二十四節気の雨水に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
今年のさくら草まつりは4月13日です
2025年2月18日(晴後曇)
今年の桜草公園会場の「さくら草まつり’25」は4月13日の日曜日です。
昨年に続いてサクラソウ自生地の一番の見頃の4月第2週の日曜日で、最高にラッキーです。
4月12日・13日のサクラソウの展示や頒布会は浦和駅東口のパルコ前の市民広場で行われます。
さくら草まつりポスター
2025年?18日の雨水は最高気温が前日比−6℃の9℃で寒い一日。その上風が11時過ぎころから強くなり、最悪、午後は北風が強い雨水になった。
昨年は雨水が観測開始以来一番早い草花の芽生えだったようだが、今年は晴天続きで、2〜3日前に少し気温が上がったものの日本列島は強い寒気に包まれて日本海側や北国は大雪に見舞われていて関東の気温も低い。
自生地を俯瞰しても緑色の部分は所々薄っすらと感じられるだけでまだ土色の世界だ。作業をしている人達が見られたが、外来種やイネ科の雑草の除去のようだった。
いつも芽生えが早い天然記念物碑の周囲にはアマナやノカンゾウ、ノウルシやノカラマツは見られたが第1次指定地ではサクラソウは見られなかった。
例年見られるB区の公園よりの所にはフキノトウが3株見られた。
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フキノトウとは早春の花茎のこと |
アオジはホウジロ科の14〜16pの小鳥 |
第2次指定地の柵際にキンミズヒキが青々とした葉を広げていた。
色々な萌は見られたがサクラソウだけは見られず、第2次指定地で望遠を効かせてめくらめっぽうに撮った写真にサクラソウの株が写っていた。結構中の方にはサクラソウがあった。
雨水(うすい): 初候の土脉潤起(とみゃく(つちのしょう)うるおいおこる)の脉とは、すじ/血管/血が流れる筋などの意味をもつ漢字で脈と同じ。 多くの水を吸い上げる
樹の土中の水が暖かく周囲の土を溶かすことという。 2025年2月18日作成