二十四節気の立春に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

桜草公園を目の前にして迷う事は無くなりそうです

2019年2月4日(月)

2019年2月4日の立春の最高気温は19℃まで上がり4月中旬の暖かさだった。でも、朝はほとんど無かった風が次第に強くなり夜には冷た い北風が吹き荒れ寒くなった。
看板
路面表示
桜草公園の入口のそばに工事予告の看板があった。下の方の連絡先を見るとさいたま市都市公園課とあった。
案内板
早速訪ねてみると周囲の公園の配置図を設置するという。
そして懸案の歩行者用表示は路面標示で行うという。さくら草橋を渡って車用の表示がある下辺りに路面に矢印で桜草公園、彩湖公園、 秋ヶ瀬公園を矢印で指し示すという。
桜草公園の下に小さくてもいいからサクラソウ自生地と入れて欲しいとお願いしたが、時すでに遅し、変更の効かない時期だという

サクラソウの芽生え
サクラソウの芽生え
久し振りにサクラソウ自生地の主みたいなAさんにお会いした。立春にはサクラソウの芽だしを見つけるのを使命にしているようで今日 も色々探していた。
しばらくお付き合いをしていたが諦めて他の取材に歩き出した。中央付近まで行った時に大声で呼ばれて戻るとサクラソウの芽生えだった。
僕も懸命に探してみると他にもあった。待望のサクラソウの芽生えだ。いよいよ主役登場。頑張って多くの花を咲かせてほしい。
細かく言うと、種子からの芽生えは発芽、根からの芽生えは出芽という。

鴻沼川に今年もオオバンやヨシガモが群れをなして来ていた。ヨシガモはカモ科だがオオバンはクイナ科だ。
ヨシガモ♂ アキノノゲシ
ヨシガモのオス ヨシガモのメス
オオバン
ヨシガモ(葦鴨)はカモ科の冬鳥。お結び型の頭でオスは紅紫色と緑色が鮮やかなナポレオン帽をかぶったような冠羽。 白い首に首輪のような黒線が入るのが特徴。名の由来はヨシが生えるような所に普通にいるカモ類から。
オオバン(大鷭)はクイナ科の 白い嘴と額板が特徴の冬鳥もしくは留鳥。日本では夏季に北海道、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する。鮮紅色の額板と赤い嘴(先端は黄色) を持つバンより大形で、より広い水域を好み群れを作る事が多い。
ツグミ
一面の焼け野原のサクラソウ自生地には冬鳥のツグミが来ていた。飛び跳ねるように歩いては胸をそらせて立ち止まるポーズを繰り返し、 ミミズや昆虫、木の実を採食する。

立春(りっしゅん):前日の2月3日は節分。久し振りに豆まきをしたが施設などでは衛生面を考え小袋ごと撒くという。今年は5日が春節で 中国からの観光客が大挙してくるようだが一時ほどの爆買いも無く話題性は薄いようだ。  2019年2月17日作成