二十四節気の白露に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
自生地はセンニンソウが花盛りでツユクサの3連花も
2023年9月8日(金)
2023年の白露の9月8日は台風13号の来襲で荒天の予報だったので前日の7日に自生地に行ってきた。
バス停付近から俯瞰したサクラソウ自生地。右上に小さくうっすらと富士山が見える
開かずの正門から下りてくるとA区から伸び出していた多くのメドハギが花を咲かせていた。
センニンソウの白いカーテンやお城のような塊が久しぶりで全域で見られた。キンポウゲ科の花には花弁が無く白いのは萼だが4枚が普通、やっと5枚を見つけて真ん中下に入れてみた。
自生地内では
センニンソウ、
ツユクサが全域で見られ、
ママコノシリヌグイも広く見られた。
キクイモやメハジキは鴨川側で、シロバナサクラタデ、イノコズチ、キンミズヒキ、ユウガギクなどの花もあった。
ツユクサは自生地の中央付近のA区に群生していた。それらのツユクサを見ながら2連花を探してみると2〜3あったが、なんと3連花があった。3連花は初めてだったので大いに興奮した。
間違いなく一つの苞から出ている3連花だ(上図写真)
7日は13時30分から桜エコ・フェスタ2023(11月12日実施)の第一回実行委員会だった。
今年は「荒川第2・3調節池が地元さいたま市にもたらすメリットは?」のタイトルで調節池が地元さいたま市民にどのようなメリットをもたらすのかを展示する予定だ。
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コノシメトンボ |
日本で一番小さいハッチョウトンボ |
正確な展示ができるよう今日は会議終了後に工事事務所を訪ね「荒川第2・3調節池工事に関するお尋ねとお願い」の文書をお渡ししてきた。2021年11月に同じような文書をお出しした事があるが、「ご希望はお聞きしました」的な事でかたずけられてしまった。
今回は池内水路の工法について自然保護に則った形で施工して欲しいとのお願いをしてあるので具体的な回答を頂けると思う。
キンミズヒキは花が終わると赤く変色するようだ。
その後白花ヘクソカズラの健在ぶりを見てきた。これはやはりアルビノなのだろう。普通のヘクソカズラより生命力は弱そうだ。
白露(はくろ):2023年の白露には台風13号が東海または関東に上陸するとの予報だったが上陸前に熱帯低気圧に変わった。日本の近くまで来て熱帯低気圧に変わったのは初めてな気がする。でも元々が雨台風で早くから各地に大雨を降らせて被害を発生させた。 2023年9月11日作成