二十四節気の立春に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

メスのジョウビタキが今年も来て挨拶に来ました

2021年2月3日(水)

124年振りの3日の立春は雲一つない日本晴れで明け、午前中は風も無く、まさに春立つ暖かな陽気だった。
富士山
いつも自生地を俯瞰する定点の正面には富士山が遠望できた。電線に30数羽の小鳥が止まっているがムクドリだったのだろうか。
自生地は相変わらず褐色の世界で、先客がB区の観察路寄りで地面をのぞき込んでいた。開口一番「サクラソウは全く見られないネ」元気 な声はレジェンドの青木実さんだ。昨年は暖かかくて大寒にサクラソウの芽生えが見られたが、今年は全く違う。ノウルシの芽も生長をストップしているという。
ノビル
それでも褐色の世界をよく見て行くとノビルがアチコチで伸び出している。右の方に小さなサーベルを思わせるアマナの芽生えも見られる。
いつも公園寄りのB区に見られるフキノトウを探してみたがどう探しても無かった。

ジョウビタキ♀
E区とA区の鴨川側を縄張りにしているメスのジョウビタキが今日はどんどん近づいて来た。人をあまり恐れないのが特徴の小鳥だが嬉し かった。この鳥はもう3〜4年は来ている冬鳥だ。メスなので派手さは無いが翼に白斑があり、尾の両サイドと腰が赤褐色なのはオスメス共通だ。
でもオスは頭が銀白色で顔から喉と背が黒色なので見た目が鮮やかで印象深い。オスだったら尚よかったのになどと書いたらジェンダー にもとるとオリンピック委員会に怒られるだろうか。
ツグミ
ツグミは冬鳥の代表。白い眉斑と胸のまだら模様が特徴だが変化が多いという。
ジョウビタキ(尉鶲)はツグミ科の冬鳥。田畑や林縁など開けた所を好み、人家の庭先などにもよく姿を現す。秋冬には雌雄とも一羽で 縄張りを持ちお辞儀をするような仕草をしながら縄張り宣言をする。(野鳥観察図鑑)

褐色の世界のあちこちに少しづつ緑色が増えてきたがキンミズヒキの芽生えも見られる。結構太い木化したような根が見えるのもあり多 年草の強さが見られる。
キンミズヒキシの芽生え
補完地
補完地は相変わらず流入堤の復旧工事で前の湖岸道路は月末まで立入禁止だ。でも遠望してみると萱の刈り取りは終わっているようだった。

立春(りっしゅん):立春が2月3日と一日早くなったのは124年振りというがこれからは少しづつ間隔が短くなるようだ。4日でなかったのは 37年振りというから1984年(昭和59年)は2月5日が立春だった。 2021年2月13日作成