二十四節気の大暑に見る田島ヶ原サクラソウ自生地

さいたま市が全国に汚名を流さぬよう皆で頑張りましょう

2025年7月22日(晴)

jiseichi
大暑の空はあくまで青く澄んでいました
今年の大暑ほど二十四節気の大暑という言葉がぴったりだったことはありません。
自生地を一回りして、ヤレヤレと駐車場の縁石で一休みして立ち上がってビックリ。縁石がお尻の形に濡れていました。 汗で下着ばかりかズボンまでビッショリだったようです。
昭和水門

今年のサクラソウの株数は45万株。60年の観察史上最低の数字です。
聞いてびっくりでしたが、もうすぐ荒川第2調節池が完成する前触れとしてはあまりにショッキングな数字です。
サクラソウ株数のピークは235万株の2003年荒川第1調節池が完成した頃です。それからは多少の凸凹はあっても急坂を転げ落ちる様な株数の減少です。このままで第2調節池が完成したら乾燥化は完全に進み気が付いた時には田島ヶ原サクラソウ自生地は消滅の危機です。
不法投棄に悩まされていたサクラソウ自生地は公有化がほぼ完成した1958年の翌年辺りから周囲の荒れ野原の工事が始まったようです。荒川の蛇行した部分が入り込んでいたこの辺りはかなり湿地に悩まされていたようで、何とか乾燥化して快適な公園にしようとした初期の政策が止むことなく現在まで続いているようなのです。

現在工事中の第2調節池が完成するとさいたま市の荒川河川敷は洪水などはなくなり、ますます乾燥化が進みます。その中でサクラソウは生き残れるでしょうか。サクラソウは少なくなり、このままでは野田のさぎ山の二の舞になり、特別天然記念物指定取り消しとなりかねません。
そうなるとさいたま市は2件の特別天然記念物指定取り消しを受けるとの汚名を着せられます。

オニユリ トモエソウ
オニユリ トモエソウ

大暑(たいしょ): 大暑(たいしょ)とは、一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃なのは字からも分かる。 体力を保つために鰻を食べる習慣もある 2025年8月10日作成