二十四節気の夏至に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
夏至の自生地でナナフシに初めて出会いました
2022年6月21日(火)
2022年の夏至のさいたま市の最高気温は30℃だったが、空は終日どんよりした雲に覆われていた。
過去10年で夏至の東京で一日晴れたのは2011年だけで後は2010年と2014年の4時間が最高。とにかく夏至には太陽が出る事
は少ないようだ。
今年は芒種に梅雨入りしたものの6月27日には明けて1951年に統計開始以来最も早く、最も短い21日間で梅雨明けし、その
後は記録的な猛暑が続いている。
自生地全域で見られたのはオカトラノオ属。
一番多く見られる交雑種のイヌヌマトラノオの一つにモンシロチョウがきて、同じ花穂を花の位置をを変えながら長い間吸
蜜していた。余程その花穂の味が気に入ったのだろうか。
今回は特にノジトラノオが多く見られ、これも2019年以来の冠水効果の気がする。以前は何とか見つけようとしたが、今は
D区とE区の一部に普通に見られる。
E区沿いの桜の木に突如何かが降ってきた。見るとカマキリになりそこないだ。ナナフシらしい。体長7〜10pの棒状の虫。
タケの枝に似るので、漢字表記は竹節虫とあり、害は無いようだ。
ノカラマツはそろそろ果実の季節に入ったようだが相変わらず全域で繁茂している。
ノカンゾウは比較的広く、クララ、ハンゲショウ、トモエソウの花たちも一部で見られた。
オニユリの蕾や、バアソブのつぼみ、シオデの蔓先も目についた。
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夏至から11日目の半夏生の頃に咲くからとも言う |
漢字では眩草、根を噛むとくらくらするほど苦い |
机に俯せになって腕を枕に熟睡して目覚めたら手首に力が入らなかった。もう一ヶ月になるが右手が使えず不
自由な事この上ない。左手では食事をするのもままならず、まして字を書くなどとても無理だ。
夏至(げし):夏至が梅雨の真っただ中なのを今さらながらに気付いた。2008年からの夏至のレポートをみても晴なのは昨年
と2011年だけだ。今年は梅雨が記録的早さで明けたと思ったら記録的な猛暑が一週間も続いている。 2022年7月2日作成