二十四節気の清明に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

サクラソウを再生する寄付金集めは財政課の主導でした

2024年4月4日(木)

サクラソウを再生する為のガバメントクラウドファンディングはさいたま市の財政局財政部財政課主導のプランでした。
財政課の紹介文章は「財政課では、さいたま市の予算の編成・執行管理、地方債の発行、宝くじの発売、ふるさと応援寄附などの事務をおこなっています。」
まさに市の中枢だ。

でも、サクラソウの再生のためと銘打っている以上サクラソウ再生のためだけに使うのが筋です。それを予算編成に組み込むというのは我々には納得がいきません。
ポスター
でも私たちの守る会の立ち位置はあくまでサクラソウ再生のためだ
サポセン展示
市民サポートセンターに展示のポスター
このサクラソウを再生する為のガバメントクラウドファンディングは確かに「巧妙」な企画だ
再生などは全く目に見えない、スパンの長いもので他に使える余地が100%だ。財政課にとっては資金を広く使える絶好のプランだ。
真に受けた我々は無い金をはたいてサクラソウの為に寄付し、仲間にはサクラソウの窮状を訴えて寄付して頂いた。
それがサクラソウの為には使われないとなるといったい何だったのだと思う。とにかく我々としてはサクラソウを守っていきたい。再生させたい!ただそれだけだ。

4月6日の読売朝刊に「さいたま市ふるさと納税4.6倍 22年度比最高 6億3700万円」の記事が掲載された。返礼品のカセットコンロ人気だという。将に財政課の「あっぱれ!」だ。
ふるさと納税とガバメントクラウドファンディングの大きな違いは返礼品目当てと、サクラソウの再生の為に的を絞った寄付の違いだ。正確には分からないが再生の為に寄付した人は返礼品がもらえないさいたま市在住が圧倒的と思う。
とにかく再生の為のガバメントクラウドファンディングは使用方法・使用目的を文化財保護課に全面的に委譲すべきだし、それがスジだ。

2024年4月6日作成