二十四節気の大寒に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
なんとサクラソウの芽生えが見られました
2020年1月20日(月)
2020年(令和2年)1月20日の大寒は日本晴れでほとんど風も無く暖かい一日だった。13時頃の復路では汗ばむほどだった。
中止になった15日の草焼きは22日実施に向けて、柵近くの幅2〜3mの延焼防止帯を刈り取ったオギは燃えやすいように井桁に積
み上げられ、完全なスタンバイ状態だった。
帰ろうとしていたら声を掛けられた。なんと青木実さんだ。もう今年で94歳にはなる筈だが相変わらずお元気だ。
「サクラソウの芽生えを見たかい?」聞かれてビックリ中央観察路に戻って観察した。
例年立春頃の芽生えなので気にもしなかったが、確かにサクラソウの芽生えだった。勿論ノウルシもあった。
大分ではウグイスの初鳴きが聞かれたとも報道されていたが、昨年より25日早かったという。
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芽生えの時は赤い事が多いノウルシ |
キンミズヒキはバラ科の多年草 |
雨で延期された22日の草焼きは、曇天で夕方には雨になるとの予報の寒い一日だった。
落葉が少なく茎ばかりの所は燃え広がるか心配していた業者さんだったがやはり心配通り、あまり燃え広がらなかった。
さくらそう水門を望み、特別天然記念物指定石碑のあるB区の草焼き風景
9時13分にまずE区から着火した。ここはオギなどが少ないので積み上げた枯れ草は点々と孤島状態なのでナカナカ燃え広がるのは
大変だった。
燃え残しは業者さん任せで取敢えずすべての区域の草焼きを終了させた。まだトイレも水もない中で我々ボランティアの体調を気遣
って12時半前には第2自生地の草焼きも終了させて解散になった。
毎年桜草公園で一番に花をつけるオオシマザクラが、たった一輪それこそ一輪だけ花を咲かせていた。
帰ろうとして自転車に戻ってビックリ!!
横堤のノリ面に倒した自転車の前カゴにショルダーバッグを入れたままにしておいた。今日は桜草公園がまだ
立入禁止で一般の人は入れない筈なので自転車も鍵は掛けなかった。
カゴにバッグがない。見回すと近くに落ちていたが、サイドポケットの中身の薬などが散乱していた。
始めは何が起こったのか分からなかったが、結局何か金ものものが無いかアチコチ探したらしい。サイドポケットにも何もなかった
のでそのままにしたのだろう。
いくら入園が限られていたとは言え、ガードマンは口頭で誰何するだけで誰でもほとんどフリーでは入れたのだろう。金目のものは
何も入れてなかったので被害が無くてよかった。それにしてもまだ買って間もないマウンテンバイクを持って行かれなくてよかった。
大寒(だいかん): 小寒のレポートで懸念していた新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎は猛威を振るい日本でも患者が毎日増え始めた。
現在ニワトリは季節に関係なく卵を産むようだが、大寒の日に生み落とされた卵は滋養があり強運をもたらすと言われる。 2020年2月1日作成