二十四節気の霜降に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

3公園とも未だ復旧せず進入禁止です

2019年10月24日(木)

令和元年10月24日の霜降は白川郷で外人たちに囲まれていたが、人気の高さにはビックリだった。
25日は激しい風雨で自生地に来られず、26日になってしまった。
土曜日にも拘らず駐車場は閑散としていたが、桜草公園をはじめ秋ヶ瀬公園、彩湖公園も全てさくら草橋の所から進入 禁止になっていた。
閑散とした駐車場
トイレは冠水の為に一か所を除いてすべて使用不能だという。もちろん水道もだめだ。
桜草公園の2階の事務所は1階のトイレが完全に水没し、事務所も机の高さくらいまで水が来て未だに使用不能という。
中央観察路
中央観察路は昨日の雨もあり入り口付近から冠水したままです。

二十四節気はその日と次の節気までの14日間の意味もある。とすると12日夜から翌朝にかけてさいたま市付近を通過し た台風19号は厳密には寒露の期間だが、ここでも振り返ってみたい。
13日の10時半頃の様子はフグさんの雑記帳のブログに サクラソウ自生地は文字通りの遊水池でしたと題して公開している。
まさに驚きで一昨年の比ではなかったし、12年前の台風9号もはるかに超えていた。
洪水 手前は横堤の上
桜草公園から道路まで水があふれていた(10時48分) 横堤の天端まで水没し、天端の端の草の列が見える
土合第一横堤 - 1929年(昭和4年)11月着工、1934年(昭和9年)3月竣工。秋ヶ瀬橋左岸側

自生地は中央観察路がほとんど入れない状態なので何時も冠水しない南観察路に行ってみた。桜草公園の入り口付近に も水溜まりがあったがどうやら鴨川べりまで行くことができた。
途中、ユウガギクの花がチラホラ見られただけで自生地の植物は全て大なり小なり土色に染まり全滅。枯草を主にした 多くの流入物が残されていた。特に鴨川べりの通路には流木や枯れ草などの流入物が堆積していたが、水がひく時に鴨川に流れ込んでいった 残骸なのだろう。
鴨川沿いに堆積した漂着物
マムシ
公園に戻る途中で前方になんと蛇が鎌首をもたげていた。どうやらマムシらしい。
君子危うきに近寄らずで、他の帰り道を考えてみたがどこも途中が深くなりストップだ。ここを通るしかないが近くを 見回しても石も棒も無い。遠い方の観察路の端をすり抜けるしか方法はない。知らぬ振りをしてソロリそろりと通り抜けた。振り返ると鎌首 をもたげてこちらを向いていたが、無事通り抜けた。

とにかくこれだけ大量の冠水を受けた事も長期間受けた経験も誰も無いようだし、記録も無いようなので、今後ともし っかり観察していきたい。
果たしてこれがどのような結果になっていくのか非常に興味がある。
南観察路の中央付近
今はこんな状態でも冬が過ぎ、春が来たら自然は何もなかったように多くの植物を芽生えさせ、花を咲かせていく事と 思う。
その時に今日の記録が生きるようしっかり書き留めておこう。
中央観察路の突き当り、南観察路の中央付近です。

(蛇足)右の写真の観察路の水の先辺りでマムシに遭遇しました。
E区の囲いに絡まった流入した枯草 色々な流入物をぶら下げたアカメヤナギ
E区の入り口付近の囲いに絡まった枯草 色々な流入物をぶら下げたアカメヤナギ

霜降(そうこう): 暦の上では秋の最後の節気で霜降が過ぎると初冬という。今年は世界遺産の白川郷に居 て西洋人の多さにビックリでした。前回は見物客も少なく韓国人が多かった気がします。2019年11月5日作成