二十四節気の立冬に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
朝から記録ずくめの2024年の立冬でした
2024年11月7日(晴)
2024年11月7日の立冬の朝は富士山で初冠雪を観測とのニュースが流れた。平年より一ヶ月あまり遅れで、130年前に統計を取り始めてから最も遅い観測となったという。
バス停付近からの富士山、11時30分撮影。初冠雪を観察できるはずもないが・・・
10日の桜エコフェスタの展示のテーマの頭文字をあかさたなと分かり易く「荒川・環境・桜草」に決めた。
語呂合わせを考えたら「アラ寒桜」とになったので今日はどうしても桜草公園の桜に花を見つけようと思った。
すぐ見つかると軽い気持ちで桜の木を見上げながらあちこち歩いたが、まったく花が咲いていなかった。ようやく見つけたのがこの3輪だ。まさに貴重な宝物だ。
上記と同じバス停付近からの自生地、相変わらずA区には
オギの穂波の川が流れている
この辺りはかなり前にはサクラソウが群生していた。でもこのように長くはなっていなかった。
色々な思いはあるが、この地帯のオギは穂もそのほかと比べて大きくて白い感じもする。
中央観察路に入ると左右からオギやヨシが覆いかぶさり進むのに大変だった。中央に来たら左右の景色も開けてユウガギクや
スズメウリも見られた。
川べりの通路ではカナムグラ、レモンエゴマの実なども見られたが、とにかく風が強くてダメ。コスズメの大きな幼虫がニガカシュウに絡んでいたが揺れてどうしても上手く撮れなかった。帰って知ったが、東京と近畿地方で木枯らし1号を観測したようだ。昨年より1週間早かったという。
木枯らし1号のお陰なのかツマグロヒョウモンも草むらでほとんど動かず、観察路の周囲のオギやヨシもなぎ倒され、何となく騒然とした雰囲気だった。
立冬(りっとう):朝は一カ月も記録的な遅さの富士山の初冠雪のニュースがあり、自生地では強風に悩まされたら、東京と近畿地方に一週間早い木枯らし一号が吹き荒れたというのを身をもって体験した。 11月21日作成