二十四節気の立春に見る田島ヶ原サクラソウ自生地
今年は立春が4年振りに2月3日でした
2025年2月3日(曇)
立春は国立天文台の観測によって「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」とされていますが、地球が太陽を1周する時間は365日ぴったりではなく、6時間弱長いので、毎年少しずつ地球の位置がずれていき、立春も2月5日になったり3日になったりするようです。
2021年以来4年振りでしたが、それ以前に立春の日が2月4日でなかったのは、1984年(昭和59年)の2月5日のことで37年も前のことで、2月3日が立春となった日は1897年(明治30年)で、実に124年振りだったようです。
正門から入って左下には広〜い大きな駐車場があり正門が機能すれば自生地も助かる事が多い
桜草公園の正門は前の交差点の信号の対応が難しいため「開かずの門」となっています。
お隣の昭和水門は老朽化した昭和樋門に代わり平成2年度(1990年度)に完成しました。鴨川の排水と洪水時に荒川からの逆流を防止し、大きな治水効果を発揮するといわれます。
このところまたモグラ塚が増えてきたと思ったが、今日は埼玉大学の荒木先生が生徒さんとモグラのサクラソウへの影響を調査されていた。東日本に多く分布するのはアズマモグラのようだが、縄張り意識が強く長いトンネルを作るようだ。基本的には肉食性で植物は食べないようだが、トンネルによる乾燥の被害が怖いようだ。
アズマモグラは主に東日本に広く分布する。本州中部(静岡県・長野県・石川県)以北一帯と紀伊半島等に生息するアズマモグラは肉食性で、主に昆虫類とミミズ類を捕食するという。植物は基本的に食べないため、畑の大根やニンジンが囓られていた場合はネズミ類の仕業。
草焼きは乾燥注意報に配慮して慎重に行われましたをご覧ください。
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アマナ |
ノカラマツ |
補完地はオギやヨシが刈り出されてきれいになっていた。一部の植物の芽生えは見られるものの希少種は未だ見られなかった。
今日は草焼き跡の常連のツグミやタヒバリが見られなかったが、空にはムクドリの群舞が見られた。
QRコードを読み込んで過去の草焼き模様をご覧ください。
立春(りっしゅん):当たり前の話ですが立春が一日ずれたので節分は2月2日でした。雨水の観察に自生地に行く前に駆け込みで作成しました。 2015年2月18日作成