二十四節気の冬至に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

冬至には今冬一の寒気が流れ込み日本海側は大雪

2023年12月22日(金)

冬至の22日には今冬一の寒気が流れ込んだ影響で日本海側は大雪になり23日にも降り続くとの報道だった。
私は22日は町田に行くことになり、急遽前日の21日の午後サクラソウ自生地に行ってきた。
自生地と雲
夕日を浴びて一時の明るさに輝くサクラソウ自生地のヨシと面白い形の雲
いつもは午前中に行くがこの日は自生地に着いたのが15時過ぎであっという間に16時30分近くになって、そろそろ日没が近くなってきてしまった。
調べてみると2023年12月22日の冬至のさいたま市の日の入りは16時32分だった。
ヨシの間からA区を見る
観察路の柵の近くだけはツル植物なども絡んでいる所もあり後から専門家が刈るようだ
中央観察路から入ると左右は境のオギだけが残され中側が明るく透けて見えた。
オギは葉を落とし稈もすっかり細くなっているので自生地の中の方のオギなどが刈り倒されているのがよく見える。

枯れ葉
サクラソウ自生地の樹木は中央付近にクヌギが2本と南観察路沿いのE区側に4〜5本植えられている。あとは鴨川側の林だ。
落ち葉は中央付近が圧倒的に多い。今年はあまりドングリは見なかった気がするが、落ち葉は積もっている。歩くとふかふかで気持ちがいい。
今まで気にもしなかったが、この落ち葉と柵に絡んだツル植物は草焼きの時にはきれいに片付けられている。自生地内にまかれて草焼きに一役かっているのだろうか。
センニンソウ
センニンソウの名の由来ともいう白毛をつけたそう果が多く見られたが、形の整ったのはやっと見つけた。
ノコンギク
第2次指定地ではノコンギクがたんぽ槍のタンポのようなそう果をつけていた。
シオデ
シオデが干しブドウのような実を付けていたが、液果は約1cmの球形だ。
シオデはサルトリイバラ科の多年草で雌雄異株。美味しい山菜として知られているが、若芽は味も形もアスパラに似るようだ。

田島ヶ原サクラソウ自生地の一年の初めの大切な行事の「草焼き」は1月10日(水)予定だ。今回は火入れの大切さを実証して再開してから17回目の草焼き(野焼き)になる。
再開後16回の田島ヶ原サクラソウ自生地草焼き年譜を作成したのでご覧いただきたい。

12月18日が締め切りの田島ヶ原サクラソウ自生地を再生させたい(第2弾)は目標額の200万円を大きく上回り、444万4,000円、達成率222,2%、支援人数96人まで積み上がった。

第1回分287万7,000円と合わせると732万1,000円の支援金になる計算だ。

このクラウドファンディングは何かを造ろうとか修理しようとか一回で終わる目に見えるものへの支援ではない。長く繰り返してようやく少しづつ効果が出て再生の軌道に乗るプランだ。
運用にはしっかりした計画性と指導性そして何より継続性が絶対に必要だ。今回も96人の支援を頂いている。この方たちには情報を定期的にお知らせして、田島ヶ原サクラソウ自生地を守り育てていただけるようフォローしていくべきだ。

冬至(とうじ):冬至の七十二候の初候は乃東生(なつかれくさしょうず)です。ほとんどの草が枯れてしまうこの頃に夏枯草(靭草)は芽を出します。太陽がこの日から勢いを盛り返していく一陽来復の日です。  2024年1月6日作成