今年最後の自生地と富士山の夕景

2008年12月31日

今年最後の田島ヶ原サクラソウ自生地はヨシやオギの枯穂が午後の陽ざしに輝いていました。
すっかり葉を落として茎だけのヨシは横の見通しが随分良くなり、コカモメヅルの割れた殻も陽ざしをいっぱいに受けていました。

自生地
サクラソウ自生地を俯瞰
コカモメヅルの殻
コカモメヅルの種子を飛ばした後の殻

16時頃風が一段と冷たくなってきたので堤防近くまで戻ると落日の輝きを増した太陽がまぶしく照らしていました。手をかざ すと斜め下に富士のシルエットがかすかに見えました。
まだ沈むには少し時間がありそうでしたが、今年最後の富士の夕景 に惹かれて日が沈むのを待ちました。

シルエット状の富士山
16時29分まだ夕日が沈まず木で陽を遮る
濃いシルエットの富士山
16時40分ようやく日が沈みました

荒川堤防上での11分間は非常に長く、強く冷たい北風に手が凍えるようでした。