自生地ではオギやヨシが大きく伸び出してサクラソウの根を暑さと乾燥から守ってくれている。そして今年
はキンミズヒキが特に多い気がした。第2次指定地ではオギが少ない事もあり、キンミズヒキの金色の世界が展開していた。よく
言われる仲秋は白露から寒露(2022年は10月8日)の前日までの約1ヶ月間を言う。
以前は荒川土手を彩る秋のツクシのような存在だったツルボの群生が、堤防で見られなくなって久しいが
今回自生地で初めてその群生を見て感激だった。今年は全ての植物が早いが、ヒガンバナも例外ではなく荒川堤防の風物詩にもな
り始めた花が19日には早や末枯(すが)れかけていた。この日に発表になった富士山の初冠雪は訂正されるとの発表があったようだ。
台風10号がかって経験したことが無い強さで南大東島から南九州そして西九州に襲来との事でこの2〜3日はその報道であふれ返っていた。
自生地ではツルマメやヤブツルアズキが見られるようになり、第2次指定地にはヌスビトハギが見られた。役員の改選についてが送られてきたが一人ならまだし
も役員まで巻き込んだ「まやかし改選」はお話にもなりません。
朝の自生地はツユクサのコバルトブルーの世界が展開していてビックリ。前々日の6日の午後に行った時に
はツルフジバカマが群生していたA区の景色が一変していた。最初は狐につままれたような気持になったが、よく考えてみると
昼頃には萎んでしまうツユクサが夕方に見られなかったのは当然で、これも自然の妙なのだと気が付いた。
9月に入ってすぐ台風21号が襲来。近畿地方を縦断して関西空港が大きな被害を受けた。その修復もできない
うちに震度7,マグニチュード6.7の地震が北海道胆振地方を襲い厚真町で大規模な地崩れが起きて40名の死者を出した。幸いにも
さいたま市はいづれも被害を受けずに済んだが、現在どこでも安全という所は無さそうだ。
今年はツルフジバカマの当たり年のようで全域で紅紫色の鮮やかな花が見られる。センニンソウの白、
増えてきたキンミズヒキの黄色とともに自生地を彩っている。今回サツマノミダマシを初めて撮って調べてみたら「風が
吹けば桶屋が儲かる」ではないが、次から次へと話がつながり大変だったが面白かった。
白露の爽やかさにはほど遠いむし暑い自生地だった。除草が遅れている北側の囲曉堤はマルバルコウ、マメアサガオが群生
し、アレチヌスビトハギ、ツユクサ、ヨモギが花を咲かせていた。自生地では特にA区でツルフジバカマやセンニンソウ、ツユクサ、シロバナ
サクラタデなどが天然のお花畑を作っていた。全園でヤブツルアズキが黄色の奇妙な蝶形花を咲かせていてなり年を思わせた。
今年の9月上旬は雨模様の日が続き、近畿東海地方には台風の上陸も懸念されている。雨の中の自生地は
訪れる人もなく、突然の人間の出現にコミスジやツマグロヒョウモンが飛び出してきた。今年はナンバンギセルの群生がA区
の外側に見られた。この日は雨滴をつけた花だったが、14日には花弁が枯れて露出した大きな黄色い柱頭も観察できた。
ツルフジバカマが盛りでA区を中心に数多く見られた。
今年は白露が旧暦の8月15日の中秋にあたる珍しい年回りという。でも面白い事に中秋の満月は翌9日のようだ。
今朝は白露にふさわしく途中のカーブミラーは2ヶ所とも曇っていた。今年初めての経験だったが自生地でもすべての植物が露を
まとっていて、観察路に伸び出したオギやヨシの露を払うのが結構大変だった。
ツルマメが全域で小さな淡紅紫色の花をつけ、ツルフジバカマが群生し、ツユクサがコバルトブルーの花を
咲かせていよいよ秋の野草のシーズン到来です。前々日の激しい雷雨で猛暑もようやくおさまり、少し秋の気配が感じられるように
なりました。ジャコウアゲハ舞う自生地はうれしい現象ですがウマノスズクサはすっかり枯れ落ちてしまいました。茎を食べてし
まうというのは本当に奇妙な習性です。
8月29日に見つけたジャコウアゲハの蛹は健在でも、その他は全く見つからず今日も終齡期の幼虫を見つけただけ
でもの足りません。縦に2輪付くツユクサを探したが、3花だけでした。でも上の花は雌しべの無い雄花で、下の花は雌しべのある両性
花という定説通りでした。カタツムリの殻からの応用で汚れの少ない外壁やトイレを制作したというのは目から鱗でした。
前夜はかなり激しい雨だったので心配したが、雨にはならなかった。オギがかぶさっている観察路はびっしょりになってしまうので鴨川べりの通路から入って観察した。やはりキンミズヒキが多くママコノシリヌグイも群生していた。
2022年(令和4年9月23日) (金) 曇
多くの赤トンボと出会った秋分の自生地はフジバカマが一大勢力になり、アキノノゲシやツユクサ、キンミズヒキ、
ユウガキクも多く見られる。樹液が少なくなったクヌギではオオスズメバチが栄養交換をしていた。初めてみる光景で何なのだろうかと
思ったが、調べてみて納得、獲物は幼虫に与えるためだったのも知った。
2021年(令和3年9月23日) (木) 晴
ヒガンバナはすでに末枯れて見る影も無かった。猛威を振るったコロナも下火になり始め、今日からの
シルバーウィークがどうゆう結果になるか、それ次第で10月1日からの緊急事態宣言の全面解除が決定されるようだ。
2020年(令和2年9月22日) (火) 晴後曇
20日に武蔵浦和図書館に「さらなる100年に向かって」を寄贈してきた。どこの図書館に寄贈しても市内
25の図書館に送られるとの事で便利だ。早速桜図書館から連絡があり、図書館の開設15周年と自生地の100周年を掛けてイベント
と計画中という。こうゆう輪の広がりこそ望むところでウエルカムだ。
2019年(令和元年9月23日) (月) 晴
台風17号の影響で朝方まで雨だったが観察路には水たまりが無かった。風は強く大きく伸び出したフジバカマ
は風に揺れていた。自生地は相変わらずツルフジバカマ、ツユクサが繁茂し、ヤブツルアズキはB区を席巻している。第二自生地は
ママコノシリヌグイが繁茂し、ノコンギクが蕾を付けている。猛暑の影響でヒガンバナは全国的に遅いようだ。
2018年(平成30年9月23日) (日) 曇
北側の横堤にヒガンバナが群生し始めた。自生地では倒伏地をヤブツルアズキが席巻していた。今までも多く
見られたが、今回は異常だった。ヨシが少なくなり倒伏地が広くなっている現状は決していい傾向ではない。ツルフジバカマの赤紫
やツユクサのコバルトブルーの広がりはウェルカムだ。キンミズヒキも増え、ユウガギクも花を増やしている。スジハサミムシモドキ
の繁殖はどうにかしたい。
2017年(平成29年9月23日) (土)曇
23日は彩の国環境大学の第4回目の講座が北本自然観察公園で行われるので、自生地の観察は22日に済ませて
おいた。フジバカマが花を咲かせ始め、ヤブツルアズキが全域で見られた。北本では初めてワタラセツリブネソウを知り、メナモミ、
アサザ、ミクリにも出会い、ギンヤンマも観察できた。
2016年(平成28年9月22日) (木)雨後曇
朝から雨が降り続き、止んだのは14時過ぎでカッパに身を固めて出かけた。途中花から花へとにかく吸蜜に夢中な
ジャコウアゲハに出会った。観察路は大部分が水没し長靴でも奥までは入れなかった。雨に打たれてアキノノゲシやセンニンソウの花は
見る影もなかった。そして気にかかったのは倒伏地が非常に増えた事だ。つる植物の天下の所ではサクラソウは生育できない。早急な対策
が必要だ。秋ヶ瀬堤のヒガンバナがきれいに咲き揃っている。8年目にしていよいよヒガンバナ咲く秋ヶ瀬堤が本物になってきた。
2015年(平成27年9月23日) (水) 晴
今年は9月のシルバーウィーク5連休の最終日で、好天に恵まれ桜草公園は若い家族連れで賑わった。手入れの行き届いた
芝生広場は自由にくつろげていい。でも自生地を保護する公園としては少し物足りない。今日も大きな犬を連れて観察路に入ってきた人がいた。
都市公園の中だからこそだ。風致公園として整備を進めれば色々変わってくるのではないかと思う。
2014年(平成26年9月23日) (水) 晴
秋分の日は青空が広がる好天の一日で、河川敷でも自生地でもアキノノゲシが淡黄色の花を秋風に揺らせていた。
ヒガンバナ、キンミズヒキ、ツユクサ、フジバカマなども多くの花を咲かせた秋の彼岸の中日だった。今河川敷や草地で見られるフジバカマは
園芸種のサワフジバカマが多いと言われるが、自生地のフジバカマは在来種に間違いないようだ。
2013年(平成25年9月23日) (月) 曇
今年はヒガンバナがちょうど盛りで彼岸らしい穏やかな日だったが雲が多く夕方には気温が一気に下がった。自生地に行く途中で
カワセミが2羽見られ、堤防の5年目のヒガンバナも見ごろで散策の人たちの憩いになっていた。自生地ではカナムグラの雄花が見られるようになり、
タカアザミ、アカネの花も今年はアチコチで見られる。観察路の両側のユウガギクも花の数が多くなり、チカラシバが逆光に大きな穂を輝かせていた。
12年(平成24年9月22日) (土) 雨後曇一時晴
猛暑の影響でヒガンバナ達が戸惑っているようです。去年はもう花を付けていた鴨川べりのヒガンバナは花茎すら立
っていません。淡黄色の小さな花を付けるアカネもいつもの年ならもうたくさん見られるのに今年はまったくです。薄紫の少し長めの
ヤブマメの花も全然見られません。気温が高すぎて植物たちは色々戸惑っているようです。
11年(平成23年9月23日) (金)曇時々晴
去年見られなかったヤブツルアズキの黄色い花が多く見られ、前回まではツルマメの赤紫の小さな花もたくさん
見られたが台風15号の強風雨で散ってしまったのかまるで見られなかった。このところかなり増えたチカラシバが白い花を付けている
ように思ったのは間違いでどうやらイネ科に多くサクラソウにもある黒穂病のようでした
チカラシバの黒穂病がサクラソウに影響ないか心配ですに詳細をUP
10年(平成22年9月23日) (水) 曇のち豪雨
朝は曇だったので7時30分頃まで自生地にいたが9時頃からは篠突く雨で雷も鳴る荒天だった。
猛暑の影響
でヒガンバナをはじめ全ての植物が体内時計を狂わせているようです。
09年(平成21年9月23日) (水) 曇一時晴
アカネが先日来小さな緑白色の花をいっぱいにつけているが、ツルマメの花は見られなくなった。フジバカ
マが咲き、ヒメジソも小さな花をつけていた。ユウガギクは相変わらず観察路の両側を彩っている。
10月4日 今日の日曜日だけが晴で月曜からは雨模様の予報なので自生地に行ってみた。前回はほと
んど見なかったカナムグラの雌株が目に付いて、コセンダングサもアキノノゲシに負けないくらい大きく丈を伸ばして
いた。ヤブツルアズキ、ヤブマメの花は見られなくなった。サクラタデが咲き始めシロバナサクラタデでは見
られなかった雌株だった。自生地北側の堤防の斜面はセイタカアワダチソウが一面に黄色い花穂をつけ始めていた。
08年(平成20年9月23日) (火) 晴時々曇
AブロックとBブロックの間の観察路はオギがつる植物に覆い倒されかなり狭くなっていた。穂もかなり多くな
り将に秋到来の感じだった。
カナムグラが全盛、キンミズヒキ、ユウガギク、ヤブヅルアズキ、ツユクサ、ツルフジバカマなどが多かっ
たが、前回まで赤紫の小さな花をいっぱいに付けていたツルマメは全く見られず、豆果に変わっていた。ヤブ
ツルアズキも長い円柱形の豆果をつけ始めていた。コカモメヅルの果実も初めて見つけた。
寒 露(かんろ):10月8日頃(露時雨が冷たく感じられる頃)
から約15日間 10月前半
2023年(令和5年10月8日) (日) 曇
日曜日とあって観察路でも4〜5組の家族と出会った。サクラソウ自生地にしては珍しくヤブマメが全域で見られた。結構暖かい日が続いて今年は寒露の実感はない。でも確実に日没は早くなり秋の訪れは実感している。
2022年(令和4年10月8日) (土) 晴
桜草公園の正門から右側のさいたま東村山線の堤防はセイタカアワダチソウやススキが伸び放題だ
った。自生地ではレモンエゴマが全域で見られ、B区際の群生は一段と見事だった。ユウガギクが観察路の両側を彩り
ハナアブやチョウたちは忙しく飛び回っていた。
2021年(令和3年10月8日) (金) 晴
観察路の両側はユウガギクの白い花に埋め尽くされさながらユウガギクの里だ。例年ならまだ蕾の第2
次指定地のノコンギクももう多くの花を咲かせている。B区を主にアキノノゲシが林立してレモンエゴマ、コメナモミ、アキ
ノウナギツカミ、タカアザミも見られる。
2020年(令和2年10月8日) (木) 雨
埼玉新聞の新井秀明記者が取材に来てくれた。色々宣伝してくれるのは有難い。自生地は前日に行って
きた。アキノノゲシが今まで見た事も無いような一大群落を作っていた。エノキグサも初めてだが、こちらはアメリカセンダ
ングサなどと流れ着いたのだろう。
2019年(令和元年10月8日) (火) 晴
前夜の雨の影響で植物たちは全て露をまとっていた。ユウガギクの花が観察路を彩り始め、キンミズヒキ、
レモンエゴマ、フジバカマ、コメナモミも花を付け始めた。第2自生地ではタイアザミが花の盛りでノコンギクはまだ蕾だ。
ミナミアオカメムシの幼虫、サツマノミダマシも見られた。
2018年(平成30年10月8日) (日) 曇
中央観察路を入ると両側のユウガキクの白い花が増えていた。北観察路を公園側に進むとオギの林の向こう
はヤブツルアズキの黄色い花がまだ多く見られた。鳥の鳴き声が無く生き物の息吹が感じられない自生地は何となく雑然とした
雰囲気で、台風の余波を感じた。アキノウナギツカミが群生し始めレモンエゴマも花をつけアカネ、ヤブマメも見られた。
2017年(平成29年10月8日) (土)晴
ユウガギクの花に多くの昆虫が来ていた。いずれも小さい虫だったので連写でシャッターを押した。名前はすぐに
分かると思ったのはとんでもない間違いだった。一番多く来ていたキゴシハナアブやツマグロキンバエが分からなかった。ムナグロツヤ
ハムシも同定できたのは偶然だった。でも、いい勉強になり、爽やかな気持ちだ。
2016年(平成28年10月8日) (土)曇一時雨
サクラソウ自生地でまず一番にシャッターを切る定点のバス停横から俯瞰した自生地はオギやヨシの白い穂で一面
覆われていた。2週間前は緑に覆われていたのを思うと季節の移り変わりを実感。観察路の両側のユウガギクの白い花も格段に多くなっ
た。赤とんぼも結構見られたが考えてみると空いっぱいの群舞や連結は見なくなって久しい。あれほど見られたヤブツルアズキの花は
あまり見られなくなり長い豆果が目立った。
2015年(平成27年10月8日) (木) 晴
台風23号の影響で強風が吹き荒れ、オギやヨシの穂が大きく左右に揺れていた。観察路の両側を彩るユウガギクの白い
花も千切れんばかりに揺れて可哀想だった。空は青く澄んでいたが、この風では虫たちも活動できず、生命の息吹が感じられない自生地
だった。折あしく愛機がレンズエラーのままで写真も思うように撮れなかった。
2014年(平成26年10月8日) (水) 晴
10月8日の寒露は朝から青空が広がり、陽射しは真夏の暑さだった。夜は珍しい皆既日食が見られた。自生地はまさに
ユウガギクの里で全域で白い花々が見られ、特に北観察路の公園側からが見事だった。6日の朝に浜松付近に上陸したという台風18号の名残
で中央付近から四方に冠水していて、深い所は30p位の水深があった。
2013年(平成25年10月8日) (月) 曇後雨
自生地で初めてナンバンギセルを見た。盛は過ぎたようだったが花の色は鮮やかだった。花の形が面白いので
採られてしまうのだろうか、堤防などに生えているススキの根元を探してもナカナカ見つからない。埼玉カテゴリーでは絶滅危惧U類
(VU)で確認された個体数は10000以上で、やや多いとのコメントがあるので都市部と農村部の違いかもしれない。
12年(平成24年10月8日) (月) 晴
寒露の名の通り自生地ではヨシやオギそしてカナムグラなど色々な植物が満艦飾に露を付けていました。観察路に
覆いかぶさったヨシはさながら露時雨のように冷たく降りかかりました。ヤブマメやレモンエゴマそしてコメナモミも見られるように
なり、ユウガギクは例年よりは少し遅いようです。
11年(平成23年10月9日) (日)晴
絶好の秋晴れの日曜日だったが、この「田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気」を新しい独立サイトにする作業などで寒露をすっかり忘れていた。2日遅れの11日やっと気付いてすっ飛んで行った。自生地ではすべての観察路がユウガギクの白い花で彩られていました。オギも穂を伸ばしアキノウナギツカミやイヌタデも群生し、レモンエゴマ、カナムグラ、コメナモミも見られました。
すべの観察路がユウガギクの白い花で彩られていましたに詳細をUP
10年(平成22年10月8日) (金) 晴のち曇
観察路が手入れされ両側をユウガギクが彩り、ツユクサやカナムグラが全盛でアキノノゲシも高く花穂を広げて
います。でも花は一日花なのに朝は遅く9時頃にならないと花開きません。
09年(平成21年10月8日) (木) 雨後晴
台風18号が知多半島付近に上陸し日本列島を縦断。幸いにもさいたま市はかすめただけだったが、夜半から
雨風が強く、午後から強い風は残ったものの次第に晴れ渡った。
高茎植物は倒れ込み観察路は冠水状態でしたに詳細をUP
10月17日 8日以来の自生地は周辺の旧志木街道横堤一面のセイダカアワダチソウも奥のアレチウリの群落もき
れいに除草されていた。
オギやヨシの下葉が落ち始め自生地内は明るく
見通しが良くなりましたに詳細をUP。
08年(平成20年10月8日) (水) 曇一時雨
10月15日 朝方までには雨はやんで時々日が射してきた。自生地を俯瞰するとオギの穂で一面の白い世界だ。
カナムグラが雄花雌花とも全盛、自生地のほぼ全域に繁茂している。マメ科の花はすべて豆果に変わって、アカネの果実も見られ
た。自生地前の堤防はセイタカアワダチソウが群生し真っ黄色な花が覆い尽くしている。
霜 降(そうこう):10月23日頃(朝夕は冷え込み、霜の下りる頃)
から約15日間 10月後半
2023年(令和5年10月24日) (火) 晴
この日は第1調節池の越流堤にも行くつもりだった。でも立入禁止区域が多くて行きつけなかった。今建設中の第2・3調節池は市民の憩いの場にできるようにしていこう。
2022年(令和4年10月23日) (日) 晴
今回も堤防はセイタカアワダチソウが繁茂していた。ここは管轄が入り組んでいて何処がどうなっているのか、河川
事務所で話をしたことがあったが、キチット説明できずに曖昧になっていた。今回は写真と文章を持って河川事務所を訪ねた。生憎所長は
外出中だったが、居た方に説明して来たら夕刻には所長から電話で道路管理者の管轄と明快だった。
2021年(令和3年10月23日) (土) 晴
前日は師走の様な寒さだったが、霜降の今日は北風は強かったものの、気温は10℃も上がって暖かかった。
ユウガギクもノコンギクもまだまだ花の盛りでアチコチを彩っていた。例年この頃は秋の鰻掴みが多く見られるが、今年はE区に
ミゾソバの群生が見られた。コメナモミ、レモンエゴマも見られたが、花はそろそろ終わりのようだった。
2020年(令和2年10月23日) (金) 雨後曇
第1次指定地ではユウガギクが第2次指定地ではノコンギクが花をつけていた。でも両者とも群生の素晴らしさまでは
行かない感じだった。アキノウナギツカミが群生し始め、カナムグラの雄株もかなり残っていた。サクラタデ、ミゾソバも見られ今年は
乾燥のマイナスはないようだ。
2019年(令和元年10月24日) (木) 晴
26日になっても桜草公園、秋ヶ瀬公園、彩湖公園ともさくら草橋の所から進入禁止。トイレが一ヶ所を除いてすべて
使用不能で桜草公園の事務所も2階の机の高さくらいまで冠水して使用できないようだ。サクラソウ自生地は前夜の雨もあり、南観察路だけ
が入れたが、帰り際にマムシに遭遇した。
2018年(平成30年10月23日) (火) 晴
第2自生地のノコンギクが花の盛りだったが、ユウガギクもまだ多くの花を付けていた。去年の霜降のように台風の直撃は無かったが、
上陸した台風は多く雨風の影響は受けたからかオギの感じが例年とは何となく違う感じだった。河川敷の休耕田にはアキノウナギツカミが繁茂し紅葉して
いた。大室山ではいつもと違う花にめぐり会えた。
2017年(平成29年10月23日) (月)晴
23日未明にさいたま市付近を通過した台風21号でサクラソウ自生地は10年ぶりに冠水した。桜草公園の芝生広場も一面の湖と化していた
が、2007年の台風9号より水位は1メートル低かったという。レッズグランドも冠水し、羽根倉橋の先の自転車道迂回路は自動車教習所の先から水没し、ゴルフ
場の辺りは渦巻きながら流れ下っていた。
2016年(平成28年10月23日)(日) 晴
前日と打って変わって青空が広がった霜降は絶好の秋日和だった。第2自生地ではノコンギクが多くの花を
咲かせ始め、観察路の両側を彩っているユウガギクは相変わらず多くの花を付けていた。自生地の全域で繁茂していたアキノ
ウナギツカミはさほどでもなくなってきた。いつもはセンニンソウの面白い果実がアチコチで見られるが今年はそうでもない。
花の季節に大雨や台風で実る前に花が落ちてしまったようだ。
2015年(平成27年10月24日) (土) 晴
朝から晴天で昼間は汗ばむほどだった。ノコンギクが花の盛りを迎え、ユウガギクも実が多く見られるもののまだ花も多く
見られた。レモンエゴマやアキノウナギツカミ、コメナモミも花が多くなり、カナムグラは雌花が圧倒的に多くなった。中にはもう赤くなった
のも見られた。
2014年(平成26年10月23日) (木) 雨
朝から雨模様だったので珍しく上下のレインウエアを着ていった。自生地に着いた時には一旦止んだが、その後も断続的に
降り続いて気温が上がらず11月下旬の肌寒さだった。ノコンギクが第2自生地で多くの花を付けていたが雨模様なのも手伝ってもう一つパッと
しなかった。自生地は枯れ色が混じるようになり、ユウガギクもうつむき加減のものが多かった。
2013年(平成25年10月23日) (水) 曇
16日の台風26号で冠水したサクラソウ自生地は20日の終日の雨で再度冠水して今日も中央の付近から四方の観察路は水没していた。そんな中でも
観察路両側のユウガギクは白い花を咲かせ、左右のオギは葉を落として明るくなって、空にはオギやヨシが穂をなびかせていました。大きく伸びだしたアキノノゲシ
は花だけでなく白い冠毛に覆われた痩果をつけ始めていました。自生地内で初めてガビチョウを見ましたが写真は不本意な1枚きりで残念でした。
12年(平成24年10月23日) (月) 雨一時曇
今年の霜降は旧暦の9月9日で重陽の節句と重なりました。重陽の節句は一名菊の節句とも言われ菊の盛りの時期で
す。観察路の両側のユウガギクもちょうど花の盛りで白い花が咲き乱れていました。E区の鴨川寄りでは前夜の強風雨で広がった
ツルマメの黄葉が見事でした。
11年(平成23年10月24日) (月)曇
田島ヶ原サクラソウ自生地の指定名称のケは大文字と初めて知りましたが、シンボル的存在の国指定特別天然記念物の石碑のヶは小文字です。役所的言葉と一般表記の違いと思いますが、何となく違和感があります。
田島ヶ原サクラソウ自生地の指定名称はケというが・・・に詳細をUP
10年(平成22年10月23日) (土) 晴
観察路の両側を白い野菊が彩っている。冠毛が短くほとんどがユウガギクのようだ。同じキク科のコメナモミ
が操舵輪のような面白い花を付け朝日に白く輝いていた。フジバカマは2本の花柱が伸び出した小花が5つで頭花を作っている。
09年(平成21年10月23日) (金) 曇時々晴
曇天だった事もあり朝5時45分に家を出た時にはうす暗く、荒川土手でもまだ明けきっていないような感じだ
った。取敢えず堤防内の荒れ地でキカラスウリを探したが、あったのはカラスウリだけだった。
たくさんのカナムグラの雌花が赤く色づいていましたに詳細をUP
08年(平成20年10月23日) (木) 曇後雨
サクラソウ自生地は野菊が最盛期。ユウガギク、ノコンギク、カントウヨメナ他色々な種類がありそうだが
残念ながら判別できない。
立 冬(りっとう):11月7日頃(初めて冬の気配が現れてくる頃)
から約15日間 11月前半
2023年(令和5年11月8日) (水) 晴
昼間は夏のような陽射しの立冬。A区の柵にヒメジュウジナガカメムシの大集団が見られ、ウラナミシジミは子孫を残すのに一生懸命でした。第2次指定地のノコンギクが満開の盛況でした。
2022年(令和4年11月7日) (月) 晴
文化財保護課がサクラソウ自生地の維持発展の為にガバメントクラウドファンディングを実施している。
予算が少ないのだからこうした事を積極的にやるのはいい事だ。我々サクラソウ自生地を守る会もよく勉強して積極的に応援
していくべきだ。11月20日現在で72万円は心強い。
2021年(令和3年11月7日) (日) 晴
彩湖の流入堤工事で長く入れなかった補完地を久し振りに訪れた。サクラソウ自生地はいつもと違う公園
側から入った。ウラナミシジミなどのチョウたちの出迎えを受けて観察路を進んだ。ヒメアカタテハ、キタテハなど秋に多い
チョウに加えてモンキチョウ、キタキチョウも見られた。スズメウリの実や野菊の花もまだ残っていた。
2020年(令和2年11月7日) (土) 曇時々晴
相変わらず柚香菊の花が全域で見られる。この季節ジョロウグモが多く見られ大きな獲物を捕らえたのも
見られた。シロダモの花を初めて見た。黄白色の小さな花が球形の花序に集まり、枝にもビッシリ付いていた。名はすぐに分か
ると思ったが花の色で戸惑ってしまった。暖かいからかエノキの黄葉はまばらだった。
2019年(令和元年11月8日) (金) 晴
今年の立冬は暖かくとても冬の訪れは感じなかった。相変わらず公園は復旧の目途も立たず、車の乗り入
れ立入りは禁止だ。24日の桜エコ・フェスタでは調整池の中にあるサクラソウ自生地の湖化と荒川左岸の特殊性をパネル展示した。
久保美樹市議会議員が来てくれて感謝だった。
2018年(平成30年11月7日) (水)晴
3年続きの暖かい立冬で午前中自生地に居ても寒さは何も感じなかった。これも温暖化の一端と思うと
単純には喜んでいられない。周囲の堤防が除草を抜かされたこともありセイタカアワダチソウやセイバンモロコシなどの外来種
の独壇場になってしまっている。
2017年(平成29年11月7日) (火)晴
11日のさいたま市立博物館の講座で講義する事を調べている内にさくらそう水門など一連の第一調節池工事
で荒川河川事務所に確認したい事が出てきた。自生地に行く前に久し振りにお寄りしてみたところ、アポなしで行ったに拘らず
所長の光部さんが応対してくれた。色々話をしている内に15日にさくらそう水門を見学させてもらう事になった。
2016年(平成28年11月7日)(月) 晴
最高気温が前日より5℃も下がる予報だった。でも風がほとんど無く、晴天だったので寒さはほとんど感じ
無かった。先日守る会のH.Pをご覧になっている方から第2自生地のナガボノシロワレモコウについてのお尋ねを頂いた。花穂が
短くてどれも先が垂れていないが、コバナノワレモコウにしては生育地が違うという事だった。結局、礒田先生の記録を見てナ
ガボノシロワレモコウと同定した。第2自生地ではタイアザミ(大薊)が花の盛りだった。
2015年(平成27年11月8日) (日) 雨
2015年11月8日の立冬は前日までの好天から一転、朝から雨模様の日曜日になった。バス停付近から俯瞰した
2週間振りの自生地はオギの白い穂並が雨を含んで枯葉色の世界に変身していた。全域でノブトウやヘクソカズラの実が見られ、
アカネ、スズメウリの実やツルマメ、ヤブツルアズキの豆を落とし終わった黒い殻も多く見られた。アキノノゲシは痩果を飛ばし
て残った総苞片が花のように見えた。カナムグラは赤く熟した苞の中に種を宿していた。
2014年(平成26年11月7日) (金) 晴
関東では風は強かったものの夏の陽射しで、とても立冬とは思えない暖かさだった。自生地ではオギなどの
穂の白さが目立ち、アキノノゲシやフジバカマの痩果を飛ばし終わった総苞が陽に輝いていた。その近くでは冠毛を付けた痩果
達が風を待ってスタンバイしていました
2013年(平成25年11月7日) (木) 雨後曇
自生地の管理作業は10月で終了。11月から翌年3月までは自然のままだ。今日気になったのはA区B区の駐車場側の
歩道との境だ。ヨモギをはじめ多くの植物が歩道の半分くらいまで伸びだして、オギなども覆い被さっているところがある。自生地側は
公園の敷地だからと言い、公園側は自生地から伸びだしているのだからと手を付けない。チョット見には荒地そのものだ。役所の縦割り
の弊害だけでは済まされない問題だ。
12年(平成24年11月7日) (水) 晴
西区宝来辺りの荒川堤防の野菊は最盛期を迎えていましたが、自生地のユウガギクは花の季節から実りの季節に移
りつつあるようです。午後の日差しを浴びたオギの穂は白く輝いていました。愛用のパソコンが頻繁に落ちるようになり、やむなく10月
26日に購入したパソコンはデータの移行などがうまくいかず結局この項は後回し続きでようやく2013年1月14日にアップしました。
11年(平成23年11月8日) (火)晴
ボランティア活動を始めて以来気になっていたさくら草橋交差点の「この先歩道終わり」の立て看板が初めてサクラソウ自生地を訪ねてくれる人に親切な看板に替わりました。桜区役所のくらし応援室の小宮さんに大感謝です。
サクラソウ自生地の近くまで来て迷う事はなくなりましたに詳細をUP
10年(平成22年11月7日) (日) 晴
俯瞰した自生地はかなり晩秋の装いが進んでいた。ハンノキは褐色に熟した実とたくさんの雄花序をつるして
いた。雄花序も雌花序も芽鱗に覆われず冬を越すのがハンノキ亜属の特徴という。
09年(平成21年11月7日) (土) 曇後晴
08年(平成20年11月7日) (金) 晴
あまりの好天に11頃サクラソウ自生地に行く。野菊はたくさんの実をつけていた。冠毛の長さで種を判別で
きるとの事で、色々撮ってみたがそう簡単ではない。ヤブツルアズキの豆果がアチコチで褐色に変色して目立っていた。名の由来
の白い冠毛をつけたセンニンソウの果実も多く見られた。
小 雪(しょうせつ):11月22日頃(寒さが増し、小雪が舞う頃)
から約15日間 11月後半
2023年(令和5年11月22日) (水) 晴
小春日和の好天でクヌギの陽だまりでキタテハが4匹日向ぼっこをしていました。前回見つけたヒメジュウジナガカメムシが同じ場所でまだ群生していました。花の季節が終わり実りの季節に移行していました。
2022年(令和4年11月22日) (火) 晴
俯瞰した自生地は静寂が支配していました。中は乾燥の世界で葉はカサカサで稈は細り始めて生き物の
気配は感じられません。ユウガギクの花はすっかり見られなくなり痩果のオンパレード、シオデもホシブドウでした。クラウドファンディングは90%になり、もう一歩です。
2021年(令和3年11月22日) (月)曇後雨
前夜の雨が朝には止んで曇天。でも雨は夕方からとの事で小雪の観察に行く。ツルマメやヤブツルアズ
キの黒い殻が多く目についた。アキノノゲシも一気に黒くなったようで、今回少し見られた秋の花を付けた様な姿は珍しかっ
た。雨が少ない温暖化の現象なのだろうか。
2020年(令和2年11月22日) (日)晴
暖かい日が続き、雨も無くて自生地は乾いた枯れ姿だった。花がほとんど無くなり、センニンソウの
緑を除いては無機質の世界だった。いつもはヒッツキムシのキンミズヒキが刺のある萼筒の下方に花のようなものを付けて
いた。萼片と思うが定かではない。引き続き調べてみたい。
2019年(令和元年11月22日) (金)雨
22日の小雪は終日冷たい雨が降り続いた。最高気温は8℃と真冬並みの寒さだった。前日に行ったサクラソウ
自生地は相変わらず桜草公園が立入禁止で無人の荒れ野だ。24日には桜環境センターで桜エコ・フェスタ2019が開催された。私は
台風19号の自生地への影響と来年の天然記念物指定100周年の宣伝を行った。
2018年(平成30年11月22日) (木)曇
小はツユクサから大はフジバカマまで色々な草花や樹木の枯れ姿が見られた。特に今年は夏場にもツユクサが
多く見られたので枯れ姿も多く、独特の形をしたものが見られた。反対にジョロウグモやナガコガネグモはあまり見られなかった
気もする。ナンバンギセルが一株花を付けていた。
2017年(平成29年11月22日) (水)晴
22日は今シーズン一の寒さで、10時頃にも拘らず手袋をつけて自転車に乗った。自生地はオギの白い穂が増え、
ユウガギクは痩果を付けた半球形の頭果ばかりになった。柵などにはツルマメの黒い莢が満艦飾に付いている。クモも見えなくなり
ものみな静かな晩秋の自生地だった。
2016年(平成28年11月22日)(火) 晴
最高気温が20℃と前日より6℃も高くなった2016年11月22日の小雪、自生地を歩き回っただけで全身汗ばんでしまった。
俯瞰した自生地はオギの白い穂もかなり枯れ色を帯びてきた。観察路は明け方には止んだ昨夜来の雨で11時頃になってもかなりの水溜りが残っ
ていた。E区の外側でアカハナワラビを一茎みつけた。自生地では初めてだったが、礒田先生の記録には記されていた。でもハナワラビの仲間は
雑種を作り易いようで難しいようだ。
2015年(平成27年11月23日) (月) 曇一時雨
今年の小雪は23日で勤労感謝の日と重なった。1948年に制定された勤労感謝の日の前身は、稲の収穫を祝い翌年の豊作を祈念する
宮中行事の新嘗祭だ。この宮中行事は,伊勢神宮や出雲大社でも行われるという。今日は朝から雲が厚く垂れこめ雪国の空のようで、日中も気温が上がら
ず、時折小ぬか雨が降る寒い一日だった。
2014年(平成26年11月22日) (土) 晴
青空が広がり気温も上がって暑いくらいの小雪だった。11月22日の語呂合わせの「いい夫婦の日」の方がピッタリの小春日和
だったが、ものみな枯れ姿の自生地でも、植物たちは次世代への準備に余念がなかった。種子を風に運んでもらうもの、動物などにくっ付くヒッ
ツキムシなど様々だ。
2013年(平成25年11月22日) (金) 晴
絶好の秋日和の22日は小雪とはとても思えない青空が広がった。桜草公園の桜が紅葉のピークのようで陽に
紅く輝いていた。空を見上げるとノスリが大きく円を描き遊弋していた。自生地でノスリを見るのは久し振りでうれしかった。
午後からは第9回田島ケ原サクラソウ自生地保存管理計画策定員会が開かれ傍聴に行った。委員の方々は熱心なのに何故か肝心の
事務局案作成の保護課に積極性が感じられない。
12年(平成24年11月22日) (木) 曇
今年の小雪は曇りがちだったものの無風の温かい一日でした。自生地は次第に初冬の趣ですが、前日には青空が
広がり、真っ白に化粧した富士山が遠望できました。観察路の柵におにぎりが9つも置かれていたのは何なのか。いたずらにしては念が
入りすぎていますが、取りあえず取り除いてきました。
11年(平成23年11月23日) (水)晴
志木街道の旧堤防のノリ面にシロバナタンポポがそこここに咲いていました。自生地から種子が飛んで南面の暖かい所で開花したようです。この時期に大株で結構たくさん咲いているのは初めてでした。
今年の小雪は勤労感謝の日と重なりましたが、この祝日が1948年より収穫を感謝する新嘗祭を受け継いだ休日と初めて知りました。収穫祭の色合いがほとんど無くなっている気がしますが・・・。
シロバナタンポポも見られた小春日和の勤労感謝の日に詳細をUP
10年(平成22年11月22日) (月) 曇一時雨
俯瞰しただけでは自生地のヨシが少なくなっているのは分からなかったが、観察路からみるとほとんどがオギ
でヨシは本当に少なく感じた。湿地の植物が多い自生地には大変な現象と危機感を感じました。
09年(平成21年11月22日) (日)曇後雨
08年(平成20年11月22日) (土) 曇後雨
08年11月23日 コカモメヅルの種子の風待ちをゲットし
ました
大 雪(たいせつ):12月7日頃(本格的な冬を迎える頃)
から約15日間 12月前半
2023年(令和5年12月7日) (木) 晴
素晴らしい青空がいっぱいに広がっていました。1月の草焼きは10日の予定のようですが、告知は駐車場使用制限の看板だけでした。それも自生地内に2枚立っているだけで知らない人は気付きません。こんな事は組織の枠を超えて利用者の分かり易いようにするのが当然と思います。
2022年(令和4年12月7日) (水) 晴
朝から日本晴れで雪化粧した富士山が大きくみられた。自生地は草焼きの準備で内側のオギやヨシが刈り倒されていた。
B区と向かいの横堤は南面側で陽射しをいっぱいに浴びてオニノゲシやコセンダングサの花が多く見られた。帰路に寄った田島小学校は4月に来てもらう
ようにお話した。クラウドファンディングは目標を突破、16日現在32人の方から1.192,000円の寄付を頂いている。
2021年(令和3年12月7日) (火)曇後雨
大雪の朝は曇天だったが所々に雲の切れ間があり暖かな気温だった。自生地では中央観察路の両側
がきれいに除草され、かなり広く感じられた。ちなみに幅は250pあった。草焼きの準備が始まっていたようだ。命の息
吹が感じられるのはセンニンソウとキヅタ位だった。
2020年(令和2年12月7日) (月) 晴
1月13日予定の草焼きの準備で埼大生による萱の刈り倒しが始まっていた。暖かな毎日で自生地
の北側の横堤の南斜面にはオオジシバリやオニノゲシが咲き、ヒメアカタテハやモンキチョウなどが忙しく飛び回っ
ていた。アキノノゲシはすっかり枯れ姿に変わり、褐色の世界に白い冠毛が日に輝いでいた。
2019年(令和元年12月7日) (土)曇
文字通りの大雪で関東でも所によっては雪になるとの予報だった。桜草公園はますます寂れた感じで
時計が2時少し回ったままで止まっているのは象徴的だった。久し振りに補完地に行ってみたが、オギやヨシは倒伏せずし
っかり残っていた。彩湖は調節池の役目をキッチリ果たしたが周囲の彩湖公園はツワモノどもの夢の後の寂寥感が漂って
いた。
2018年(平成30年12月7日) (金)曇
正門から入った右側のノリ面がやっと除草されたが、残念ながらセイタカアワダチソウなどの外来種は
種子を散布し終わった後で駆除には何の効果も無かった。来年の草焼きが1月16日(水)の予定と告示されていた。ユウガギクも
ノコンギクもすっかり痩果だけになり自生地は冬の装いだ。文化財保護課を市長の指揮下に移せる法改正の施行日が4ヶ月を切
ったので、広く告知できるようにポスターを作ってみた。
2017年(平成29年12月7日) (木)晴
北国では積雪が多く、最低気温も−23.8℃を記録したようだが、自生地は空気は冷たかったが、風が無かったので
体感温度はそう低くなかった。1月17日の草焼きの準備が始まっていて、A区やB区の一部が駐車場側の一列を残して中の方のカヤ
が刈り倒されていた。真ん中あたりの2本のクヌギの下も枯葉で埋まり、落葉を踏みしめて歩くとカサコソと冬の音がした。
2016年(平成28年12月7日)(水) 晴
朝方は空気が冷たかったが、陽射しは暖かく日中は小春日和で、公園の木立ではヒヨドリがかまびすしく採餌に余念がな
かった。2017年1月11日(水)の草焼きのお知らせが掲示されていた。前回は再開後9回目にして初めて立ち枯れ萱に火が燃え移らなかった。全
くの無風だった事、2〜3日前の雨も影響があったのかもしれないが不思議だった。来年はオギやヨシを刈り倒して草焼きする予定のようだが
事前の雨や雪があった場合やサクラソウに与える影響が心配だ。
2015年(平成27年12月7日) (月) 晴
朝方は少し風があったが昼頃には全く無風状態になった。少しの風でも揺れて撮りにくいノコンギクを安心して
写せた。今年はナカナカ見られなかったコカモメヅルの旅立ちが一つだけ見られた。ほとんどの袋果がまだ口を閉じたままで11月の
気温の高かったのが影響しているようだ。
2014年(平成26年12月7日) (日) 晴
朝から青空が広がったが、空気は冷たく今シーズン初めて手袋をしていった。自生地はオギの白い穂が目立ったが
だいぶ小穂を飛ばし痩せていた。中央あたりのクヌギの下は落ち葉が積もってカサコソと乾いた音を立てた。自生地の植物たちは水分を
飛ばし、全てが乾いた枯れ姿だった。モズが一羽飛んできたが、辺りを見回しても餌が無いのでまたすぐ飛んで行ってしまった。
2013年(平成25年12月7日) (土) 晴
寒くなるとの予報でさすが大雪、と思ったが広がった青空の下での陽光は暑いくらいだった。さいたま市の過去30
日間の降雨量は平年の4分の1しかなかったので自生地も完全に乾燥していた。観察路の落ち葉はサクサクと気持ちの良い音を響かせて
いた。
12年(平成24年12月7日) (金) 晴
今冬一の冷え込みの予報だったが、7時30分頃の自生地は雲は多かったものの青空が広がりほとんど無風だったので
体感温度はそう寒くはなかった。あれほど多かったジョロウグモが全く見られなくなり、時折聞こえる小鳥の鳴き声を除いて生物の気配
が感じられなくなった。帰り際には旅立ちの時を迎えたコカモメヅルが見られラッキーだった。
11年(平成23年12月7日) (水)晴
大雪にもかかわらず暖かい一日で、前日の雨で一部に水溜りもありましたが靴底にくっつく事もなく歩きやす
い観察路でしたが、残念ながら対象が少なくなりました。でも、E区の奥にあった大きな倒木は意外でした。毎回見ているつもりで
したが、葉はかなり枯れていてずいぶん前に倒れたようでした。
愛用カレンダーの今日の標語は「自分を笑えるおおらかさ」
でした。寒くとも身も心もおおらかでいたいものです。
自生地は昆虫など生き物の気配がほとんど無くなりましたに詳細をUP
10年(平成22年12月7日) (火) 晴
自生地内の樹木のほとんどがハンノキとクヌギですがそれぞれの木が個性的で葉をつけているもの、まったく
の枯姿のもの、実や花序をつけているものと様々です。
09年(平成21年12月7日) (月) 晴
08年(平成20年12月7日) (日) 晴
12月10日 オギやヨシはすっかり枯れ落ちて荒れ野の雰囲気の自生地。つる植物もすべて枯れて褐色に変身し
ている。僅かな緑は通路際のハコベで花も付けていたがかなり乱れていた。
冬 至(とうじ):12月21日頃(昼間が最も短い日)
から約15日間 12月後半
2023年(令和5年12月22日) (金) 晴
急用で前日の21日に自生地の観察は済ませた。午後行くことは少ないので日の入りの早さを実感した。18日に締め切りの第2回のクラウドファンディングは96人から目標額の倍以上の444万4千円の協力を頂いた。1月10日の草焼きは再開後17回目、「草焼き年譜」をご覧頂きたい。
2022年(令和4年12月22日) (木) 雨後曇
2022年12月22日の冬至は昼頃まで雨だったが午後には一時晴れ間も広がった。自生地の周囲
の堤防は除草が終わり、新年の装いになった。サクラソウ自生地は草焼き前の枯れ野原だ。クラウドファンディン
グは22日現在で36人のご協力で153万2000円と150%超となり大感謝だ。
2021年(令和3年12月22日) (水) 晴
朝は青空がいっぱいに広がっていたが風は冷たかった。横堤の延長線上に富士がクッキリ見え、
自生地は草焼きの準備が進んでいた。自生地内の樹木はクヌギとハンノキで、一本だけアカメヤナギがある。全て
葉を落としているので見分けるには樹皮しかないがこれは慣れないとかなり難しい。
2020年(令和2年12月21日) (月) 晴
自生地はカヤの刈り倒しが終わって広い枯れ野に変わっていた。例年区切りの境界は少しカヤが刈り
残されていたが、今年はきれいに刈られていた。桜図書館15周年記念企画の青木義脩さん講師による「サクラソウ自生地
100周年記念講演」が行われた。主催者はコロナを心配して大変だったようだが天が味方し、成功裏に終わった。
2019年(令和元年12月22日) (日)曇
朝は厚い雲が垂れ込め7時になっても夜明け前のような薄暗さだった。自生地では久し振りに小鳥たち
と出会えて嬉しかった。オギの刈り倒しで鳥たちの餌が豊富になったのだろうか、南観察路ではアオジが地上をあちこち飛び
回り採餌に余念がなかった。
2018年(平成30年12月22日) (土)晴れ後曇
朝は青空が広がっていたが次第に雲が多くなり、時折パラつく天気だった。自生地はすっかり冬景色で
草焼きの準備でカヤは50pくらいの所から刈り取られていた。第2自生地ではノコンギクとタイアザミの冠毛の競演で花畑の
ような雰囲気だった。来る途中の鴻沼川でカワセミを見、コサギにも出会った。
2017年(平成29年12月22日) (金)晴
朝こそ空気が冷たかったが、次第に青空が広がり雲一つない好天になった冬至だった。草焼きの刈り倒し
が全区域で終わって非常に見通しが良くなり、公園側から昭和水門が見られるようになった。アキノノゲシが相変わらず
アチコチで大きく伸び出している。中には冠毛だけが飛んでしまい痩果が残されている面白い姿もあった。
2016年(平成28年12月21日)(水) 晴
今年の12月の第4週は週初めから暖かい日が続き、冬至の21日も4日連続の11月中旬の気温で、自生地を歩いていても汗ばむ
ほどだった。1月の草焼きは立ち枯れたオギなどを刈り倒して行う方針で、今年から顧問に就任された荒木先生のご指導で埼大生が刈る作業を
してくれ、全域で終わっていた。何となく殺伐とした風景のように感じたが、やむを得ない事なのだろう。ハンノキが多くの雄花序をつけ、
春遠からじの感があった。
2015年(平成27年12月22日) (火) 晴
朝から青空が広がり暖かい陽が降り注いで手袋なしで十分だった。来年の草焼きは1月13日(水)9時からの予定だ。
毎年のことながら草焼きはサクラソウ自生地にとって焼却灰が貴重な肥料になるので必要な作業という。煙は高く舞い上がり、遠くまで
灰が降るので近隣の方にはご迷惑になるが、ご理解いただきたいとの事だ。
2014年(平成26年12月22日) (月) 晴
今年は19年に一度という珍しい朔旦冬至という。旧暦の11月1日の新月と重なって太陽と月の両者の復活の日に当たり、
昔宮中では盛大な祝いの宴が催されたという。それかあらぬか青空が広がり絶好の小春日和だった。そして自生地に猛禽類が飛来し、芝生広場
に舞い降りて10分ほども撮影させてくれた。でもパソコンに移してみたらトビ(とんび)でガックリだった。
2013年(平成25年12月22日) (日) 晴
青空が広がり太陽がまぶしい一陽来復の言葉ぴったりの朝でした。北風が強く自生地からは青い山並みと富士山
がくっきりと遠望できました。オギの穂はほとんどが種子を飛ばし終わって葉が落ち、茎も痩せて自生地全体が明るくなった。特別
天然記念物の石碑もうっすら見えるようになりました。
12年(平成24年12月21日) (金) 晴
旧志木街道の堤防ではスイバやギシギシのロゼットが日を受けて霜で白くなった葉を輝かせていました。枯姿の草
達も白く化粧し観察路では霜柱も見られました。昼間が最短の今日のさいたま市の日の出は6時47分46秒 日の入り16時31分21秒で両者
とも明日から毎日30秒くらいつつ長くなっていきます。
11年(平成23年12月22日) (木)曇
12月も押し迫りましたが明日23日は天皇誕生日で3日間連休になる人も多いようです。今日は太陽の軌道が最も
南寄りになり、これから徐々に北寄りになって来ます。冬至に柚湯に入り小豆粥とカボチャを食べると風邪をひかないと言い伝えら
れています。
自生地は枯野の世界、鴨川べりは緑が息づいていますに詳細をUP
10年(平成22年12月22日) (水) 晴
ユキヤナギの白い小さな花を接写しようと中腰になって構図を工夫している時に突如何ものかが脚の間を潜り抜
けユキヤナギを抜けて自生地のヨシ林に突っ込みました。何が起こったのかまったく分かりませんでしたが、取敢えず自生地側に回
ってみると中型の鳥が飛び立ちアッと言う間にヨシの向こうに飛び去りました。少し落ち着いてからよく見ると羽根の落し物があ
りましたが鳥は特定できませんでした。
09年(平成21年12月22日) (火) 晴
08年(平成20年12月21日) (日) 晴
08年12月31日 今年最後のサクラソウ自生地と富士山の
夕景
小 寒(しょうかん):1月5日頃(本格的寒さが始まる)
から約15日間 1月前半
2024年(令和6年1月6日) (土) 晴
陽射しが暖かく汗ばむほどの寒の入りだった。草焼きの準備は進んでいたがまだ仕上げにはなっていないようだった。ハンノキは草焼きに備えて木の上の方だけに多く雄花序をつけていた。第2回の大成功のクラウドファンディングのページが何故か早く削除されていた。
2023年(令和5年1月6日) (金) 晴
2023年の小寒は晴天が広がりほとんど無風だったが、この日は寒の入りとも言われ節分までの約30日間は
一年で一番寒い寒中という。クラウドファンディングは目標を大幅に上回り287万7千円まで積み上がった。本当に大感謝だ。11日
の草焼きも好天に恵まれ無事終了した。
2022年(令和4年1月5日) (水) 晴
小寒の朝は一面の青空だったが風は冷たかった。日本海側の北陸、東北、北海道は記録的な大雪でアチコチ
から雪の被害が報じられている。サクラソウ自生地はいよいよ冬景色で生き物の気配はほとんど無かった。帰り際に管理棟の横
の植え込みにメジロたちが飛んで来て生き物の世界になった。
2021年(令和3年1月5日) (火) 曇
自生地ではキヅタが太陽を独り占めし、緑の葉を茂らせ果実をつけていた。13日の草焼きの準備は
柵から2〜2.5mの延焼防止帯の設置も終わり用意万端だ。でも落葉が無くなった観察路が白く乾燥しひび割れていたのは、
このところの雨の無さの証明でチョット心配だ。
2020年(令和2年1月6日) (月)晴
晴天だったが風は冷たかった。自生地では15日の草焼きの準備が始まっていたが3公園とも相変わらず車両進入
禁止で閑散としている。延焼防止帯を作る草刈は冠水で付いた泥が乾ききって草刈り機を操作するたびに土煙が舞い上がっていた。
補完地はきれいに除草が終わっていた。
2019年(平成31年1月06日) (日)晴後曇
2019年1月6日の小寒は大雪に見舞われた千歳空港では2000人が空港で足止めされたという。さいたま市は次第に
風が強くなり曇り空になったが降る事は無かった。カヤの刈り倒しですっかり見通しが良くなり、一面の枯れ野原が展開していたが
延焼防止のための柵近くの刈り込みはまだだった。
2018年(平成30年1月5日) (金)曇
前日の4日に行くとベニマシコがいるというのでさくらそう水門近くの鴨川に鳥見の人達が集まっていた。
肉眼でわずかに分かるくらいの遠さだったので、なかなか見つけられず写せたのはピンボケのメスだけだった。今日こそはと
意気込んだが、肝心のベニマシコが居ず空振りだった。ガッカリして自生地に着いたら緊急地震速報が鳴らした警報は誤報だった。
2017年(平成29年1月5日) (木) 晴
今年の草焼きは初めてオギやヨシを刈り倒して行う予定で、顧問の荒木先生指導のもと埼玉大学生達が地上から
1メートルくらいの所から刈り取りを行った。柵の周りや樹の周囲は本職が野焼きの前までにきれいに除草するようだが、今日の小寒
の時点では行われていなかった。それにしても年末年始から好天だったのに草焼きの前の8〜9日に雨とは無情だ。
2016年(平成28年1月6日) (水) 曇
2016年の小寒は前日までの3月下旬並みの暖かさから少し寒の入りらしくなった。朝方一時広がった青空は次第に一面
の曇り空に変わり日中もあまり気温が上がらなかった。去年は始まっていた草焼きの準備が今年はまだで、冬の枯野そのものだった。
2015年(平成27年1月6日) (月) 晴後一時雨
今年の小寒は朝夕が文字通りの寒の入りで、昼間は一時3月下旬の気温になり汗ばむほどだった。自生地
では14日の草焼きの準備で周囲のオギを刈っていた。そのお蔭で今冬は全く見なかったお菊虫に対面できたが、この蛹は何故か
首の糸が取れて下を向いていた。
2014年(平成26年1月5日) (日) 晴
年末年始休暇の最終日となった今年の小寒は北風が冷たく予報では最高気温が7℃との事だったので今季
初めてホッカイロを持って出かけた。自生地はますます枯れ色が深まりほとんど変化は無かったが、鴨川縁では怪鳥?と出会え
て、シメも飛んで来てラッキーだった。
2013年(平成25年1月5日) (土) 晴後曇
16日に予定の再開後6回目の草(野)焼きは1月の風物詩として定着しつつあるようです。延焼防止の観察路付近の刈込はまだ
行われていなかったが、ノダイオウのロゼットだけは黄色のテープで囲んで踏み付け防止をしていた。乾燥している事もあり観察路から
の左右の見通しがよくなり明るくなった。
12年(平成24年1月6日) (金)晴
今日は朝は上空に雲が多かったにも拘わらず富士山がきれいに見え、公共工事が仕事初めでした。サクラソウ
自生地は18日の草(野)焼きの準備で観察路の両側などのヨシが刈り取られ始めていました。
18日の草(野)焼きの準備が始まっていましたに詳細をUP
11年(平成23年1月6日) (木) 晴
ハンノキのサラミに似た雄花序が少し太くなり赤味を帯びて小さな雌花序も赤味が強くなったようです。
クヌギも相変わらずもじゃもじゃの毛に覆われた大きなドングリをつけています。
10年(平成22年1月5日) (火)晴
09年(平成21年1月5日) (火) 晴
晴天無風の絶好の好天
08年(平成20年1月5日) (月) 曇
4日までは晴天続きで、今年初めての曇天
1月14日 サクラソウ自生地は草焼きの準備を整えて
いました。
1月16日 好天に誘われて10時過ぎに自生地に着くと、第2自生地の草焼きが行われていた。第1自生地はA〜D
ブロックまでは昨日行われて今日は奥の広いEブロックが引き続いて行われた
。枯れたヨシは想像以上によく燃えて煙は2〜30メートルは上がったようでかなり迫力があった。
大 寒(だいかん):1月20日頃(最も寒くなる頃。最終日が節分)
から約15日間 1月後半
節分:雑節のひとつ。季節の移り変わる時で立春の前日
2024年(令和6年1月20日) (土) 曇一時雨
寒い。まさに大寒の自生地だった。小鳥たちもいつものツグミなどだった。大きなロゼットを見つけたが、スイバで正解だろうか?
再生させるクラウドファンディングはとにかく長い年月がかかる。備えを万全にすべきだ。
2023年(令和5年1月20日) (金) 晴
さくら草橋など桜草公園の周囲の案内表示を付け替えてくれた。とにかくさくら草橋の信号の所は車の迂回表示が、歩いてきた
人たちに錯覚を起こさせるので、歩行者用の表示が必要だった。近隣からの見学者がここまで来て迷うのでは本当に申し訳がなかったので大感謝だ。
2022年(令和4年1月20日) (木) 晴
2022年の大寒は文字通りの寒い一日。前日が延期された草焼きの実施日だった。新開小学校の4年生が
初めて草焼き見学に来たいとの電話がコーディネーターの榎本さんからあった。順調に燃えすぎて時間がかなり早くなり
そうだったが、業者さんはじめ皆さんの協力で無事見学させる事ができた。
2021年(令和3年1月20日) (水) 晴
定点から俯瞰した自生地は何となく白っぽかった。とにかく雨が降らない。草焼きの前日の雨もホンのお湿り
程度で草焼きには何の影響も無かった。今日はB区にタゲリが来ていた。群れではなかったのは確かだが、何羽だったのかは定か
ではない。ハト大だが動きが早く望遠ではナカナカ捉えにくかった。
2020年(令和2年1月20日) (月)晴
2020年の大寒は日本晴れでほとんど風も無く暖かい一日だった。久し振りにお会いした青木さんからサクラソウの
芽生えを教えられた。確かに4〜5株あった。例年立春頃なのに2週間も早い芽生えだ。暖冬の影響なのだろう。大分ではウグイスの初鳴
きが25日早く聞かれたという。降雨のため延期された草焼きは22日に無事終了した。
2019年(平成31年1月20日) (日)晴
2019年の大寒は朝こそ冷え込んだが日中は穏やかな暖かい陽ざしの一日だった。自生地ではアリスイが出現し
大口径のカメラを持った鳥見の人で時ならぬ賑わいだった。鴨川沿いには例年あの辺りを縄張りにしているメスのジョウビタキと
出会えて嬉しかった。
2018年(平成30年1月20日) (土)曇後晴
1月17日の草焼きは予定通り無事終了した。カヤを刈り倒して2回目の火入れだが、燃え残しが無かった
のが良かった。これで多くのサクラソウがきれいな花を咲かせてくれればいう事なしだ。20日の大寒の自生地には珍しく
オナガ飛んできた。ノウルシももう芽を出している。
2017年(平成29年1月20日) (金) 晴
当初予定の11日を一週間延期して18日に今年の草焼きは無事終了した。一面の黒褐色の世界にはドバト
やムクドリが集団で採餌に来ていた。E区で見つけた小鳥は遠くて撮った時は何だか分からなかった。サポセンのH.Pにマヒワ
と記してタヒバリの間違いと指摘いただいた。よく調べもしないで記した大チョンボだった。
2016年(平成28年1月21日) (木) 晴
13日に中断した草焼きは今日21日に再度実施する予定だったが、18日の降雪で中止、再度の草焼きは行わず
刈り取りに変更になった。大寒の自生地は一面の雪野原で、刈り倒されたオギは雪に覆われていた。その中でもノウルシはたくま
しく芽を出し、ミゾコウジュなども緑の葉を付けていたが、サクラソウはまだのようだった。
2015年(平成27年1月20日) (火) 晴
北風が強いとの予報だったが、自生地ではさほどでもなく比較的暖かかった。新開小学校の先生や生徒が
課外授業で訪れ、賑やかだった。それに加えてNHKの教養講座のメンバーも来訪し、この時期としては珍しかった。先日
来、噂だったトラフズクを見たが、この日は笹の陰に一羽だけでしかも横を向いていて残念だった。
2014年(平成26年1月20日) (月) 晴
久しぶりに早朝に自転車を走らせた。完全武装したつもりだったが、耳の冷たいのはどうしようもなかった。
例年のことながら草焼き後の自生地は一番広く見える。オギが群生していた所は黒く見えツタ植物などが繁茂していた所と刈り取
ったところは茶褐色にみえる。そして帯状に蛇行したような模様があるのも面白い。
2013年(平成25年1月20日) (日) 晴
16日予定の草(野)焼きは14日の降雪で中止。その後も雪がとけず実施日が未定になっていたが、土曜日の午後に
1月30日(水)予定のポスターがかけられた。日曜日に見てもらいたいとの少しでも周知したい表れだが、火曜日には再度の雪という予報
があり、もし降ると30日も絶望的になってしまう。過去5回の草焼きからは10日以上遅いのでサクラソウへの影響が心配だ。
12年(平成24年1月21日) (土)霙
11年(平成23年1月20日) (木) 晴
前日の草焼きの燃え残りのヨシを刈る土煙りが見え、サクラソウ自生地は枯ヨシの世界から一面の黒い焼け野原に
変わっていました。これで雨が降り灰が肥料となって沁み込めば最高です。
第2自生地の周囲のブッシュにアオジがいてラッキー
な事に桜の枝に飛び上がってくれました。
10年(平成22年1月20日) (水) 晴
大寒とは名ばかりで今日はサクラソウ満開の4月中旬の気温だった。今回で3年目の草焼きが行われ午前中で
自生地は終了。しかし午後からの実験圃場ではヨシ林に延焼してしまったようだ。
4月中旬の暖かさの中草焼きが行われましたに詳細をUP
09年(平成21年1月20日) (水) 曇
08年(平成20年1月20日) (火) 晴
08年1月31日のサクラソウ自生地