二十四節気の立春に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

見ていても見えない初めての体験をしました

2020年2月4日(火)

2020年2月4日の立春は雲が多い天候で前日の節分よりは気温が低く肌寒い感じだった。
前日の節分のサクラソウ自生地ではサクラソウの芽生えの他はアマナもノウルシも殆ど見られなかった。
でも暖冬で富士市ではヒマワリが10輪も咲いている異変だという。
それなのにサクラソウ自生地でアマナも殆ど見られなかったのはおかしいと翌立春に再度検証に行ってみた。
なんとアマナは多くの所でミニ小刀のような芽生えを林立させ、ノウルシは葉を広げかけているのさえあった。
フキノトウ
林立するアマナ芽生え
左は一番大きなフキノトウで4〜5株の芽生えが見られた。右側にはアマナがミニ小刀を立て、右下にはノカラマツのガラス 細工のような芽生えが見られる。
ノウルシ
サクラソウもノウルシも多くの芽生えがあったが、この頃のノウルシは色も色々変化し、生長が早い。サクラソウも頑張って いるが、どうしてもかなわない。
サクラソウ ノウルシ
2p以上に育ったサクラソウの芽生え ノウルシは4pは超えているようです

前日の2月3日は1月22日の草焼き後初めてのサクラソウ自生地だったので、アリスイなど珍しい鳥が来ていないか興味があった。
ハクセキレイやツグミばかりだった後、少し見慣れない小鳥を見つけた。
ビンズイ
とにかく今の季節に多く見かけるツグミやムクドリではなさそうだったが、名前は分からない。
調べてみるとどうやらビンズイらしいと結論した。
ビンズイの特徴は白っぽい眉斑と目の後ろの白斑という。
ハクセキレイ
でも、かなり以前だがタヒバリをマヒワと誤記して読者から指摘を受けた事を思い出した。
念の為調べてみるとビンズイとタヒバリはよく間違えるらしい。タヒバリは背から翼の上面が灰褐色で田んぼなどの開けた環境に 生息するセキレイ科の鳥だ。
ビンズイは林の中などに多い生息環境の違いと体の上面は緑褐色で、目の後ろにある白斑が特徴のようだ。
でも出会った小鳥は目の後ろの白斑がありそうでもあり無さそうでもあるので始末が悪い。そして色はビンズイのようだ
漢字表記は便追という。由来を調べてみたがビンビンヅィヅィと鳴くからという分かったような分からないような理由の他は見当 たらなかった。

立春(りっしゅん): 午後から先日撮ったC.Tの結果を聞きに自治医大に行った。もう経過観察で3年くらいになる動脈瘤の変化は無い という結果に一安心。節分の夜に助成金の申請は絶対にすべきと決心した。  2020年2月11日作成