二十四節気の立秋に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
第2次指定地のトウネズミモチなども伐採されました
2020年8月7日(金)
2020年8月7日の立秋の関東は灼熱地獄、気温が37℃まで上がったようだ。
今年の梅雨明けは8月1日だった。8月にずれ込んだのは2007年以来13年振りで、平年に比べ11日、昨年に比べて8日遅かっ
たという。
中央付近を中心にシロバナサクラタデが多くの花穂をたわませていた。
キンミズヒキが全域でみられる。コバギボウシがアチコチで花を咲かせているが、観察路側に花を向けているのは少ない。
センニンソウも白い塊を作り始めているが、観察路はオギなどを自然のままにしているので柵に絡めないのがいつもと違う。
右は南観察路の一部。このように自然を大切にして、犬の散歩などは自然に阻まれる。
キクイモ、コカモメヅルの小さな花も見られるようになった。
ビッグニュースは第2次指定地の公園との境の植栽樹のトウネズミモチ、トベラ、マルバシャリンバイ、レンギョウなど
が櫻を遺してきれいに伐採されていた。
今まで芝生公園からはほとんど見えなかった第2次指定地が明るくなり、キンミズヒキの群生が見られた。
少し下の方にはヤブランも見られた。
ヤブラン属の果実は刮ハだが花被は成熟する前に落ち、種子がむき出しになって果実のように見えるのが特徴(野に咲
く花)。
帰りは駐車場の横堤側を通り、ノリ面を見ながら行くとジャコウアゲハのメスが飛んでいた。
自転車から降りて見ていたがノリ面を低く飛んで止まるようでなかなか止まらない。産卵でウマノスズクサを探しているよ
うだが、どれも小さくてナカナカいい所が見つからないようだ。しばらくいたがラチが明かないので帰ってきてしまった。
こうゆう事もどうしたらいいのか、河川事務所と除草についての話し合いの機会をもってしっかり対処していくようにすべ
きだろう。
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症の挟み撃ちだ。 2020年9月4日作成