二十四節気の冬至に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
来年のさくら草まつりは4月13、14日のようです
2018年12月22日(土)
2018年12月22日の冬至は青空がのぞく比較的穏やかな朝で明けた。でも次第に雲が多くなり自生地では時折雨がパラついた。傘をさすほ
どではなかったが、カメラは濡らさないよう気遣わねばならなかった。
第2自生地では
ノコンギクとタイアザミが
2度目の花園を作り出して冠毛の競演だった。
来年のさくら草まつりは4月13、14日の予定のようだ。ちょうどサクラソウ自生地の一番の見頃に設定して頂いたさいたま観光国際協会
そして埼玉さくらそう会に大感謝だ。
コカモメヅルの種子はほとんどが旅立
ち、見られる袋果は殻ばかりで種髪の付いた種子が入っているのはほとんど無くて右の写真が最終の旅立ちのようだ。
APG分類でガガイモ科はキョウチクトウ科に含められた。ガガイモ科は面白い袋果をつけ、髄柱の基部を取り巻く副花冠が特徴的なので
親しみがあったが、キョウチクトウ科というのは何となく馴染み難い。
オオカモメヅルは葉が大きく、花序が短く、副花冠が暗紫色で星状に開出する。コバノカモヅルは花序が短く、花冠は無毛で裂片が長く
て花が7〜15oと大きく、先が捩れる。などの特徴があり、コカモメヅルは花が一番小さく葉が細長い三角状なので区別できる。
公園側から南観察路を望むと両側のヨシが一列だけ刈り残されていた。
自生地はカヤの刈り倒しが終わって枯れ野原となり見通しが非常によくなった。ただ観察路の柵に沿って一列に刈り残してあり
スダレ越しの自生地は何となく異次元的な世界を感じさせられたのは妙だった。
そして褐色の世界で所々に見られたセンニンソウの緑のかたまりには命の息吹を感じさせられた。
倒伏地の一部が明るい茶色に広がっているのは何の枯れたものなのか以前から気になっていた。
倒伏地をアップにして撮ってみたりしたがナカナカ分からなかった。今日は観察路の両側を見ていくとたまたま花序の付いた明るい茶色
の枯れ草があり、
シロバナサクラタデではと閃いた。
でもよく考えてみると一種だけであれだけの所を占めるのは難しそうでやはり他の草もありそうだ。もう少し調べる必要ありだろう。
秋ヶ瀬遊歩道の中浦和駅近くの鴻沼川左岸にカワセミがいた。写真を撮っていたらサギが飛んできて驚いたカワセミが川上に移動した。
最初飛んできたのはチュウサギかと思った。結構大きく感じたが写真を見ると足指が黄色でコサギだった。
カワセミの足は前指3本が基部でくっ付いた合趾足(ごうしそく)なのが写真でハッキリわかる。
冬至(とうじ):冬至の頃は北へ行くほど日が短くなります。東京では昼間が約9時間45分ですが、札幌では約9時間です。しかし日の出が
最も遅い日は冬至の約半月後で日の入りが最も早いのは冬至の約半月前です。 2019年1月13日作成