二十四節気の白露に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
第2次指定地にヌスビトハギが見られました
2020年9月7日(月)
台風10号がかって経験したことが無い強さで南大東島から南九州そして西九州に襲来との事でこの2〜3日はその報道で
あふれ返っていた。
関東もその余波で朝にはスコールのような強い雨が降って日中にもスコールがあった。この頃のにわか雨はかってのに
わか雨ではなく完全な南国のスコールだ。
同じ苞から伸び出しているツユクサが見られた。上の花は雌しべのない雄花、下は雌しべもある両性花だ。
ツル植物の独壇場だった倒伏地にアキノノゲシが大きく伸び出して全体的にも植物が立ち上がって丈のある草原のイメージだ。
自生地ではツルマメやヤブツルアズキが見られるようになり、ツルフジバカマ、フジバカの花も咲き始めた。
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ヤブツルアズキ |
ツルマメ |
第2次指定地にはヌスビトハギが見られた。このところ外来種のアレチヌスビトハギばかりがはびこって在来のヌスビトハギが
ほとんど見られなくなっている中で嬉しい事だ。でも眼鏡のようなくびれの深い2つの節果が付かないと殆ど見分けがつかない。
上はやはり第2次指定地に群生するタイアザミ。タイアザミはナンブアザミの変種で別名トネアザミ。関東地方の山野にごく普通
に生えるという。
ハマウツボ科のナンバンギセルが2〜3見られた。ススキ、トウモロコシに寄生する腐生植物だが今年はあまり見られない。
役員の改選についてが送られてきた。
最初からクローズされた再任の可否だけを問う葉書選挙だった。
そして本来は会長一人の選挙にすべきを5人を巻き込んでいた。多くなれば受ける方の常として「何も反対しなくても」との感情が醸成さ
れる。明らかにそれを狙った「まやかし選挙」だった。
第2はサクラソウの為、自生地のために何をやりたいのか一番肝心な事が全く無い。AKB48の人気投票ではあるまいし何を実行したいとの目
的が無くてただ賛否を問うている。前回の副会長から会長に居直った時にも「あなた会長になって何をやりたいんだ?」との問いかけに「この会は特殊なんだ」
とか訳のわからない事を言って会長に居直った。今回も又同じ手法だ
最後にその他として、「守る会の名称で書籍を作成された会員の方がいらっしゃるようですが」とまるで今初めて知ったような文章があっ
たが、当初から正々堂々皆さんの意志をお伺いしているのは周知の事実だ。その時は知らぬ顔の半兵衛を決め込みながら、今になって騒ぐのは何の意図があるの
か不思議でならない。
白露(はくろ):白露の今日9月7日「さらなる100年に向かって」を校了。16日配本だ。関東図書からの帰り道は何か脱力感を感じておかしな
気分だった。古橋相手に角突き合わせるのは馬鹿らしいとの気持ちにもなった。 2020年10月3日作成