二十四節気の処暑に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
管理棟の事務所は従事する全員が使えるとgooですね
2025年8月23日(晴)
2025年8月23日の処暑は暑さが収まるどころか盛夏並みの暑さだった。
カメラはケースに入れて肩から掛けて行った。何時もの自生地の定点に上がり取り出すと焼けつくような熱さだった。
夏場の自生地ではカメラにタオルなどをかけて焼き付くの押さえていたが、途中の暑さでこんなに熱くなっているのにビックリだった。自生地に入って構えたらもうシャッターが下りなくなっていた。
1Fは公園利用者みんなのトイレですが、2Fは公園管理者だけの専用事務所です
自生地の中も観察路は日なたなので木の影がある鴨川べりの観察路に移動した。すぐに大輪の
キクイモの花が目についたが水不足の故だろうか花が萎んでいた。
サクラソウの光合成を妨げるとの事で間引きされて少なくなった
コバギボウシの花が見られた。
コバギボシの両シベとも先端が上向きに曲がり、訪花したマルハナバチのお腹に必ずつくようになっている
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キクイモ |
コバギボシ |
ミズタマソウもそろそろ花が終わり果実をつけ始めていた。
管理棟の所の木立は色々の木が在るが中にコンペイトのような白い実を付けているのはカイヅカイブキだろうか?
雌花の後には直径1センチほどの球果ができ、翌年の秋にかけて褐色に熟し、完熟すると表面に白い粉を吹くという。結構たくさん付いていると目立つし面白い。
写真は新開小学校のサクラソウの鉢植えの後ろに置いてあるウマノスズクサだがいつ行っても管理が行き届いていてきれいになっています。
土合小学校の花壇のウマノスズクサは取り敢えず復活したが、ジャコウアゲハの卵や幼虫は見られない。自宅のウマノスズクサはある日突然幼虫が7匹現れたがそれを期待するのは無理だろうか。
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新開小学校のウマノスズクサ |
土合小の花壇 |
処暑(しょしょ): 処暑とは初秋の季語でもあるようですが、台風の多い季節でもあるようです。初候は(わたのはなしべひらく)でまあるい実が弾けると種をくるんでいる白い綿が現れます。 2025年9月1日作成