二十四節気の寒露に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
今年はヤブマメの当たり年のようです
2023年10月8日(日)
今年は
ヤブマメの当たり年のようで全域で見られた。珍しいツル植物ではないが自生地ではいつも同じツル植物の
ツルマメ、
ヤブツルアズキに比べて一番少ない。
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花は長さd1.5〜2cmの蝶形花のヤブマメ |
葉は広卵形で三出複葉のヤブマメ |
ヤブマメ(薮豆)はマメ科の一年草で、蔓性植物。ギンマメ(銀豆)、アハ豆(アイヌ語: アハ / aha)とも呼ばれる。アイヌは地下の果実をaha(アハ)と呼び、食用にしていた
地上花に加え、地下にも閉鎖花をつけて結実する。
バス停近くから俯瞰したサクラソウ自生地はオギの白い穂に覆われている部分が多くなった。堤防は背の高いセイバンモロコシが跋扈し始めていて自生地を撮るのにも邪魔になった。
セイバンモロコシの穂はまだ若いので小さいしきれいだ
この日は日曜日の事もあって観察路で4〜5組の家族連れと出会ったが皆観察路際のユウガギクを鑑賞しながらアチコチ視線を巡らせていた。
ユウガギクにはキゴシハナアブや小さなツマグロキンバエが来ていました
第2次指定地のノコンギクはまだ花は見られず蕾ばかりでした。葉が薄汚れた感じですがノコンギクでは結構見られる現象のようだ。
ゲンノショウコの花も見られ、大きな株だったが場所的には限られていてここ以外では見られなかった。
ツユクサも多く見られ、キンミズヒキも相変わらず黄色い花がよく目立ち、全域で見られる。シロバナサクラタデも地味だが多く、サクラタデの花が一部で見られるようになった。
フジバカマがB区をはみ出す勢いで満艦飾に花をつけていた。B区公園側の立木を伐採した後の除草がされていないのでコセンダングサや種々の雑草が伸び放題だ。
秋分の白花ヘクソカズラの写真だが無くなってしまったのは本当に残念。遺影として残しておく。
寒露(かんろ):10月に入っても比較的暖かい日が続き、まだ露が冷たくなったとの実感はない。但し日が短くなり、日没が早くなったのには驚くばかりだ。 2023年10月29日作成