二十四節気の芒種に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

ノカラマツが花ならぬ花を咲かせています

2022年6月6日(月)

2022年6月6日の芒種は朝から雨、11時頃に関東甲信が梅雨入りしたとの発表があった。
雨で1日遅らせた7日の桜草公園は周囲の全ての堤防がきれいに除草されていた。いつも横堤部分が残されたり逆だったりす るので一度にこれだけきれいになるのは初めてだ。
シロスジヒゲナガハナバチ
横堤
正門に向かって左がさいたま東村山線の堤防、右が駐車場との段差の堤防で今まで別の時期に除草されていた。
上は 先の横堤と手前の道路部分が別時期だった。

この日も雲が多い気温の上がらない天候で、常に降るともなく小雨が舞っていた。
ノカラマツ
自生地は全域でノカラマツが花盛り、オギの葉が茂って時折まだ心もとないウグイスの声が聞こえていた。オカトラノオ属 の曲線を描いた白い花穂もアチコチで見られ、あまりウエルカムではないヤブジラミの白い花も多く見られた。
オカトラノオ属
去年より生長がおそいようでノジトラノオにしては花穂が細いようだ。
シオデがアスパラのような穂先を伸ばし、鴨川側ではクサフジ、マユミの果実も見られ、大きなオオスズメバチがしつこく 迫ってきた。普通向かってきても後ろに下がれば1〜2回で済むのに執拗でこんなのは珍しい。女王が巣でも作り始めているのだろうか。
シオデ ヤブジラミ
山アスパラと言われるシオデ 招かれざる客のヤブジラミ
ジャコウアゲハ幼虫 キゴシハナアブ
ジャコウアゲハ幼虫。蛹はお菊虫 キゴシハナアブ(黄腰花虻)

机に俯せになって腕を枕に熟睡して目覚めたら手首に力が入らなかった。腕の神経を痛めてしまったようで右手が使えず不 自由な事この上ない。今回は写真を撮るのもままならず、パソコンも左手だけで打っている。

芒種(ぼうしゅ):旧暦では4月末から5月上旬、新暦では6月8日ごろにあたる。イネやムギなどの芒(のぎ)のある作物の種を 播(ま)く時節。昔の田植の時期はこの頃だったが、現在は1ケ月早まっている。 2022年6月15日作成