや少なくなり、ノカンゾウも一時ほどではなくなって、ますますヨシやオギ が背を伸ばしている。そんな中でシオデがアチコチで花をつけて いる。

シオデ雌花
放射状に伸びた先端の黄色は3裂した柱頭(雌花)

花序は丸くて面白いが、緑色で目立たず花と言うにはおこがましい。花だけ見るとユリ科というのが不思議なくらいだ。

シオデ雄花
雌花序も雄花序も直径2〜3p。円筒形は蕾(雄花)

係りの人は今年は全般的に花が多く、野焼きの影響ではないかと話しをしていた。
バアソブもアチコチで蕾をつけていて、咲きそうな蕾は あったがそれこそ一輪だけ花を咲かせていた。

バアソブ
楕円形が蕾。割れ目が入り咲きそうなのもありました

4〜5日もすればバアソブも満開だ。

バアソブの花
ツルニンジンに似るバアソブ

タジマトラノオ:田島ヶ原サクラソウ自生地の雑種のトラノオの仮称