二十四節気の雨水に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

第2次指定地のハンノキにマヒワが来ていました

2021年2月18日(木)

2021年2月18日の雨水は旧の七草。青空が広がり風もほとんど無く穏やかな日和だった。
フキ
自生地は幾分緑色に感じる部分が見られるようになった。15日の荒天は久し振りの雨らしい雨でまさに干天の慈雨だった。乾ききった自生 地も潤い、草たちの生長を促したようだ。
うっすら緑色も見える
左は芽を出し始めたフキ(蕗)。キク科の多年草で雌雄異株。早春の花茎をフキノトウと言い少し苦みのある味が早春の味わいを感じさせる山菜。
サクラソウやアマナ
ノカンゾウの群生が多く見られ、ノウルシは緑の葉を広げ始めたのもあり、ノウルシ、ノカンゾウ、アマナ、キンミズヒキ、ノカラマツ そして我らがサクラソウの芽生えも13日に確認できた。
サクラソウの芽生えはアマナやノカンゾウと一緒にずいぶん増えてきたが、もう他に後れを取っている。小さいのはサクラソウの宿命なの だから仕方ないがとにかく負けないように頑張って欲しい。
ノカンゾウ
ハンノキはもう花粉を飛ばし始めていたが、第2次指定地のハンノキにはマヒワが来ていた。植物食のマヒワはハンノキの小さな実から器 用に種子を取り出して食べる。
マヒワ
ハンノキの雄花序が花粉で黄色く見える。
ハンノキ
マヒワ(真鶸)はスズメ目アトリ科カワラヒワ属に分類される冬鳥。全長12.5pスズメより小さい。繁殖期以外は群れを 作る。食性は植物食で種子や芽などを食べる。
マヒワ アマナ
雌雄とも全体に明るい黄色と灰黄色 雄は頭上と喉が黒色、雌は頭上が緑黄色
マヒワのひわは鳥に弱と書き、部首は鳥。これは昔から愛玩用によく飼育されていたが飼育するとすぐに死ぬので弱い鳥として鶸の字を 当てたという。但し現在では小鳥を飼育するのは禁止されている。
ちなみに鶸色とは鶸の翅の色に因んだ黄色味の強い明るい萌黄色の事。

雨水(うすい):雨水が旧七草だったが、今年は旧正月が一週間前の2月11日だった。いつもなら中国人の大移動が伝えられ、中華街は賑わ うが今年はコロナ禍のため、あまり騒がれなかった。 2021年2月26日作成