二十四節気の冬至に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
看板は表示内容に合った所に立てるのが当然です
2024年12月21日(晴)
冬至は1年間で太陽高度が最も低くなる日であり、北半球では1年間で日の出から日没までの日中が最も短くなるといわれるが、2024年12月21日は無風の暖かな日だった。
冬至は一陽来復ともいわれるが、まさに自分も復活の第一日目にするよう頑張ろう。
中央観察路の入り口に今年も「桜草公園駐車場使用制限のお知らせ」の看板が立っていた。B区の公園側にもあったが、この看板は桜草公園が駐車場の入り口なりに立てる看板の文言だ。
一見他を思いやる親切な看板にも見えるが立てる位置が違う。この看板は駐車場なり駐車場の正面なりに立てる看板だ。サクラソウ自生地に立てる看板ではない。草焼きをするのは文化財保護課だが駐車場を管理するのは桜草公園だ。
こうゆう責任の所在があいまいな看板を掲示するから、4月の一番混雑する日に「来た時にはもう手が付けられない状態だったので今日は駐車場の整理をしない」などと公園の係り員が公言するバカな事態が起こる。
自生地と公園の管理部署が違うなら違うなりの仕事、自分の仕事をしっかりしなければ迷惑するのは来場者だし、さいたまの市民だ。
鴨川側から公園方面を望む北観察路の入り口。右側のA区、左側のC区とも柵の近くは草焼きに備えて刈り込んであり、360度見晴らしが効いて久し振りに開放的な自生地だ。
この日唯一出会った生き物がE区の外側の斜面の木の根っこに居たにバッタくんだ。
ハンノキの雄花序は以前は下の方にも多くついていたが、毎年火にあぶられるのでもう天辺の方だけに鈴なりにつけている。これも樹木の生き残りの知恵なのだろう。
補完地に行ってみたがヨシやオギは立枯れたままだった。
前日の20日に土合小学校の花壇のプランターに西洋サクラソウを植えてきた。今まで結構派手で生命力も強そうなので何となく毛嫌いしてきた西洋サクラソウだが、同じサクラソウ科の仲間で日本サクラソウがまだ芽も出さない淋しい花壇を飾ってくれる仲間なのだから大切にし、少し勉強していこうと思って飾ってみた。
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西洋サクラソウ |
ジュリアン&マラコイデス |
30日には西洋サクラソウの説明文と草焼きのお知らせを掲示してきました。
21日に立ち寄った新開小では紅葉が鮮やかでした。
冬至(とうじ):一陽来復とも言われ、冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。 2015年1月11日作成