二十四節気の春分に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

今年2025のサクラソウの初咲きは3月18日でした

2025年3月20日(晴)

今年2025年の初咲きはD区で確認と3月18日に大高さんから連絡が入った。

初咲き
翌19日の午前中は雪で一時つぼんだようだが、午後からは青空でもとに戻ったようだ
18日は午前中は曇りだったが午後からは晴れて開花につながったのだろう。今年は全てが遅い様なので心配したが本当によかった。 さいたま市の桜の開花予測は3月25日のようだ。

2025年3月20日の春分の日は晴天、最高気温が14度との報道だった。
前日の19日の午前中は時ならぬ春の大雪で初咲きサクラソウもビックリだったようだ。さいたま市の積雪は2pとの事だったが、午後は 打って変わった晴天で雪はきれいに消えてしまった。
春分の日は朝から青空が広がり、穏やかな春の日になって、桜草公園でも子供たちのサッカーチームの練習が行われていて賑やかだった。
さくらそう水門
周囲の桜の木がまだ枯れ木状態なのはいつもの事だが、自生地の草花の生長は平年に比べてやはり遅い。まだ一面のノウルシ状態ではなく 手前の白い帯状の部分はアマナの群落だ。
葉は10pくらいの茎の中程からつくので、地表では根出葉のように見える。葉は2枚、ほぼ同じ大きさのものが向かい合う。

アマナ群生
他の花に先駆けてサクラソウ自生地で咲き始めるアマナ(甘菜、山慈姑)は非常にデリケートな花だ。学名: Amana edulis)は、単子葉植物ユリ科アマナ属の多年草でチューリップによく似ている。

ヒロハアマナ サクラソウ
ヒロハアマナは絶滅危惧II類 (VU) サクラソウ
2024年の埼玉県レッドリストの見直しで新たに準絶滅危惧(NT)にノミネートされたジロボウエンゴサクはまだ花はつけていなかった。

春分(しゅんぶん): 古くから春分の日には「春季皇霊祭」、秋分の日には「秋季皇霊祭」という宮中祭祀が執りおこなわれてきたことに由来し、休日になっている。  2025年4月29日作成