二十四節気の雨水に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
アマナさん、なぜサクラソウの中から伸び出すの
2020年2月19日(水)
2020年2月19日の雨水は朝から青空が広がったが、冷たい風が強かった。
桜草公園は相変わらず立入禁止のままだ。15日には立入禁止が厳しいという秋ヶ瀬公園に行ってみた。
遊歩道の中央付近は乾いた堆積土が白く続き、周辺程乾ききった落葉が厚く積もって森閑としていた。
来る途中の歩道に松ぼっくりが多く落ちていた。見上げると松の木ばかりだった。冠水後、サクラソウ自生地に松ぼっくりが
多い謎がようやく解けた。
サクラソウの生長はあまり感じず、アマナやノウルシ、ノカンゾウの生長の早さだけが感じられた。補完地のサクラソウは芽生
えがチラホラ見られる程度だった。
サクラソウの芽生えは数もあまり増えているような気がしなかった。比較的大きな株の中からアマナが伸び出していたが何故こ
んな所から?と不思議だった。
他に芽生えているアマナはまだ片方の葉だけが伸びているが左の写真のアマナは双葉の間から花茎まで立てているように見える。
早く咲いてサクラソウの咲くまでには散ってしまおうとの気使いなのか、はたまた他のオギなどの芽生えなのだろうか
桜区役所を訪ねるといつもの桜草花壇の両上に100周年の小旗が取り付けてあった。
嬉しくなって周囲を見渡すと中央付近には大きな幟旗までたっていた。
左の100周年の小旗は中央の階段の上にもひもを渡して何枚も飾ってあった。
県の花、市の花そして桜区の花なので当然と言えば当然だが、100周年のお祝いムードは嬉しかった。
補完地は結構サクラソウが多く芽生えているのではと期待していたが意外にほんのチラホラだった。先の方の越水堤は工事が始ま
ったようで黒いビニールシートが掛けられ、工事用の重機も見られた。
13日からのさいたまの生きmono展は24日まで桜環境センターの1階に展示されている。いいねシールが用意されているのでご覧に
なった方は是非貼って欲しい。
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補完地はまだ冬の装いのままです |
桜環境センターの生きmono展は24日まで |
雨水(うすい): 2月20日発表の第3回さくら開花予想は東京は3月15日、満開は3月23日だった。ちなみに前年2019年の開花は3月21日で
平年より5日早く、満開は3月27日で平年より7日早かった事と比較すると今年は記録的な早さとなりそうだ。 2020年2月22日作成