二十四節気の霜降に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

サクラタデが花を咲かせシロバナサクラタデも

2023年10月24日(火)

ユウガギクが全域で見られたがまだ7〜8分咲きで満開とまではいかなかった。第2次指定地のノコンギクはかなり群生が小さくなった感じだった。
この日は第1調節池の越流堤に行ってみるつもりだった。
ゴルフ練習場の所から囲繞堤に上がるとすぐに通行止めになっていた。秋ヶ瀬取り水堰があって万が一のことがあると埼玉、東京の飲み水にも影響ががあるので仕方がないとも思う。
でも第2・3調節池は市民が楽しめる河川敷にすべきだ。「河川敷は人々の憩いの場であり同時に河川環境の保全が強く望まれています。」と中部地方整備局のH.Pにも書かれている。さいたま市の河川敷はさいたま市民の憩いの場所で、立入禁止区域は必要ない。と強く思わせられた。
越流堤
スケール
左は越流堤を下流側から見た景色。手前と先にスケールが表示されている。でも何メートル低くなっているのかは分からない。この日のレポートは6メートル低くなっているように書いてあるがそんなに低くなっているとは思えない。いずれも2012年1月27日撮影

中央辺りから鴨川方面の北観察路にははサクラタデやシロバナサクラタデが見られ、レモンエゴマ、コメナモミなどもあり、タカアザミの蕾も見られた。
 
レモンエゴマ コメナモミ シロバナサクラタデ
シソ科のレモンエゴマ キク科のコメナモミタデ科のシロバナサクラタデ
絶好の秋日和とあってチョウたちも吸蜜に大忙しで飛び回っていた。
キタテハ

ツマグロヒョウモン

モンシロチョウ
上は左から秋の代表的なチョウの キタテハ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ
アカタテハ ホシホウジャク
左はアカタテハ、右はノハラアザミをホバリングしながら吸蜜するホシホウジャク

ヒメアカタテハ
トノサマバッタ
暖かい秋の日差しの中、囲繞堤の天端で休息するヒメアカタテハ。近づいてもほとんど逃げようとしませんでした。一方のトノサマバッタは子作りで忙しく近づいても離れようともしませんでした。オンブバッタではありません。
体長は35-65mmの大型のバッタで、オスよりメスの方が大きい。前翅には茶色と白色のまだら模様があり、後翅はクルマバッタやクルマバッタモドキなどとは違って模様が無い。個体によって色に差があり、緑色型と褐色型の2つのタイプがある(ウィキペディア)
ユウガギク
サクラタデ
この日の主役だったユウガギクとサクラタデ。真打は最後に登場だ。

霜降(そうこう):11月に入ってもまだ夏日が続くこの頃でとても霜が降るなどの感じはない。衣替えで久しぶりに目にするブルゾンも何となく他人事だ。  2023年11月3日作成