第9回田島ヶ原サクラソウ自生地草焼き
どうしても立ち枯れヨシに延焼せず初めての中断でした
2016年1月13日(水)
青空が広がり無風で、絶好の草焼き日和と思われた1月13日、田島ケ原サクラソウ自生地には大勢のギャラリーが訪れ
9時の開始時間を待ちわびた。
定刻に今年はA区の鴨川寄りの奥の方から点火された。炎は上がったもののナカナカ勢いよくは燃え上がらない。
場所を変えてA区の手前の先端部分に点火したが、刈ったヨシは燃え上がるもののその先の立ち枯れたヨシには炎が移っていかない。
アチコチ場所を広げて点火しても同じで、炎は勢いを増さず上がるのは煙ばかりだった。
周囲の刈ったヨシは燃えるものの立ち枯れヨシには延焼せず煙のみが上がる
左は朝来る時の環境センターの煙。真っ白な煙がまっすぐに立ち昇っていたので何かと思ったら、去年4月にオープンした環境センター
の償却煙でした。これを見て絶好の草焼き日和と思いましたが・・・
上は8時21分現在の中央観察路。柵の内外は白く霜が降りています。途中でも真
っ白く化粧した草たちが多く見られました。
E区などアチコチ場所を変えてもダメだった。昨日の朝の雨と今朝の霜で枯れ過ぎて乾燥し切ったヨシやオギそして下草も水分を含ん
だのだろう。そして好条件と思った無風も災いして延焼しなかった。
田島ケ原サクラソウ自生地の草焼きは結局何処からも燃え広がらず、今日は中止。また日を改めて実施する事になった。
午後3時頃から道場の河川敷の草焼きを見学した。午前中はやはり燃えが悪く、中止しようと思ったと言う。でも、再度人を集める
のは大変なので強行したようだ。
午後は太陽が出ていたお蔭で少し乾いたのだろう、炎がはげしく上がった所もあった。でもやはりいつもより燃え残りが多く、くす
ぶっている所が多かった。
1月21日に実施する予定が18日の雪により再度中止になり、今シーズンは刈り取りに変更された。
田島ヶ原サクラソウ自生地の草焼き年譜