二十四節気の処暑に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
ガガイモの花が多くなりギンツバメが多く見られます
2024年8月22日(火)
処暑の22日は10時に荒川調節池事務所をお訪ねした。
今回は課長と係長お二人に親切な対応を頂いた。
調節池工事は樹木の伐採が多く特にメタセコイヤの並木を跡形もなく伐採してしまったのはどうゆう事なのかとの質問を文書でお届けしておいた回答だった。
毎年メタセコイヤの紅葉は愉しみだった。 2022年11月27日撮影
簡単に言うとメタセコイア並木の所に越流堤を建設せねばならないのでメタセコイヤは伐採せざるを得なかったという話だった。
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荒川第1調節池の越流堤の天端(上面)と天端までの距離計? 2012年1月27日撮影 |
去年の10月24日に思い立って第1調節池の越流堤に行ってみた。
以前よりはるかに立入禁止区域が広くなって、ゴルフ練習場の所から囲繞堤に上がるとすぐに立入禁止の文字が立ちはだかった。
近くに秋ヶ瀬取水堰がある関係である程度仕方がないと思うが、チョット立入禁止区域が広すぎる。たしか2012年以前は越流堤にも入れたような気もする。
今回の第2調節池の越流堤予定地は西遊馬運動公園の近くだ。
安全管理をしっかりして立入禁止区域など設けなくていい越流堤にして欲しい。地元民に配慮した環境にやさしい越流堤建設をお願いしたい。
サクラソウ自生地では中央観察路をオギをかき分けて入るとすぐにガガイモの真っ白い花が目にとまった。
自生地にガガイモが多くなりガガイモを食草にするツバメガ科のギンツバメが多くなり今日は全域で見られた。
特徴的な実を付けるガガイモは一般的には少なくなって、ギンツバメも少なくなっているようだがサクラソウ自生地はさすが自然の宝庫でキョウチクトウ科になった頃から目につくようになった。
京都では「ガガイモを寄主とし、河川敷を含め平野から山地にかけての良好な草地環境の指標となる」として要注目種に指定
タテハチョウ科のコミスジは相変わらず鴨川側で多く見られる。よく似たミスジチョウとは3本の白い線の内、一番前の線がコミスジでは2つに切れているが、ミスジチョウでは先の方で切れない。
幼虫の植樹は、ハリエンジュ、フジ、クズなどのマメ科植物という。鴨川べりではクズに付いているのだろうか。
コバギボウシも一時ほどではないが見られ、メハジキも大きな茎に花をつけていた。センニンソウも多くの花をつけ始め、ヘクソカズラも見られた。
処暑(しょしょ):処暑は二十四節気の第14。「処」はさまざまな意味を持つ漢字だが、この場合は「収まる」という意味で使われている。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。 2024年11月11日作成