二十四節気の冬至に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

クラウドファンディングは目標の150%を突破!!

2022年12月22日(木)

ヨシの隙間からB区
2022年12月22日の冬至は昨夜来の雨が11時頃まで降り続き、午後には一時青空も覗いたが、またどんよりした冬空になった。
予報では午後からは晴れ間も覗くようで気温も昨日よりは上がったが、もう一つすっきりしない。

文化財保護課の「田島ヶ原サクラソウ自生地」を再生させるためのガバメントクラウドファンディングは12月22日現在 36人の方のご支援を頂いて153万2,000円で目標を突破している。前回150万を期待値にしたが、なんと現実で突破したのは嬉しい。でもいくら上乗せし てもすべてサクラソウ自生地に還元されるのでどんどん上積みしましょう。
田島ヶ原サクラソウ自生地のページ
令和4年10月3日のさいたま市の記者発表
ガバメントクラウドファンディングは実質2,000円の支出で3〜4万円の支援協力ができる制度。
収入と家族構成によって金額が左右されるので早見表で自身の寄付金額の上限を調べて頂きたい。
サクラソウ自生地の現状を憂うる方、サクラソウを愛する人には具体的に協力をいただける制度と思うので、是非お 調べ頂いてサクラソウ自生地を応援して頂きたいと思います。あと10日、目標200%を目指して頑張りましょう。

サクラソウ自生地の周囲の堤防は除草が終わって新年の準備が完了のようだ。でも、毎年の事で古タイヤの不法投棄が あり、今年は量も増えている。何とかこれはストップさせねばなるまい。
サクラソウ自生地は内側のオギやヨシは刈られて、見通しが良くなっている。すべて枯野の世界でつる植物などの枯れた 黒く見える部分も多くある。こうゆう所の火入れの影響はどうなのか、サクラソウにとってもあまりいい環境ではなさそうだ。
レモンエゴマ 電気みたいな露
トベラの種子が見える 雨滴が電球のように見えます
A区
今年はあまり見られなかったアキノノゲシの冠毛を飛ばし終わった花のような総苞が見られました。
アキノノゲシ

クヌギ
一時は観察路に降り積もっていたクヌギの落葉も少なくなった。今年はドングリがほとんど見られなかったが、少ない年にあた っていたのだろう。
観察路の水溜まりは左の写真の中央観察路の真中辺りで少し見られただけで、他にはほとんどなかった。

冬至(とうじ):冬至といえば、かぼちゃとゆず湯! 柚子を入れたお風呂に入るのは風邪をひかないため、かぼちゃが冬至の日の 食べ物なのは運盛りの語呂合せといい、この日を境に太陽が勢いを増す一陽来復の日と同じ意味のようだ。 2022年12月22日作成