二十四節気の小満に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

堤防のクララが大繁殖、ナア〜にもない会も大変身するかも

2024年5月20日(月)

小満の5月20日は午前中小雨模様だったので、自生地には翌21日に行ったが晴天で全身汗まみれになってしまった。
この日の目的は正門から左手の自生地に下っていく堤防のクララだった。かなり増えているとは思ったが、思った以上でノリ面の占有率は一番高いようだった。
堤防のクララ
反対側の41号線の堤防は除草されていたが、鴨川側はまだ草刈り前でラッキーだった
クララ
現在は長野県の安曇野辺りにしか生息しないと言われているオオルリシジミの食草だ。万が一にもオオルリシジミが居たら大発見とばかりに今日は張り切ってきた。
クララ花
残念ながらオオルリシジミは影さえも見えず、モンシロチョウ、モンキチョウがたまに飛来し、クマバチの訪花が多かった。花らしくない花ながら蜜は多いのだろう。
自生地のD区とE区の間の鴨川寄りのクララはまだやっと蕾をつけている状況だった。

コウゾリナ
5月7日の活動報告会の終了時自分でもどうしてなのか判らないが、古橋に駆け寄って握手をしながら「頑張って下さい」と言っていた。
自然に出てしまった動きだったのでどうにも説明がつかない。
セッカニワゼキショウ
5月20日に役員の任期切れの再選の通知が来た。
上は堤防に多いコウゾリナ。漢字表記は剃刀菜または顔剃菜。全体に先が2つに分かれて鈎状になった剛毛がある。
この日見た桜草公園のニワゼキショウが全てセッカニワゼキショウに変わっていた。つい3〜4年前初めて見たような気がするが、繁殖力と駆逐力にはビックリだ。
相変わらず新規参入をシャッタアウトするメンバー決め打ちの信任投票だった。
ボケていても権力欲だけはあると感心した。
シロスジヒゲナガ
でも、よく見ると会長候補の名前が違う。そして今までは一括だったのが、個々人の信任投票になっている。
小林昌彦 Who?
どこかで見た名前だ。・・・・・・ようやく思い出した。
新任の文化財保護課長だ。財政課にサクラソウ再生の為のガバメントクラウドファンディングの資金の使い方がおかしいとクレームした時に帰りに寄って一度お会いしていた。
でも、課長がどうして?
繁殖力の強烈なナヨクサフジが鴨川べりのブッシュに絡んでいた。シロスジが吸蜜に来ていたがナヨクサフジだけは自生地には絶対に入れたらダメだ。
聞くところによると会にも入会して会議の時は休みをとって参加するという。
古橋をおろすには恐らく「自分がやるから」というしかなかったのだろう。
権力の修羅場を潜り抜けてきた古橋は今回も会長に収まりたくて、またまた信任投票を画策したのだろう。ボケの執念をかわす方法は「自分が会長になるから」という他なかったに違いない。
間違いなくそうだ。そうだとしたら全力で応援しなければなるまい。

小満(しょうまん): 小満は「草木が周囲に茂り、満ち始める」の意といい、唯一大がない節気だ。あまり望み過ぎてはいけないとの中国伝統文化の知恵という。 2024年6月20日作成