コカモメヅルの種子の風待ちをgetしました

2008年11月23日

田島ヶ原サクラソウ自生地はすっかり背の高いヨシに覆われ高台からみると白い穂が波打って見える。
通路を歩くと場所によっては3メートルくらいのヨシが両側を埋め尽くしている。通路の地面に緑色が見える他はほとんど枯葉色 の世界だ。

自生地

枯れた色々なつるが複雑に絡み合い実もたくさん残っている。中でも多いのは小さなこげ茶色の ツルマメの豆果だ。そして黒い実が艶やかだったシオデの果実 が萎びて干しブドウのようになっていた。葉も前回までは緑色の大きな葉が目立ったが今日は油紙のような枯葉が多かった。

シオデの果実と枯れた葉
シオデの干し葡萄のようになった実と枯れた葉

今日はコカモメヅルの果実が割れて長い毛のついた種子を見られる事を期待したが、期待通りガガイモ科特有の白くて細いたく さんの毛(種髪というようだ)が種をぶら下げて風を待っていた。

コカモメヅルの風待ち
果実は2〜3pです。かなりアップにしてあります