渡良瀬遊水地観察会
観察会で出会ったノジトラノオとその交雑種達
2010年7月3日(土)
3日の観察会で愛知教育大渡邊幹男教授が発見したノジトラノオとヌマトラノオの雑種
ノジヌマトラノオ
やオカトラノオとヌマトラノオの雑種と言われる
イヌヌマトラノオ
そし て
ノジトラノオ
の自生地を訪ねた。
新種のノジヌマトラノオはヒメノジトラノオと名付けてもよいほどに全てに繊細だった。イヌヌ マトラノオは自然教育園の同種とは全く姿形が違うのに戸惑いを感じた。
ノジヌマトラノオの花径8oくらい
イヌヌマトラオの花径1.2cm、裂片は幅広
ノジトラノオの花冠裂片は細長い
ノジヌマトラノオは花つきが疎ら
イヌヌマトラオの花穂
ノジトラノオの花穂は先端に線形の苞
ノジヌマトラノオの花穂は下を向きやすい
イヌヌマトラノオは花穂も葉もスマート
ノジトラノオは全体的に豪華
長さ6p幅8oくらいで線形に近い
若緑色で長さ6〜7cm幅1.8cm
縁に細かい鋸歯がある
※各写真は拡大表示できます。
この日ご案内頂いた大和田先生のお話では純粋なノジトラノオの自生地は数えるほどしかなく、 もし田島ヶ原サクラソウ自生地にあるとしたら本当に貴重なものとの事でした。かなり雑種を作り易いようです。