二十四節気の立春に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

植物たちの芽生えは見られましたが、サクラソウは未だ

2023年2月4日(土)

2023年2月4日の立春はまさに春を思わせるような暖かな日だった。
桜草公園からは若者たちの元気な声が聞こえてきて、サクラソウ自生地では草焼き後の褐色の世界をドバトの100羽近い群れが採餌 に忙しく動いていた。と思ったら突如飛び上がって旋回して他に舞い降りたりを繰り返していた。
ドバト
ジョウビタキ♂
ジョウビタキは雄雌とも翼に白斑があるのが特徴。
ジョビタキ♀
自生地で珍しくオスのジョウビタキに出会ったと思ったら、補完地でメスのジョウビタキを見つけた。ジョウビタキは柵の杭の上にとまってくれるので 写しやすい。そしていつもは人はあまり気にしない鳥だが、この日のジョウビタキは結構素早かった。自生地の中ではツグミが走り、同じような動きのハクセキレイも見られた。

草焼き後の自生地はまだ何の変化もないようだがよく見るとノウルシ、ヨシ、アマナ、ノカラマツなどが伸びだして春近しを実感させられたが、残 念ながらサクラソウの芽生えはまだ見られなかった。
芽生え
やはり一番多いのはノウルシだ。小さなタケノコのような芽生えは赤色が多いが、緑色もあり様々だ。ノカラマツも多くみられる。丈が小さいので あまり目立たないが、この頃がガラス細工のような繊細なギヤマンのような感じで一番きれいだ。アマナの芽生えも結構多いがこの写真では矢印のものだ。この頃は双葉では無 く一本が小さななぎなたのようだ。オギの芽生えも多い。
モズ ハクセキレイ
体は小さいがやはり猛禽類のくちばしのモズ ハクセキレイの正面の顔はサングラスをかけているよう
補完地
第2次指定地はノウルシがほとんどないので芽生えもあまり見られず、まだ草焼きの後とほとんど変化はなかった。もう少し立つと周囲のユキヤナギ の花が咲きだして華やかになる。
補完地も同じようでここもノウルシは少ないというよりほとんどないに等しい。草刈跡がきれいに整地されてサクラソウ咲く春を待ちわびているようだった。
第2次指定地
現在は2月4日から雨水の前日の18日までの立春の期間中で、このころは三寒四温といわれるが、10日には東京や埼玉に大雪注意報が出て朝から粉雪が舞っていた。でも夕 方には雨になり2〜3cm積もった雪もほとんど溶けて交通には支障がなかったようだ。
確定申告をしようとしていたらマイナンバーカードのキャンぺーンが2月28日まで延長されたという。それなら20000ポイントは貰わにゃア損だとトライしてみた。例によって悪戦苦闘し ながらもどうやらゲットできた。試行錯誤の結果で女房の分もやろうと思ったが彼女はカードも作らねばなら乃いのでよけい大変でどうなるかだ。

立春(りっしゅん):何かで大寒の後がいきなり立春というのもチョットとあったが言われてみれば納得という気もする。まだまだ寒い日があり、2月10日は東京。埼玉に大雪注意報が だされた。でも翌日はよく晴れ渡り暖かい日が降り注いでいた。  2023年2月11日作成