今年最後の田島ヶ原サクラソウ自生地はヨシやオギの枯穂が午後の陽ざしに輝いていました。
すっかり葉を落として茎だけのヨシは横の見通しが随分良くなり、コカモメヅルの割れた殻も陽ざしをいっぱいに受けていました。
サクラソウ自生地を俯瞰
コカモメヅルの種子を飛ばした後の殻
16時頃風が一段と冷たくなってきたので堤防近くまで戻ると落日の輝きを増した太陽がまぶしく照らしていました。手をかざ
すと斜め下に富士のシルエットがかすかに見えました。
まだ沈むには少し時間がありそうでしたが、今年最後の富士の夕景
に惹かれて日が沈むのを待ちました。
16時29分まだ夕日が沈まず木で陽を遮る
16時40分ようやく日が沈みました
荒川堤防上での11分間は非常に長く、強く冷たい北風に手が凍えるようでした。