二十四節気の穀雨に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
さくら草まつり'15は好天、翌日の穀雨は一転荒れ模様
2015年4月20日(月)
4月20日の穀雨の自生地模様は
さいたま市市民活動サポートセンターの
田島ケ原サクラソウ自生地を守る会のホームページの
前線の通過で荒れ模様だった2015年の穀雨をご覧ください。
写真はクリックするとすべて拡大表示できます。
19日のさくら草まつり'15は薄曇りの絶好のお祭り日和で多くの人でにぎわった。多くの屋台や仮設舞台での催し物やパフォーマンス、そして芝生
でのくつろぎが人気で多くの人が来場する。でも本来主役であるはずのサクラソウ自生地は横目で通り過ぎる人が多い。他の草が大きくなってサクラソウが見にくい
事もあるが何らかの工夫も必要だ。
翌日の穀雨は午後から突風や雷雨の荒れ模様の予報で朝から雨。残念ながら当日の取材はできなかった。当然自生地を守る会の活動も中止だった。
なのに翌日は配布するパンフの部数が無くなったと大騒ぎだった。抜本的な改革が必要だ。
周囲の草たちは皆大きくなって、サクラソウたちは隠されてしまいます
白花サクラソウは本来開花が遅いはずなのに、今年は記録的な早さで9日に開花して、株も増えて人気の的だった。
田島ケ原サクラソウ自生地を守る会は3月27日(金)〜4月26日(日)の一ヶ月、第7回目の現地活動を行った。
花の名札を設置したり、補完地の柵の補修を行ったり、会と文化財保護課の協同作業が目に見える形で行われたのは今年の成果だった。反面、電車で
近県から見える方には西浦和からの途中の案内板が無くて不安だったし、目の前まで来て車の迂回路の大きな標識に惑わされたとの苦情もあいついだ。
そして会自体の問題として、相変わらず忙しい時にメンバーが足りなくなって案内ができなかったり、後半はパンフレットが無くなってモノクロの
コピーで代用したりと基本的な欠陥が露呈した。
ボランティアである以上無理をする必要は無い。でも、活動するからには一定のルールに則ってお互いに楽しく活動する仕組みが必要だ。
来年に向けて楽しくボランティアできる仕組みづくりが急がれる。
穀雨(こくう):中抜けしていた3レポートのしんがりの穀雨を作成した。この形を改良して8月23日の処暑のレポート以降にも活用できないか思案中
だ。2015年8月21日作成