二十四節気の秋分に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
生きとし生きるものに優しい桜草公園でありたい
2025年9月23日(晴)
秋分の日はようやく秋の気配が漂いな過ごしやすくなった。
何より湿度が低くなったのが有難かった。
2003年には235万株あったサクラソウが22年間で45万株に減少。実に19%に減少してしまいました。
これはどう考えてもサクラソウ自生地だけの問題ではありません。自生地だけがどう頑張っても周囲が同じ気持ちにならなければどうしようもない事です。
今日は自生地の観察後、久し振りに桜草公園のビオトープと言われた所に行ってみました。非常にきれいになっていました。
以前は湿地植物が見られた記憶がありますが、きれいに乾燥化され、芝が植えられて子供たちのあそび場になっていました。
2〜3年前に案内板が新設されましたが、以前とは水質地の大きさがかなり違っています。
でも現場で働いている人の独り言は「もう水は無くなっているのに」でした。
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| 旧案内板水質地が明瞭 |
新案内板水質地は小さい |
サクラソウ自生地では全てのクヌギにナラ枯れ病対策のビニールが巻いてあった。
ナラ枯れ病は、昆虫の「カシノナガキクイムシ」が媒介する「ナラ菌」によって引き起こされ、樹木内の水の通り道を塞いで枯死させる樹木の伝染病です。特にミズナラやコナラといったナラ類の 大径木に被害が集中し、倒木や落枝の危険性があるため、伐採などの対策が必要となります。
ビニール被覆(樹幹にビニールを巻き、カシナガの穿入を防ぐ)は健全な樹木の感染を防ぐ方法です。
さすがの
センニンソウも少なくなったが、キンミズヒキ、ツユクkサ、アキノノゲシ、
ツルボ、メハジキは相変わらず諸所で見られる。
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| このところ少なくなったナンバンギセル |
ツルボはアチコチで見られました |
秋分(しゅうぶん): 気候などによって咲く時期が案外左右されるヒガンバナが、今年はテント近くの堤防も鴨川べりも満開の盛況だった。 2025年10月4日作成