二十四節気の霜降に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

レモンの香り漂いユウガギクが咲くサクラソウ自生地

2022年10月23日(日)

2022年10月23日の霜降は前日を除いて3日続きの好天で最高気温は25℃まで上がった。秋晴れの日曜日とあって10時半 頃にはもう駐車場は超満員だった。
さいたま東村山線堤防
さいたま東村山線の堤防。 セイタカアワダチソウススキコセンダングサが繁茂している
横堤との区切り
今日は除草してあると思ったのに前回のままでますますセイタカアワダチソウが繁茂していた。
ここは管轄が国(荒川上流河川事務所)、県、市の3者が入り組んでいる。そしてさいたま東村山線の管理はさいたま 市が政令都市になって県から管理を委譲された経緯もあって非常に複雑だ。
以前にも河川事務所には話をしたが、とにかく何処がどうなっているのかは口頭では説明しきれず、曖昧のままに終 わらせてしまっていた。
今回こそはと思い写真を添えた文書を作って河川事務所の西浦和所長を訪ねた。
生憎外出中だったがいらした方に説明して、文書を置いて来たら、夕方に所長から電話があった。
やはり現場に通じている方で道路の堤防は道路管理者の担当と明快だった。
いつも堤防の途中から除草する部分、しない所をハッキリと一線を画しているのが不思議だった。
サクラソウ自生地の中央観察路入口の後ろ辺りで、堤防の天端の道路は秋ヶ瀬橋に入り、堤防は土合第一横堤に繋が っている。
ここで管理者が変わっていたのだ。道路の堤防は終わり、河川事務所の管轄の横堤に変わっていた。
ようやくわかったがさいたま市の管轄となると部署を特定するのが大変と思った。考えて交換手に全てお任せして繋 いでもらったら何と桜区役所の「くらし応援室」だった。
ユウガギク
観察路を入るとユウガギクが全域で白い花を咲かせていて、どう撮ったらいいのか色々工夫をしたつもりだったが、 ナカナカ思うようないい写真が無くて残念だった。
レモンエゴマ
レモンエゴマはトラノオジソにも似て、全体にレモンの香りがするのでレモンエゴマと牧野博士が名づけたようだ。
ノコンギク
第2次指定地ではノコンギクが盛りだった。でも何となく群生は小さくなっているような感じだった。
コメナモミ

サクラタデ
キタテハ
フジバカマはB区の公園側で多くの株が花を咲かせ、クマリンの香りを漂わせているが、大きい図体を持て余して倒れ 込んでいるのも多く見られる。

霜降(そうこう): 霜降は気温が上がり暖かい日だったが、翌日、翌々日は霜降とまではいかなかったが気温が低く なり、石油ストーブを点けた。二十四節気の第18.旧暦の九月内という 2022年11月16日作成