二十四節気の春分に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

春分のサクラソウ自生地はさながらノウルシの里でした

2024年3月20日(水)

2024年の春分は午後から所により雷雨という荒れ模様の予報だった。10時頃には陽射しは暖かかったが冷たい風が吹き抜けて、アマナは花を閉じすべて討死状態だった。
ノウルシが全域で勢力を伸ばし、もう黄色い花を咲かせているのも多く見られ、さながらノウルシの里だった。
一面のノウルシ
一面のノウルシは春のサクラソウ自生地の定番の景色で、これからも続きもっと黄色くなるく
ノウルシに囲まれたサクラソウ
ピンクの花をつけ始めたサクラソウは冷たい風をよけるためかノウルシの中に見える事が多い。でもこれからの成長もノウルシの方が早く元々丈も大きいのでサクラソウがいよいよ隠されることはあっても勝つことはなさそうだ。
サクラソウ
第2次指定地や補完地でもサクラソウが見られたがどちらも花が小さい上に遠くなので、花というよりピンク色が見えている感じだった。
ジロボウエンゴサク
A区の外側の南斜面にはケシ科キケマン属の10〜20pの多年草のジロボウエンゴサクが花茎を伸ばし小さな花をたくさんつけていた。
ヒキノカサ
補完地ではキンポウゲ科の高さ10〜30pの多年草のヒキノカサの黄色い花が多く目についた。

花壇サクラソウ
土合小学校のサクラソウ花壇は順調だ。奥側の2列は新しく當麻さんが持ってきてくれた2つの鉢を泥をつけたままそれぞれ8分割して植え込んだ芽生えだ。奥側の方が俄然生育がいいのが面白い。一番手前は去年からの根を従来通りきれいに洗って丁寧に植え込んだ列だ。一番生育が遅いが、平均化している。本木さん曰く「奥の2列は泥の付いたままの根を植え込んだので生長がはやいのは当然」という。このままでいくと花をつけるのも時差が出て長く楽しめそうで嬉しい。
花壇

さくら草まつりは4月13,14日でサクラソウの展示会場は浦和駅西口の「さくらそう通り」に変更だ。
桜草公園会場は従来通り14日の日曜日だけで屋台などが出て賑わう。サクラソウもまだ見頃の時期でよくご覧頂けそうだ。

春分(しゅんぶん):昼と夜が同じ長さになる日であり、自然をたたえ、生物をいつくしむ日とされています。新開小のサクラソウ発表、久保議員の議事録などファイルを作る事にした。 2024年3月31日作成