二十四節気の春分に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
19日の初咲きサクラソウが2輪になりました
2019年3月21日(木)
2019年3月21日の春分は曇り空だったが自生地に着いた10時43分頃には澄んだ青空が広がり始めた。最高気温は22℃にもなって本格的な
春の到来を思わせたが、午後からは急に南風が強くなった。
気象庁は東京のソメイヨシノが本日開花したと発表。これは平年より5日早く、去年より4日遅い開花という。
19日に開花第1号が見られたサクラソウは第1号が2輪になり、その他にも5〜6株の開花が見られた。でもこれらは全て中の方に咲いてい
た株で肉眼ではピンクの小さな塊にしか見えない。
左は3月19日15時14分に撮影した2019年開花第1号。
下は21日には花が2輪になった開花第1号。
26日は荒木先生の現地研修会で、初咲きサクラソウも観察できた。
花の寿命がだいたい1週間くらいなので初咲きサクラソウはそろそろ枯れかけている。
- サクラソウの初咲き
- 2019年 3月19日 2013年 3月16日
- 2018年 3月19日 2012年 3月28日
- 2017年 3月19日 2011年 3月25日
- 2016年 3月16日 2010年 3月14日
- 2015年 3月19日 2009年 3月14日
- 2014年 3月25日 2008年 3月19日
- 2017年は20日9時に3花開いていたので推定19日
- 2016年は20日にも1株しか見られなかった
- 2015年は青木情報
自生地は遠目には一面の緑になった。近くで見るともう花をつけているノウルシが圧倒的で、日が陰っていたのでアマナは首を垂れて、すっかり花を閉じ、
ヒロハアマナはそろそろ終わりのようだった。
左の写真の桜草公園で春一番に咲く桜はオオシマザクラかもと思うがそう言うとどうも違うという。かといって他の名前は出てこない。
結局判らず仕舞いだ。
右の写真ははや花を咲かせたノウルシのはるか向こうに屹立するさくらそう水門
26日の現地研修の日に荒木先生にお尋ねしておいたら葉が小ぶりだが消去法でオオシマザクラ、葉柄、花柄に毛が無いので
そう同定されたという。
新しいカメラの性能を試したくて遠くのピンクの塊にしか見えないサクラソウも望遠で狙ってみた。取り敢えず見つけたのは全部写せた
ようで嬉しかった。
春分(しゅんぶん):今年もサクラソウの開花は19日だった。東京のソメイヨシノは平年より5日早かったものの昨年よりは4日遅いという。
春分の日の自生地は午後から急に風が強くなった。 2019年4月18日作成