二十四節気の大暑に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

猛暑は植物達にも影響を与えているようです

2023年7月23日(日)

2023年7月23日の大暑は久しぶりに早朝に起き出して自生地に向かった。5時45分に着いた桜草公園はキョウチクトウが赤花も白花も満開だった。
キョウチクトウ
キョウチクトウは漢名の夾竹桃を音読みしたもの。葉が竹のように細く、花が桃に似ている事からという
中央観察路
メマツヨイグサが花開いていた。朝早く行ったご褒美だ。
メマツヨイグサ
自生地はヨシが大きく伸びて保護の時期を象徴していた。3mはありそうで、観察路はかなり狭まっていて外からは先が見えなかった。

今回はオニユリが全域で花開いていた。
オニユリは人里に近い山野に自生する多年草で、中国原産ともいわれる。草丈1〜2mになる大型のユリで暗紫色のムカゴをつける。一回り小さいコオニユリはムカゴをつけず種子をつける。
オニユリ
茎は全面暗紫色のマダラに覆われる。葉は互生し、長さ5〜18cm厚くて艶があり無柄。花は径10cmで強く反り返る
バアソブの花も色々な所で多く見られた。ダイコンソウ、ヒルガオ、シオデなどの花も見られたが不思議なことに前回あれほど全盛を誇っていたノカンゾウを見たような記憶がない。
ミズタマソウは去年あたりから鴨川側で見られるようになりワイルドな感じになった気がする。
バアソブ
第2次指定地で白い花盤が多く見られ特に白が鮮やかに見えて最初はなんだろうと、不思議に思ったがセリのようだった。
セリ
アゼオトギリ、ニガクサ、ミズタマソウそしてシロネもそれぞれ数を増やしていた。
アゼオトギリ シロネ ミズタマソウ
アゼオトギリ シロネ ミズタマソウ

最高気温が35℃以上の日を猛暑日、30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日といい、、夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜のことを熱帯夜といいます。(気象庁)
さいたま市の7月の猛暑日は15日だったという報道があったと思うが、月の半分それも多くは後半なのだろうからたまらない。
この暑さの中でも相変わらずヒルガオの花は多いが、ヒルガオの花でさえ何となく萎れ気味で元気がない。植物たちが元気がないのは当たり前で本当に過酷な気温だ。日本は熱帯圏に入ってしまったのではないかと思うくらいだ。
虫たちは日陰を求めて移動できるからまだいいが、体温以上になるとかなりきついようだ
シオヤアブ シオカラトンボ
シオヤアブ シロカラトンボ

帰路新開小学校と土合小学校に寄ってきた。
新開小サクラソウ
新開小学校は夏用の涼しい場所にサクラソウの鉢を移して夏休み対策を済ませていた。ここは7時と16時に自動給水をして夏休みを乗り切る予定だ。サクラソウサポーターも健在なのが頼もしい。
土合小花壇
土合小学校は行った時にちょうど散水していた。8時と18時に10分間の自動給水だ。過去の失敗を繰り返さぬよう対策を講じてくれている。ここは花壇なので夏の時期の野の花も欲しい。私の都合で少しお伺いできなかったので色々な草が生えていた。サクラソウがない時にどうするかが問題なので頑張らねば!

大暑(たいしょ):2023年の関東甲信の梅雨明けは大暑の前日22日だった。平年より3日遅く、昨年より1日早いという。でも、梅雨明けが22日で猛暑日が15日間というのは一体どうなっているのかと思う。  2023年8月5日作成