すべての生長が早い2023年の清明の補完地はサクラソウとヒキノカサが咲き乱れ、素晴らしい花園を見せてくれた。
三好学博士が103年前に見た土合村桜草自生地の光景もさぞやと思わせる素晴らしさだった。
2022年(令和4年4月5日) (火) 曇後晴
午前中は曇空だったが、昼頃からは青空が広がり太陽光は暑いくらいだった。去年は流入堤の工事で行け
なかった補完地はまだ水溜りが残っていたが、サクラソウもヒキノカサも元気で夢中になってシャッターを押してしまった。
14時頃行った自生地は余程乾燥していたようで吸収が早かった。清明の19日までにヒゲナガハナバチがサクラソウのポリネータ
ーと確信できた。
2021年(令和3年4月4日) (日) 曇時々雨
今年も東京のソメイヨシノは3月14日の開花で観測史上最速。自生地の植物たちも生長が早くノウルシは
もう刮ハを付けて花は終わり、チョウジソウも蕾を付け明日にも花開く勢いです。このままでは自生地のサクラソウの見頃
は今がベストかもしれません。
2020年(令和2年4月4日) (土) 晴
穏やかな晴天の今日は久し振りに道場の原野からスタート。原野ではいつもの春の芽生えだったが
周囲の田んぼの畔には大株のタネツケバナ、ナズナ、ノミノフスマなどが小さな白い花をいっぱいに咲かせていた。自生地
では全域で少ないながらもサクラソウの花が見られるようになった。
2019年(平成31年4月5日) (金) 晴
4月に入って気温の低い日が続き、補完地のサクラソウは全滅状態だった。他の花に先駆けて咲くサクラソウ
は遅霜の被害に会いやすいが、これ程ひどいのは私の10数年の経験では初めてだった。より多く自然環境が残っている補完地が一
番ひどく第2自生地が一番被害が軽いようだった。
2018年(平成30年4月5日) (木) 曇
2018年の清明は前日より気温が下がり平年並みになったが、前日までは気温の高い日が続き桜草公園の桜の花はほとんど
終わりに近い。去年の4〜5分咲きを思うと嘘のようだ。自生地の植物たちも生長が早くサクラソウ一人がおいていかれる状況だ。
2017年(平成29年4月4日) (火) 晴
清明の今日は春うららの好天だったが、このところの低温続きでで桜草公園の桜は4〜5分咲き、サクラソウ自生地はノウルシ
だけが元気でサクラソウは遅い感じだ。3月31日に田島交差点とさくら草橋には案内表示を出したがその中間には何も出せなかった。やっとセブン
イレブンにコマーシャルを入れて貼らせてもらう事になり、この日の朝取り付けに行ってきた。これで取り敢えず西浦和から徒歩でいらっしゃる
お客様の不安は軽減できた。
2016年(平成28年4月4日) (月) 雨後曇
夜からの激しい雨で午前中の守る会の活動は、今期はじめて中止。
清明の期間中の自生地模様は「フグさんの雑記帳」をご覧ください。
さくら草まつり'16の17日は午後からは天候が回復して一部のプログラムが実施されたようです。
2015年(平成27年4月5日) (日) 雨
3月27日から始まった今期の活動が今日初めて雨のため中止になった。気温も一気に下がって12〜3℃くらいだったようだが、
10時頃小降りになっ たので完全武装で取材に出かけた。ところがカメラに雨対策をしていなかったのが大失敗。最初に行った補完地でサクラソウ
に魅せられて色々撮って、雨滴をあまり拭かなかったのでセンサーをおかしくしてしまった。
2014年(平成26年4月5日) (土) 晴
2014年の清明は明るい青空が広がり、桜が満開で桜草公園は土曜日だったこともあり若い家族連れで賑わった。
サクラソウ自生地はノウルシが全盛で菜の花畑と思い違いする若者たちもいた。補完地のサクラソウがみどころだ。
4月12日 正午過ぎに白花サクラソウが一輪花開く。
2013年(平成25年4月5日) (金) 晴
清明の5日は2〜3日と6〜7日の2つの日本列島を縦断した春の嵐の谷間で4〜5日だけが穏やかな春日和の2日間でした。ソメイヨシノ
も田島ケ原サクラソウ自生地のサクラソウも開花が歴史的な早さでしたが、その後寒さが戻って桜草公園の桜は5日までは見事でした。でも2回目の春の
嵐で散り急ぎ、8日には最近5年間で初めてソメイヨシノが終わっていました。
12年(平成24年4月4日) (水) 晴
前日には日本海で発達した低気圧の影響で全国的に大荒れの天気で、交通機関がストップしたり大幅に遅延し
たりで大混乱だった。さいたま市でも夕刻を中心に強風雨が吹き荒れた。今日は青空が広がったものの冷たい北風が強く、ボランテ
ィア活動は2日連続で中止だった。
11年(平成23年4月5日) (火) 晴
今年は直前の寒さの影響なのか桜がまだ2〜3分咲きで、サクラソウは10日は遅く、ノウルシなども成長が遅い。
中央に設置された掲示板にホームページの
花インデックスの中から
7種が掲載されている。
10年(平成22年4月5日) (月) 雨後曇
3日に10裂片のサクラソウが見つかり14日に花が落ちるまで見学者の注目の的だった。落ちた後には2本の雌
しべが残り、萼は8裂していた。子房も2つ見えるが受粉しているのかもこれからの楽しみだ
10裂片のサクラソウは雌しべ2本、萼は8裂でしたに詳細をUP
4月18日 「さくら草まつり'10」は好天に恵まれ盛会だった。10時頃からは会場に向かう人
の列が途切れる事はなかった。殆どが若い家族連れで自生地は通り過ぎるのみ。イベント会場のさくら草公園に直進していた。
観察路に入りサクラソウに関心を示すのはやはり年輩の方たちが主で、これならサクラソウの見ごろは関係ないとも思った。
但し、訪れた人の話を聴くとやはりさくら草まつりの時期が一番の見ごろと思う人が圧倒的だ。
一週間早めてサクラソウの見ごろに合わせるのが国の特別天然記念物の名を冠する祭りとしては当然の事だろう。
09年(平成21年4月5日) (日) うす曇
4月7日 田島ヶ原は桜が満開、自生地を訪れる人達はサクラソウと桜の両方を堪能できる。相変わらず
ノウルシの勢力は強いが、サクラソウ
の群落もかなり増え今年は色も鮮やかに感じる。
自生地をとり巻く満開の桜 09年4月7日 円内は11日に紹介された白花サクラソウと4裂のサクラソウ
4月11日 土曜日の田島ヶ原は好天に恵まれ多くの人で賑わっていた。
サクラソウ自生地の生き字引みたいな田口さんが今日咲いたと云う白花と、4裂の花も教えてくれた。このような奇形が増えるの
はあまり好ましくはないが、見る楽しみはある。
そして好天続きの為乾燥が激しく本来湿地に生育する桜草には非常に酷な状況になっていいる事を真剣に心配していた。
一部萎れたサクラソウもあり、是非一雨欲しい状況だ。
4月19日 「さくら草まつり'09」
さくら草公園会場に着いたのは3時頃だったのでもう帰る人が多かったが、多くの人で賑わっていた。
毎
年サクラソウの時期には1週間遅く、今年もノウルシ等が伸びてしまいサクラソウはほとんど見られなかった。
この状況を続けるならタイトルを変更しないと市外など遠方より来る人に申し訳が無い。
08年(平成20年4月4日) (金) 晴
4月7日 田島ヶ原サクラソウ自生地はノウルシの花の黄色が一面に広がっている。サクラソウの群落が増えた
ような気はするが、ノウルシが圧倒的に支配しているのは変わらない。すれ違った夫婦の「サクラソウとなんとかの自生地にすれ
ばいいのにね」との言葉が耳に入ったが、確かにそうすればサクラソウだけを思い描いて来る人は少なくなり、落胆度は下がりそ
うだが・・・・。
ノウルシの黄色の中にサクラソウのピンクが点在します。円内は放射状に花をつけるサクラソウ 08年4月7日
4月17日 ノウルシの花が一段落したようで自生地は緑色の風景に変わり、ノカラマツや萱類そしてスイバが
伸び出してサクラソウが見難くなったのが残念。桜草には重なる試練だが白花が人気を呼んでいた。
アマドコロがあちこちで花をつけ始めていた。
ユリ科の花だがヤマイモ科のトコロ(オニドコロ)に似た地下茎に甘味のある事が名の由来のようだ。
07年(平成19年4月)のサクラソウ自生地
穀 雨(こくう):4月20日頃(暖かい雨が百穀を潤し生長を促す頃)
から約15日間 4月後半
2024年(令和6年4月19日) (金) 晴
2024年の穀雨は強風が吹き荒れ自生地では伸び始めていたオギが大きな波のように寄せてはかえしていた。この風の中でA区では株数調査が行われていた。いい結果が出てくればいいが。チョウジソウ、アマドコロ、レンリソウも花をつけていた。
2023年(令和5年4月20日) (木) 晴
3年振りの16日のさくら草まつり’23は好天に恵まれて盛会だった。20日の穀雨にはサクラソウのポリネーターとして定着したヒゲナガハナバチに加えてクロハネシロヒゲナガも見られた。トダスゲも果胞を膨らませ全ての生育が早い今年だ。
2022年(令和4年4月20日) (水) 曇
今年は第1、第2次指定地そして補完地でもサクラソウを吸蜜するヒゲナガハナバチを確認できた。いずれも口吻が
長くポリネーターの資格十分だ。シロスジかニッポンかがハッキリしなかったが、肘室が2個と確認できてどうやらシロスジヒゲナガハナ
バチのようだ。台風19号以来訪花昆虫が増えて今回のシロスジはナヨクサフジの繁茂によるところも大のようだ。
2021年(令和3年4月20日) (火) 晴
全ての生長が早いのはそのままで、チョウジソウは満開、アマドコロもレンリソウも多くの花を咲かせて、
カントウタンポポは綿毛が多くなり、トダスゲは果胞を膨らませ始めてヨシの生長も目立ちます。サクラソウは隠されてしまった
花も多く、観察路際では刮ハを多く付けた株が見られます。
2020年(令和2年4月19日) (日) 晴
サクラソウを吸蜜して回るハチをゲットできた。大感激だ。トラマルハナバチかと思い念の為ネットで調べ
、それらしいと結論した。でもサクラソウ自生地の顧問の先生からヒゲナガハナバチの一種とのご指摘を頂いた。シロスジヒゲナガ
ハナバチなら口吻も長くてポリネータの資格十分だ。
2019年(平成31年4月20日) (土) 晴
サクラソウの花は小さめだが遅霜の被害からは完全に回復して、他の植物たちの生長が遅いのも手伝って穀雨
にしては花がよく見られた。土合中学校の同級生というご夫婦が見えて、農業の時間にサクラソウの移植をした話をされた。後で
気が付いたが天然記念物指定取り消しの機運が盛り上がった時だけに貴重なお話だった。
2018年(平成30年4月20日) (金) 晴
2018年4月20日の穀雨は全国的な晴天で最高気温が26℃の6月下旬並みの暖かさだった。今年はオギの生長が
異常に早く、サクラソウを覆い隠している。自生地の宿命とは言え、せっかく足を運んでくれる人たちには気の毒だ。19日には
補完地を見てきたが、サクラソウが生き生きとしていた。サクラソウを吸蜜して回っている蜂も目撃し将来的な希望もわいてきた。
2017年(平成29年4月20日) (木) 晴
穀雨の前日までの4日間は気温の高い日が続き、サクラソウが生長したが、オギやヨシ、そしてスイバなどが
それ以上の生長をしてサクラソウをスダレ越しにしてしまった。今年のさくら草まつりは16日だったのでサクラソウが観察できて
、観察路を訪れる人も多かった。我々にとっては嬉しいサクラソウの見られるさくら草まつりだった。
2016年(平成28年4月20日) (水) 晴
2016年の穀雨の4月20日は汗ばむ程の真夏の日射しが降り注ぎ、自生地には多くの人が訪れた。でも残念
なことにノウルシやノカラマツが大きくなってサクラソウを隠してしまっている。今年の田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
の現地活動は24日までだったが、17日のさくら草まつりの前後が見ごろと思い訪れる人が多かった。
2015年(平成27年4月20日) (月) 雨
穀雨の前日のさくら草まつり'15は薄曇りの絶好のお祭り日和で多くの人でにぎわった。多くの屋台や仮設舞台での
催し物やパフォーマンス、そして芝生 でのくつろぎが人気で多くの人が来場した。でも本来主役であるはずのサクラソウ自生地は横目で
通り過ぎる人が多い。他の草が大きくなってサクラソウが見にくい 事もあるが何らかの工夫も必要だ。
2014年(平成26年4月20日) (日) 曇
今年の穀雨はさくら草まつり'14と重なり、薄曇りの好天も手伝ってかなりの人出で賑わった。でも大半は近くの
子供たちや家族連れでサクラソウにはほとんど興味が無いお祭り目当ての人たちだった。自生地はかなりサクラソウが隠されてしまっ
ているが、今年は観察路から鑑賞できる所がまだあった。
4月27日 田島ケ原サクラソウ自生地を守る会の現地案内終了。
2013年(平成25年4月20日) (土) 曇のち雨
2013年の穀雨は最高気温が11℃と2月下旬並みの寒さで、午後からは小雨がパラツキ次第に本格的な雨になって、
翌日のさくら草まつりの午前中まで降り続いてしまった。自生地はオギやノカラマツそしてスイバが伸びてサクラソウはすっかり隠
されてしまったが、相変わらずさくら草まつりの前後が見ごろと思う人たちが多く来場している。
12年(平成24年4月20日) (金) 曇
前日に咲きマスコット的存在になった白花サクラソウがこの日の朝には花を落とされていました。でも昼頃には向
かいの蕾が開いて少しホッとしました。
4月22日 「さくら草まつり'12」
雨が心配されたが祭りの終わるまでは降らず、曇天にも拘らず多くの人で賑わった。寒さが続いて自生地の植物
の伸びは遅かったが、それでも自生地の見ごろには一週間遅い。
11年(平成23年4月20日) (水) 晴
昨夜から朝にかけての雨が将に慈雨でサクラソウ自生地は久し振りに潤いが感じられました。今年のサクラソ
ウは丈も花も小さく色が濃いのが特徴。この時期は一株だけの白花が人気です。
10年(平成22年4月20日) (火) 曇一時雨
09年(平成21年4月20日) (月) 曇
4月28日 チョウジソウ、アマドコロ咲き、エキサイゼリが多くの白い蕾を持つ。白花サクラソウが増え、ヒ
ロハハナヤスリ胞子茎を伸ばす。
4月30日 前日は閉じてしまっていたバラモンギクの花を8時に行ってようやく見られた。自生地内ではハナム
グラが茎を伸ばし始めた。
08年(平成20年4月20日) (日) 晴
「さくら草まつり'08」 さくら草公園会場 10時〜15時の間、コンサート等各種催し物が行われ、臨時バス
も運行された。
4月22日 サクラソウ祭りが終わり、ますますオギやスイバが伸び出している。その中で今年初めて
チョウジソウが咲き始めた。
立 夏(りっか):5月5日頃(初めて夏の気配が現れてくる頃)
から約15日間 5月前半
2024年(令和6年5月5日) (日) 晴
2024年の立夏は青空が広がりまさに夏の訪れだった。全域でチョウジソウの花が見られ、オギは胸くらいまで伸びてまだ周囲は見渡せる。ツマキチョウがカントウタンポポに来ていた。オスだけが前翅が橙黄色になるのが名の由来。
2023年(令和5年5月6日) (土) 晴
今年の立夏は4年ぶりに6日。今年のすべてが早い例に漏れずもうハナムグラが小さな白い花や蕾をたくさんつけていた。
一方でノウルシの黄葉した群生も多く見られた。オギは腰より少し上くらいまで伸びていた。
2022年(令和4年5月5日) (木) 晴
2022年5月5日は最高気温が27℃の夏日になった文字通りの立夏だった。サクラソウ自生地はオギと
ヨシそしてスイバとノカラマツが丈を伸ばし、腰くらいまで伸びていた。今の時期はレンリソウ、チョウジソウ、アマド
コロや小さな花のエキサイゼリが見られる。
2021年(令和3年5月5日) (水) 曇一時雨
4日には駐車場はあふれかえりB区の前まで駐車をしていた。サクラソウ自生地に便利なように真ん前に
作ったのだろうが、現在は90%以上公園利用者の車だ。手前側の芝生公園の空き地を駐車場にした方が利用者に便利だし、
自生地にとっても好都合、車は無い方が訪花昆虫も多くなる。それは昨年で立証済みだ。
2020年(令和2年5月5日) (火) 晴
穀雨に続いて今度はレンリソウを吸蜜する現場をゲットした。今度こそ本当にラッキー。花に焦点を
合わせているところに飛んで来てくれた。セイヨウミツバチと思うが、もしかすると穀雨の時のヒゲナガシロスジハナバチ
の雌かも知れない。緊急事態宣言は5月31日まで延期された。
2019年(令和元年5月6日) (月) 晴
10日間の大型連休の最終日で、令和になって初めての節気の2019年の立夏だった。オギなどの生長が
相変わらず遅く、花はチョウジソウをはじめレンリソウ、エキサイゼリ、ハナウドと多くが花の盛りだった。サクラソウの
花はほとんど見られなくなったが、これからが種子を育て根に養分を蓄える大切な時期だ。
2018年(平成30年5月5日) (土) 晴
第1次指定地でも大きなサクラソウの刮ハが見られ、補完地では9つの花後の萼全てに大きな刮ハが付い
ていました。先日サクラソウの花から花へ吸蜜して回るハチを目撃し、10年来の快挙に胸膨らませました。ポリネーターによる
健全な種子繁殖ができる環境は絶対条件なので大切に育てていきたいと思います。
2017年(平成29年5月5日) (金) 晴
今年のGWは最長9日間の超大型連休だった。4日に小石川植物園を訪ねたらみどりの日に因んで入園料が
無料でラッキーだった。三ツ又沼では多くの竹林でハチクが花を咲かせているとの報があり行ってみた。120年に一度咲く花
の後は枯れてしまうとの事でどうなるのか地元の人達は不安が多い。田島ケ原では植物などの生育が遅い気がするし、オギと
ヨシの比率は圧倒的にヨシが少なくなっている感じだ。
2016年(平成28年5月5日) (木) 晴
2016年の立夏は5月5日で、こどもの日と同日。気温は27℃まで上がり文字通りの夏日。真夏のような太陽が降り注ぎ、オオ
ヨシキリが樹上で囀り、コゲラが忙しく動き回っていた。レンリソウやチョウジソウ、ハナムグラも花を咲かせている。8日には近くの
道場の休耕田で9年振りにサワトラノオが見られ大感激だった。
2015年(平成27年5月6日) (水) 晴
4月20日以来雨らしい雨が降っていないサクラソウ自生地は乾き切って観察路が白くひび割れていた。オギや
ヨシが大きく伸びて腰以上の高さになり、第1次指定地ではサクラソウが全く見えなくなっている。
2014年(平成26年5月5日) (月) 曇り時々雨
今年の立夏は早朝の震度4の地震で目を覚まされた。震源は大島沖だったという。空模様がはっきりせず朝
自生地に向かった時に小雨がパラついたり、日中も時折弱い雨になったりした。自生地はオギやヨシが腰くらいまで伸び出して
いたが、全域でチョウジソウが満開、エキサイゼリもサクラソウもまだ見られた。
2013年(平成25年5月5日) (日) 晴
こどもの日と日曜が重なった2013年の立夏は暑いくらいの夏の陽射しが降り注いでいた。相変わらず植物同好会
らしき小グループや夫婦連れが時たま見えているが、レンリソウやトダスゲやエキサイゼリなど比較的地味な希少種が現在のみどころだ。
12年(平成24年5月5日) (土) 晴
立夏の朝は青空が広がりましたが、前日までの雨で自生地は中央付近を中心に水没していました。チョウジソ
ウが咲き、ハナウドも花をつけ始めていましたが、点在していた遅咲きのサクラソウはすっかり痛めつけられて哀れな姿になってい
ました。
11年(平成23年5月6日) (金) 曇
レンリソウが5月5日に待望の花を咲かせました。マメ科の蝶形花で特にきれいという事でもありませんが名前
の由来が男女の深いちぎりを意味する連理の枝に因むのが人気の理由の一つに思います。
10年(平成22年5月5日) (水) 晴
09年(平成21年5月5日) (火) 曇後雨
5月19日 タジマトラノオの茎や葉が伸び始める
田島ヶ原サクラソウ自生地及びさいたま市の荒川河川敷のトラノオはノジトラノオに似るがその特徴と云
われる茎に密に開出毛が無いのが大部分。恐らく雑種なのだろうがオカトラノオとヌマトラノオの雑種といわれるイヌヌマトラノ
オとする根拠もない。取敢えずタジマトラノオと仮称(礒田先生)を拝借した。
08年(平成20年5月5日) (月) 曇
5月15日 久し振りの好天でサクラソウ自生地へ。オギが群生し、ノカラマツそしてヨシも一部では群生して
いた。チョウジソウが少し残りミゾコウジュが咲き始めていた。
小 満(しょうまん):5月21日頃(草木が大きく伸び麦が実りの時)
から約15日間 5月後半
2024年(令和6年5月20日) (月) 雨の曇
2024年の小満は午前中が雨だったので自生地の観察は翌21日に行った。正門から自生地に下っていく鴨川の堤防のノリ面のクララがこの日の目的だったが、予想以上に繁茂していた。20日に役員の改選通知が来ていたがボケの権力欲の浅ましさの象徴だった。
2023年(令和5年5月21日) (日) 晴
気持ちのいい五月晴れの日曜日で自生地は草原の風が吹き渡っていた。ノカラマツが主役になり、シオデ、バアソブなどが伸びだしてオオヨシキリの声も聞こえた。花はハナムグラが全域で見られ、D区には群生していた。
2022年(令和4年5月21日) (土) 雨
オギが背丈以上に大きく伸びて左右の見通しは効かなくなり、中央観察路を入るとすぐにハナムグラの小さな
白い花が多く見られた。一時かなり少なくなったが台風19号の冠水以来自生地のアチコチに広がっている。トダスゲやチョウジソウ、
4月にはサクラソウも多くの所で見られた。
2021年(令和3年5月21日) (木) 曇一時雨
小満の21日は天気がハッキリしないので珍しくバスで自生地に行ってみた。桜草公園のひとつ前のバス停は
櫃沼(ひつぬま)、その前は新開(しびらき)入口と難読バス停だ。この日もレンリソウの豆果は見つけられず、23日に神田昭延さん
がようやく見つけてくれた。元々豆果は付け難い事では無いと思うが・・・
2020年(令和2年5月20日) (水) 曇
緊急事態宣言中で桜草公園の駐車場は相変わらず森閑としていた。ヨシやオギが伸びてもう左右の見通
しが効かなくなった。ハナムグラやハナウドの花が見られるくらいで、夏の花にはまだ早い。キジの姿が見られたが19号以来
立入禁止で、自生地の自然回帰の一端なのかもしれない。ハチが多く見られるのもそのせいだろうか。
2019年(令和元年5月21日) (火) 雨後曇
18日には屋久島を50年に一度の豪雨が襲い、26日には北海道の佐呂間町で39.5度の5月としては全国一の
猛暑を記録したという日本列島が異常気象に見舞われている。小満の21日の関東は強い風雨になるとの予報だったが幸いにも
14時30分頃には止んで乾燥続きの自生地にとっては恵みの雨だった。
2018年(平成30年5月21日) (月) 晴
コゲラが巣穴から顔を出していた。ヒナのようなので給餌の写真が撮れるかと親鳥を待ちました。でも
私に気付いてすぐ近くの木の高みに飛んで行ってしまった。しばらくして戻ったものの決して巣には近づこうとしません。
結局可哀想になりあきらめて帰ってきました。子を思う親鳥の気持ちに脱帽でした。
2017年(平成29年5月21日) (日) 晴
サクラソウ自生地ではマルバヤナギの柳絮が風に舞っていた。自生地内ではハナムグラの小さな白い花が
見られるくらいであまり目立つ花は無かった。鴨川べりのマユミやサイカチ、イボタノキが花を付けていたが、特にマユミは
木全体が花で覆われ、甲虫も多く見られた。甲虫は昆虫類の中でも特に種が多いグループで日本だけでも7000種もいるという。
甲虫の大きな特色は体全体がキチン化して硬い事と言う。
2016年(平成28年5月20日) (金) 晴
2016年5月20日小満のサクラソウ自生地は爽やかな緑の草地が広がっていた。去年は元気の無かったミゾコウ
ジュの株が増え、花を付けていた。周囲の堤防の草刈りが行われていたが、刈り残された所のクララはたくさんの花穂を付けていた。
2015年(平成27年5月21日) (木) 曇
今年の小満はニセコで迎え、早朝散歩で久し振りにエゾエンゴサクと再会して大感激だった。自生地には22日
に行き、肩くらいに伸びたオギの中にハナムグラやナワシロイチゴの花を観察できた。今年はマユミが「なり年」のようで多くの花を
つけ、ジャコウアゲハやミノムシたちも元気に動き回っていた。
2014年(平成26年5月21日) (水) 雨
今年は21日が終日雨で自生地の取材は22日になってしまった。自生地ではハナムグラが見られたが、期待した
ほどでもなかった。鴨川沿いのサイカチ、マユミ、イボタノキ、公園木のトベラ、マルバシャリンバイなど木の花が満開で、
アカメヤナギは柳絮をつけていた。小満はすべての草木が生長して気が満ちると共に麦が実る麦秋でもある。
2013年(平成25年5月21日) (火) 晴
未明まで降り続いた雨で観察路はぬかっていたが植物には恵みの雨でみな生き返ったようだった。鴨川べりの
サイカチが小さな花を長い花穂いっぱいにつけ、多くのハチや甲虫が来ていた。絶滅危惧U類(VU)のアカネ科のハナムグラが
白い小さな花をつけ始めたが、名前のよく似たハナヤエムグラはヨーロッパ原産の外来種。
12年(平成24年5月21日) (月) 晴時々薄曇
今年の小満は日本列島が金環日蝕で明けました。グラスも無いのに自生地で観測しようと出かけました。金環
日蝕になった時にラッキーにも薄雲が掛ったので肉眼でもリングを見られました。あまり暗くなった気はしませんでしたが影は何と
なく薄い感じがしました。
11年(平成23年5月21日) (土) 晴
午前中は神田川船の会のクルーズに参加してきました。一時の悪臭はまったく無くなったものの高速道が空を
ふさぎ川の清々しさは今一つで、一度失われた自然の再生には長い年月がかかる事を実感しました。
10年(平成22年5月21日) (金) 晴
09年(平成21年5月21日) (木) うす曇一時晴
5月23日 タジマトラノオが白く蕾をもち始める
6月2日 タジマトラノオが花をつけ始めた
08年(平成20年5月21日) (水) うす曇
芒 種(ぼうしゅ):6月5日頃(芒のある穀物の種まきの時期)
から約15日間 6月前半
芒(のぎ): 稲や麦などイネ科植物で、花の外側の穎(えい)の先端にある針状の突起。「禾」とも書く 大辞泉
2024年(令和6年6月5日) (水) 晴
絶滅危惧種のノジトラノオが多く見られ嬉しい限りです。保護の期間に入ったサクラソウ自生地は観察路のオギやヨシを自然のままに任せているようです。ノカラマツが花らしくない花をつけて全域に見られます。
2023年(令和5年6月6日) (火) 曇
中央観察路から入ろうと思ったら何と中央辺りは冠水していて全く入れず、仕方なしに南観察路に回り公園口から入った。中は雌しべと雄しべだけの花のノカラマツが花盛りでイヌヌマトラノオ、ヤブジラミが多く見られた。
2022年(令和4年6月6日) (月) 雨
2022年6月6日の芒種は朝から雨、11時頃に関東甲信が梅雨入りしたとの発表があった。雨で1日遅らせた7日の桜草公園は周囲
の全ての堤防がきれいに除草されていた。正門に向かって左がさいたま東村山線の堤防、右が駐車場との段差の堤防で今まで別の時期に除草され
ていた。この日も雲が多い気温の上がらない天候で、常に降るともなく小雨が舞っていた。
2021年(令和3年6月5日) (土) 曇
芒種の自生地は曇天だったが一時的な陽光はかなり暑く感じた。今年はノジトラノオが多く見られて嬉しい。オカトラ
ノオ属の一番はやはりノジトラノオだ。ドヨウオニグモがホソハリカメムシを捕らえたさまを動画に撮れたが、動画としてはまだまだだ。偶然
モンシロチョウの産卵も撮れたが、もう少し観察眼を磨かなければと思う。
2020年(令和2年6月5日) (金) 晴
今年の株数調査の結果が明らかになったが、今年こそ上向きのターニングポイントと思ったが、意外にも減少、それも
50万を割り込む47.1万株と最低記録だ。全体的にサクラソウが見られ、増えている感じだったが、現実は厳しい。調査区の問題との見方が
あるようだが、いずれにしても厳しい現実にはキチット向き合って解決策をいかに実行できるか考えねばなるまい。
2019年(令和元年6月6日) (木) 晴
最高気温は32℃まで上がった真夏日の芒種は歩いているだけで汗ばんできた。今年も白い花穂が多く見られる季節になり
特にB区に多かった。ヨシやオギそしてノカラマツも伸び出し石碑は頭が見えるだけになった。真夏のような暑い日が続いたが7日には梅雨入り
も宣言されたので、自生地は大いに潤いを取り戻してほしい。
2018年(平成30年6月6日) (水) 曇時々雨
関東甲信地方は今日6月6日の芒種に梅雨入りし、平年より2日早かった。夕方から降り始めるとの予報だったので早朝に行
くつもりが雨で、10時頃に行ったが自生地ではほとんど降られなかった。全域でノカラマツが花をつけオカトラノオ属が白い花穂をたわませていた。
2017年(平成29年6月5日) (月) 晴
芒種の芒という字には馴染みがないが、ノギまたはススキとも読む。ノギはイネ科の植物の穎の先端にある棘状の突起。ススキに
はあって、オギには無い。また栽培イネでもノギはほとんど見られないという。これは芒は元々種子を拡散するための器官なので、栽培種には不要で、
近代種では退化しているようだ。
2016年(平成28年6月5日) (日) 曇
朝方の雨は9時頃には止んだが、その後も雲の多い空模様だった。気象庁はこの日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる
と発表した。平年より3日早く、昨年より2日遅いという。サクラソウ自生地ではサクラソウ科オカトラノオ属の白い花穂が多く見られるように
なった。これがノジトラノオだったら本当に嬉しいといつも思うが、自然はままならない。
2015年(平成27年6月6日) (土) 晴
朝まで降り続いた雨が止んだ10時過ぎのサクラソウ自生地は久し振りにしっとりとした潤いを感じた。イヌヌマトラノオが
全域で白い独特の花穂をつけ始めていた。柵近くの今年は花も十分に楽しませてくれたサクラソウが、裂開した刮ハから独立中央胎座や種子を
のぞかせていた。
2014年(平成26年6月6日) (金) 雨一時曇
前日梅雨入りした模様と発表され、降り続いていた雨が一時止んだ。天の配剤とばかり勇んで行った自生地はイヌヌマトラノオ
が花を開き、ヒルガオが咲き、ウマノスズクサも小さなサキソフォンのような花をつけていた。アチコチでノビルが花や珠芽をつけ、トモエソウは
蕾を膨らませていた。8時頃雨が降り出してしまい急いで帰る秋ヶ瀬緑道橋の袂ではずーっと分からず、気になっていたナツメが花をつけていた。
2013年(平成25年6月5日) (水) 晴
5月29日に気象庁は関東甲信地方が梅雨入りした模様と発表しました。これは史上3番目の早さだったようです。
でもその後はまとまった雨が無く自生地は乾燥し切っています。オギやヨシも心なしか元気がなく、来春のサクラソウにも影響が出る
のではないかと心配です。ノカラマツ、シオデ、イヌヌマトラノオなどが花をつけ始めました。
12年(平成24年6月5日) (火) 曇
埼玉県RDB2011にノダイオウの確実な生育記録はさくらそう公園内の保護区だけだときされているのにビックリ。
湿地開発や交雑種を作り易い事が少なくなっている原因のようだが、トダスゲも同じような希少種だ。
11年(平成23年6月6日) (月) 晴
朝から青空が広がり日中の最高気温は29℃まで上がりました。自生地ではホウジロの歓迎と歓送を受け、中で
はオオヨシキリの賑やかな囀りを聞かされました。ノジトラノオの雑種が花穂を付け始めました。今年も色々観察してみます。
最高気温が29℃の真夏並みの芒種でしたに詳細をUP
10年(平成22年6月6日) (日) 晴
山菜の中でも絶品といわれるシオデのアスパラに似た若芽から多くの巻きひげをつけ漢名の牛尾菜になる過
程を記録するつもりでした。それが4日目にして折り採られ、何とも悔しく残念でした。
ノジトラノオが花穂をつけ、蔓植物が伸長中ですに詳細をUP
09年(平成21年6月5日) (金) 曇後雨
6月7日 久し振りの雨模様でない予報に朝4時半頃でかける。自生地や荒川河川敷のトラノオにはノジトラノオ
の特徴と云われる毛がないものが殆どなので調べ始める。サクラソウ科なので短花柱花、長花柱花の別もある由だが、長花柱花は
なさそうだ。
クララが6月10日にはたくさんの蕾をつけ13日に
は花らしくない花(これでも蝶形花)を咲かせていました。それが28日にはたくさんあった花序が全部無くなっていました。花に
は薬効は無いと思うので単なるいたずらでしょうか?
08年(平成20年6月5日) (木) 雨時々曇
6月11日
ノカラマツ、
ヤブジラミ、タジマトラノオ(仮称)の花々、特にノカラマ
ツは早落性の萼をつけたもの、葯隔が突きでる様子なども見られた。
参照:
自生地ではノカラマツが咲き始めました
6月16日 クララ(マメ科)が花をつけていました
夏 至(げし):6月21日頃(昼間が一番長い日)
から約15日間 6月後半
2024年(令和6年6月21日) (金) 雨
21日の夏至は雨だったので自生地の観察は22日に行った。全域でヤブジラミは見られ特に鴨川側は多かった。植物の生命力は個々によって違うので人間の思うようにはならない。22日はアメリカ農民のストロベリームーンだった。
2023年(令和5年6月21日) (火) 曇
ヨシやオギが大きく伸びだして観察路からの展望は全く効かなくなった。オカトラノオ属の白い花穂やノカンゾウ、ノカラマツクサフジが全域で見られ、オニユリの蕾もあちこちで見られる。カバキコマチグモの巣も多くあった。
2022年(令和4年6月21日) (火) 曇
2022年の夏至は最高気温が30℃だったが空はどんよりとした雲に覆われていた。自生地はオカトラノオ属
やノカラマツが全域で繁茂し、ノカンゾウ、ハンゲショウ、トモエソウなども見られた。E区際でナナフシに初めて出会った。
ノジトラノオが多く見られたのは嬉しい事だ。
2021年(令和3年6月21日) (月) 晴
2021年6月21日の夏至は前日に引き続いて夏の様な暑い陽射しが降り注いだ。関東甲信の梅雨入りは6月14日で平年より7日遅かった。自生地
ではノジトラノ、ノカラマツの希少種に加えノカンゾウが全域で見られるようになった。トモエソウはそろそろ果実の季節で、ハンゲショウ、コカモメヅル、
ユウガギクも一部で見られる。
2020年(令和2年6月21日) (日) 曇
6月11日の梅雨入り後は気温の上下が大き過ぎてとまだ戸惑う事が多かったが、夏至の朝はひんやりした
気持ちのいい朝だった。自生地はオカトラノオ属の白い花穂が多く目についたが、雑種のイヌヌマトラノオが多かった。その
中でもノジトラノオのような花穂も多く見られた。
2019年(令和元年6月22日) (木) 曇後雨
朝は明るい空模様で前日報道されていた前橋の豪雨など別世界の事と思いながら自生地に行った。ところが
11時30分頃から本格的な雨になり、どうしても止みそうも無かった。緊急避難してきた小さな白い蛾は雨宿りを求めて僕のズボン
に入り、ズーット桜環境センターまで付いてきた。何となく愛おしい気持ちになったのは妙だった。
2018年(平成30年6月21日) (水) 曇
今年の夏至は前日までの雨が止んで曇り空だったが湿度は異常に高かった。ノカンゾウやトモエソウの一日花が大きな花をつけ、オカ
トラノオ属も白い花穂をたわませていた。ハンゲショウは葉を白くし始め、バアソブも蕾を多く付けていた。29日に梅雨明け宣言がされ、その後真夏日が
続いたが、7月5日頃からは一転豪雨被害が報じられている。
2017年(平成29年6月21日) (水) 雨
2017年6月21日の夏至は朝から雨模様で時折強い風と大粒の雨がガラス戸を揺らしていた。今日は荒れ模様との予報だったので
サクラソウ自生地には前日に行ってきた。最高気温が30℃くらいまで上がり暑い日で、もともとひび割れしやすい観察路が水分不足で乾燥し切っていた。
2016年(平成28年6月21日) (火) 雨のち曇
北半球では一番昼間の長い夏至の今日は午前中雨で、自生地には16時30分頃行ってみた。さいたま市の
日の入りは19時01分だったので、帰り際の18時頃はまだまだ真昼の陽が照り、生き物たちも陽の長さを謳歌していた。さすが
にオカトラノオ属は少なくなり、ノカンゾウや半夏生が見られるようになった。
2015年(平成27年6月22日) (月) 曇時々晴
今年は2011年以来4年ぶりに夏至が6月22日だった。地球は365日と約6時間かけて太陽の周りを回るので閏年の前年の夏至は
22日になるのが多いという。自生地ではオトギリソウが咲き始め、ハンゲショウが葉を白くし始めて、ゴマノハグサが花らしくないつぼ形の小さな
花をつけ始めた。
2014年(平成26年6月21日) (土) 薄曇
サクラソウとオカトラノオ属が何故同じサクラソウ科なのかその特徴の一つは5本の雄しべが裂片と対生している事。そして
もう一つは子房上位で一室、胎盤が盛り上がった所に多くの胚珠が付く独立中央胎座という。合弁花ではサクラソウ科、離弁花ではナデシコ科だけ
に見られる特徴のようだ。
2013年(平成25年6月21日) (金) 曇後雨晴
今年はノジトラノオが見事な花穂をたわませています。オカトラノオ属は雑種を作りやすいようでイヌヌマトラノオをはじめ多くの
雑種が知られています。自生地もご多分に漏れず雑種が多いようですが、今年はノジトラノオが多くみられるようです。ノジトラノオは環境省レッドデータ
リストでは絶滅危惧U類(VU)です。
12年(平成24年6月21日) (木) 曇
昨日の未明に足早に去って行った台風4号の被害を一番受けたのはオカトラノオ属の雑種イヌヌマトラノオのよう
でした。小さな白い花を密集させた花穂は強風雨には弱くほとんどが倒れたり、花を落としたりでした。
11年(平成23年6月22日) (水) 晴
最高気温が34℃まで上がり真夏日の梅雨の合間で、全身汗みずくになりました。よく観察してみると純粋なノジ
トラノオも見られるようで嬉しくなりました。ナガイモが同定できましたが、ヤマノイモが無いかこれから花の季節によく観察する
つもりです。
純粋なノジトラノオも自生しているようですに詳細をUP
10年(平成22年6月21日) (月) 曇一時晴
去年は大くくりにタジマトラノオと仮称したオカトラノオ属の花を観察してみると3種に大別でき
るようです。雑種が多いようなので正確にはDNA鑑定をしなければ無理のようですが、
自生地のオカトラノオ属を3種に大別してみましたに詳細をUP
3種の特徴をそれぞれの開花推移に合わせてヌマト
ラノオもどき、ノジトラノオもどき、
ノジトラノオらしきにまとめてみました。
7月3日の渡良瀬遊水地の見学会の記録観察会で出会った
ノジトラノオとその交雑種達をアップしました。
09年(平成21年6月21日) (日) 曇
田島ヶ原サクラソウ自生地のトラノオは何者?
08年(平成20年6月21日) (土) 曇
7月1日 今年もトモエソウが花を咲き継いでいます
小 暑(しょうしょ):7月7日頃(本格的暑さが始まる頃)
から約15日間 7月前半
2024年(令和6年7月6日) (土) 曇
最高気温は37℃になるとかでとても小暑と言える暑さではなかった。それでも植物や虫たちはめげずに頑張っていた。ノカンゾウ、ヤブジラミ、ノジトラノオなどは全域で見られた。
2023年(令和5年7月7日) (金) 晴
観察路を入ってすぐウマノスズクサの特徴的な花が目に入った。久しぶりで嬉しかった。近くの葉裏を見るとなんと卵が5つもついていた。ジャコウアゲハの幼虫は食欲旺盛で茎も食べてしまうので心配だ。全域でノカンゾウが見られ、多かったベニカンゾウは一時の勢いはないようだ。
2022年(令和4年7月7日) (木) 晴
ノカンゾウが花盛りでハンゲショウ、ヤマイモの花も一部で見られた。トモエソウ、オカトラノオ属
の小さな白い花穂もまだ残っていた。オオルリハムシの食草と知らされたシロネが増えているのにビックリだった。
2021年(令和3年7月7日) (水) 曇
朝のニュースでは鳥取の集中豪雨を伝えていたが、曇り空だった自生地は一時太陽が顔を出しカメラ
が熱くなるほど強い陽射しだった。ノカンゾウが全域で見られ、シロバナサクラタデも花開いていた。た。オギが観察路を
覆うまで育ってきたが、見せる時と保護する時の別をハッキリするのは必要な事だ。
2020年(令和2年7月7日) (火) 曇一時雨
テレビは熊本豪雨の報道にかかりきりだ。ハンゲショウが主役でオカトラノオ属の白い花穂も多く
見られる。ノカンゾウはそろそろ終わりに近いが鴨川べりには本来の色のものが見られた。ツユムシかクビキリかキリ
ギリス科は難しい。
2019年(令和元年7月7日) (日) 雨
令和元年の小暑は終日雨で結局2日前の5日の観察会の日の記録になった。二十四節気はその日と次の
節気の前日までの16日間も意味する。今年は6月末から7月にかけては日照時間が極端に少なかった。気象庁の統計によると
7月21日までの20日間のさいたま市の日照時間は16.4時間で平年の20%だったという。
2018年(平成30年7月7日) (土) 曇
今年の梅雨明けは1951年に統計を取り始めて初めてという6月29日だった。その後一週間くらい真夏日が
続いてそれ以後は雨模様だった。小暑のさいたま市は曇天で自生地はノカンゾウが全域で花盛り、バアソブも多くの花を付け
、ハンゲショウも葉を白くしていた。オニユリも咲き始め3花を確認できた。
この日には我が家に3人目の孫が誕生して記念す
べき日になった。
2017年(平成29年7月7日) (金) 晴
今年から花を咲かせた我が家のキカラスウリは何処にも雄花が無いので受粉できずに可哀想だった。色々探してみたら新宿御苑では場所は
違ってもレポートが結構あった。ラッキーなことに並木の一部に繁茂していた。それも植木屋さんが入っているところで明日には刈ってしまうという。何とか
その命をつなげたくて小暑の午前中に再度行ってきた。自生地でもつる植物が繁茂し始めた。でもここは外来種以外は一切駆逐できない。
2016年(平成28年7月7日) (木) 晴のち曇
7月7日は長崎に滞在中だったので4日に自生地を訪ねた。ラッキーな事にコガネグモが巣作りを始めた
ところらしく、色々な角度から観察することができた。ゴマノハグサも今年は株が増えて小さな花が観察しやすくなり、ヤブ
カンゾウやノカンゾウ、オトギリソウ、シオデ、ハンゲショウも見られた。ウスバキトンボやコミスジそして外来種のアカボ
シゴマダラの赤みのない春型などが見られた。APG分類で細分化されたユリ科も調べてみた。
2015年(平成27年7月7日) (火) 曇時々雨
前日の6日には入谷の鬼子母神で朝顔市が始まったという。いよいよ夏の到来を思わせるが、俳句の世界では朝顔は秋の季語だ。
これは旧暦をもとにした二十四節気の季語をそのまま新暦に適用したのが原因だ。いずれにしても今年の小暑は梅雨の合間の曇り空で天の川は見る
術もない。自生地ではノカンゾウが花と蕾と実を一緒につけ、ヤブカンゾウやヒルガオやクサフジが花を咲かせて、バアソブやゴマノハグサが花をつけ
始めている。
2014年(平成26年7月7日) (月) 雨一時曇
雨模様のハッキリしない一日で、16時頃の自生地は小雨が降ったり止んだりで、オトギリソウやアゼオトギリは見事なほど花を閉じて
いた。明るい昼間に花開き、しかも一日花なのは分かっていても現実に見せつけられると信じられない気持ちで、翌朝再訪した。まさかと思う方ほど多く
の鮮やかな黄色い花を咲かせていて自然の妙を実感した。
2013年(平成25年7月7日) (金) 晴
昨7月6日に平年より15日早く関東甲信の2013年の梅雨明け宣言が出されて、今日は久し振りに青空が広がり真夏の太陽が照り付けました。
自生地ではゴマノハグサが花らしくない花をつけ、ノカンゾウが盛りを迎えてバアソブやハンゲショウそれにヤマノイモの雌花序も見られるようになりました。
12年(平成24年7月7日) (土) 曇後雨
いつもは鴨川べりの藪の中で囀っていて、声はすれども姿の見えないウグイスが竹にとまって囀っていました。
初めての事で幸運に感謝しつつ何枚もシャッターを押しました。珍しい黒い蝶にも出会いましたが、いい角度で撮りたくてしびれを切
らせて、逃げられてしまったのは残念でした。
11年(平成23年7月7日) (木) 曇
赤色の深いノカンゾウはベニカンゾウと呼ばれ色の変異の大きいのが特徴と言われます。ノカンゾウ、ヤブカンゾウとも古い時代に中国から渡来し、忘れ草として万葉集にも多く詠まれています。
赤色の深いノカンゾウはベニカンゾウと呼ばれますに詳細をUP
10年(平成22年7月7日) (月) 曇後雨
09年(平成21年7月7日) (火) 晴
久し振りの青空で暑かったが南風強し。6日にDブロックのツルニンジンが2輪花をつけ、Bブロックも7日には
咲き始める。
7月14日 ミズタマソウ、シロネが咲き始める
7月18日 オニユリ、スズメウリ2輪、センニンソウ1輪咲く
08年(平成20年7月7日) (月) 雨後曇
7月14日 ウマノスズクサの蕾を今年初めて見たが、かなり遅い様に思う
大 暑(たいしょ):7月22日頃(最も厳しい暑さの頃)
から約15日間 7月後半
2024年(令和6年7月22日) (晴) 曇
気温は38℃以上になっていたのだろうが、陽射しはそう強くは感じなかった。湿度が高くサウナに入ったような感じで全身汗みずくの雲の多い大暑の自生地だった。
2023年(令和5年7月23日) (日) 晴
久しぶりに朝早く行った桜草公園はキョウチクトウが満開で、自生地はオニユリが全域で下向きに大きな花を
付けていた。猛暑が続き雨も降らない環境は植物達には過酷で、いつも元気なヒルガオの花さえ萎れ気味だった。
2022年(令和4年7月23日) (木) 晴
遣唐使が種を持ち帰ったというアサガオに対して古くから日本に自生し、薬用効果もあるヒルガオだがその繁殖力の
旺盛さは自生地にとっては脅威だ。果実は普通結実しないでもっぱら根で増えるという繁殖力は地下茎の断片からでも容易に発芽し、駆除
するのが大変のようだ。
2021年(令和3年7月22日) (木) 晴
定点から見下ろした自生地は若草色の部分が多く見られた。不思議な感じだったが観察路に入って近くで
見ると水分が不足して枯れかけて変色していた。連日の猛暑と水不足で稲の高温障害と同じ症状を起こしているようだった。
初めての経験で、これも温暖化のなせる業かとサクラソウに影響が無い事を願うばかりだ。
2020年(令和2年7月22日) (水) 曇一時雨
自生地はオニユリが全盛。全域で大きな派手な花を咲かせていた。入ってすぐにジャコウアゲハの卵を見つけ
帰り際には久し振りにウマノスズクサの花も見られて、ジャコウアゲハの夢を膨らませた。雨続きで甲羅干しをしたくなったのか
トカゲが杭の上に鎮座ましましていた。
2019年(令和元年7月23日) (火) 曇
令和元年の大暑は日照不足の最中で前年の熊谷の41.1℃の最高気温など別世界の出来事のようだった。梅雨明けは
29日で平年より8日、昨年より30日遅かった。でもその反動か以後は猛暑日続きで熱中症注意の毎日だ。27レポートの取材を28日にした
が、熱中症で緊急搬送される一歩手前までいったようだった。本当に極端から極端の気象変化で体がついていくのが大変だ。
2018年(平成30年7月23日) (月) 晴
2018年の大暑には12時30分に東京都で観測史上初の40℃越えを記録し、15時には熊谷で41.1℃の最高気温を記録したと
いう。「気温は風通しの良い芝生の上1.5mの位置で観測することを標準としている」(気象庁)というからアスファルトに覆われた街中の
気温はゆうに44〜5℃は超えている。毎日熱中症による死者も出ているので今朝は早く自生地に行ってきた。
2017年(平成29年7月23日) (日) 曇
大暑の23日は朝方パラパラきたが日中はむし暑い曇天だった。19日に関東甲信を含む広い地域に梅雨明け宣言が出された
が、関東は空梅雨で、21日から荒川水系の取水制限が20%に引き上げられた。しかしながらその後はハッキリしない不順な天候続きで戻り梅雨
のような局地的な豪雨のおかしな天気が続いている。
2016年(平成28年7月22日) (金) 雨のち曇
最高気温が25度を下回る大暑は4年振りという。午前中は雨模様で午後からはあがったものの曇天で、観察路は一部ぬかっ
ている所があった。オニユリが最盛期でアチコチで群生し、花の色の鮮やかさと奔放な咲き方で乱舞しているようだった。文字通り乱舞していた
のはニイニイゼミで大量発生していた。シロネの花でハナグモが獲物を捕らえていた。オスは小さくて絶対数も少ないようで、腹も脚も緑色の
ハナグモはメスだった。
2015年(平成27年7月23日) (木) 雨後曇
大暑の朝は前日までの青い空と射すような太陽光は無く、雨模様だった。一日ハッキリしない空模様だったが湿度は猛烈に高く
むし暑かった。自生地ではオニユリが花の盛りで、終わりに近いノカンゾウと競演していた。ウマノスズクサにジャコウアゲハの終齢幼虫がざっと
見ただけでも10匹はいて、産卵にも来ていた。ウマノスズクサはボロボロで期待した刮ハは今年も見られそうもない。
2014年(平成26年7月23日) (水) 曇一時晴
大暑の前日の22日に梅雨明けし、文字通り一番暑い日の幕開けになった。自生地や周辺の荒川河川敷では今、カラスウリの
萎んだ花が多く目につく。白いレースに飾られた花は夜の帳に開き、朝はまだ暗い内に閉じてしまう。
不慮の事故であたら若い命を落とした
甥っ子を追悼できればと思い、久し振りに21時過ぎに河川敷に向かった。でも思うような写真は撮れなかった。
2013年(平成25年7月23日) (火) 晴
河川敷で大発生しているニガクサが自生地でも多く見られ、オニユリが全域で橙赤色の花を揺らしています。
ノカンゾウの刮ハが見られましたが、八重のヤブカンゾウは結実しません。同じような似た者同士のオニユリとコオニユリも前者
はムカゴで増え後者はよく結実するようです。
12年(平成24年7月22日) (日) 曇
17日に梅雨明けした前後は日本列島が酷暑に包まれ、熱中症への注意が繰り返えされていたが、一転4月並みの気
温に下がり、大暑の今日も涼しかった。自生地では全域でオニユリの大きな花が見られバアソブも小さな面白い花をつけ始めていた。
11年(平成23年7月23日) (土) 薄曇
自生地は大きなオニユリの花が所々で群がって咲いて見事です。でもB区のクヌギは無残にも根元から切り倒されていました。どうしてこうなったのか残りの木はどうなるのかしっかり追及していきます。
30有余年の営みは自生地の貴重な歩みですに詳細をUP
10年(平成22年7月23日) (金) 晴
09年(平成21年7月23日) (木) 曇一時雨
6時に自生地到着。ヒルガオが全盛。通路の両側はオギが2メートル以上に伸び、下はタジマトラノオ、花は
まだ少ないユウガギクなどが茂り、空も通路も狭くなっていた。オニユリもアチコチで鮮やかな花をつけていた。
8月1日 一週間振りの自生地はオニユリが終わり、コバギボウシ、シロバナサクラタデ、ヌマトラノオ、
ガガイモ、クサギそしてツルフジバカマもわずかだが見られた。ヒルガオは相変わらず多く、ウマノスズクサの葉にハエが止まっ
ていて少し果実に希望を持ったが残った子房には何の変化もなかった。
通路の除草が進んで歩きやすくなった。真ん中の十
字路辺もきれいになりノジトラノオらしき果穂は切られた跡が残っていた。
08年(平成20年7月22日) (火) 曇時々晴
7月26日 コバギボウシがその形が名の由来と言われる蕾をつけ始めた
7月31日 ミズタマソウをヒョンな事から同定できました
8月03日 コバギボウシが見ごろを迎えています
立 秋(りっしゅう):8月7日頃(初めて秋の気配が現れる頃)
から約15日間 8月前半
2024年(令和6年8月7日) (水) 曇
オギやヨシが観察路を覆いまさに保護の時期のサクラソウ自生地だった。入口のウマノスズクサが花を咲かせ熱中症アラートの昼間と打って変わった夕方の稲光や雷鳴は恐怖そのものでした
2023年(令和5年8月8日) (火) 晴
6時30分の立秋のサクラソウ自生地の上空は青い空が広がっていて、西の方は怪しげな雲が湧いていたが、今日も暑くなることが予感された。立秋の今日で東京都内の猛暑日が過去最多の17日になったというが、とにかく暑い。立秋なんて言葉は全く絵空事だ。
2022年(令和4年8月7日) (日) 曇
久し振りに早朝に行った自生地ではコカモメヅルが小さな花をいっぱいに咲かせて歓迎してくれた。
ジャコウアゲハが全域で見られたがいずれも忙しいそうに飛び回るだけで少しも止まってくれなかった。どうやら産卵
場所を探していたらしい。でも最後に中央に戻ってきてポーズをしてくれた。15日には北与野の小公園でミンミンゼミ
に出会いました
2021年(令和3年8月7日) (木) 曇一時雨
サクラソウ自生地はますますオギの高温障害が進んだように見え、黄色く枯れた葉が多く見られた。
でも、この日はスコールがあり恵みの雨と思ったがその後は九州、中国地方を中心に豪雨被害が報じられている。さいたまは
時折のスコールくらいで災害規模の雨には見舞われていないが日本列島は災害列島の趣だ。
2020年(令和2年8月7日) (金) 晴
殆ど収穫のない今日の立秋だったが、念の為行ってみた第2次指定地で周囲の植栽樹トウネズミモチやトベラ、
マルバシャリンバイが伐採されていた。画期的な事なので今後のフォローもしっかりやってもらいたい。帰り際に北側の横堤にジ
ャコウアゲハが産卵場所を探して飛んでいた。除草の時期や方法について河川事務所と話し合いをしていこう。
2019年(令和元年8月8日) (木) 晴
立秋といっても朝夕にも秋の気配は感じられない。早く自生地に着いたが爽やかさは無かった。自生地には
旗が何本も立っていたが地質や水質調査の目印という。簡易給水設備は6月に設置したが今年は降水量も多かったので2回ほどしか
作動していないようだ。とにかく危機的な状況の自生地には対症療法が必須だ。
2018年(平成30年8月7日) (火) 雨のち曇
今年の立秋は珍しく秋の訪れを実感できた。雨が止んだ午後の自生地はヨシが大きく伸び出し、大きな花
はヒルガオくらいで、シロバナサクラタデ、ミズタマソウ、アゼオトギリ、コカモメヅルなどの小さな花は雨滴を付けて絶好の
被写体だったが・・・・。
2017年(平成29年8月7日) (月) 晴のち曇
自生地はオギやヨシがますます大きくなり、今年の立秋もホストはキジカクシ科のコバギボウシだ。今回は3種
の昆虫に初見参で同定に苦労したが
日本昆虫協会のお蔭でどうやら正体を
突き止められた。カメムシ目ヨコバイ亜目ハゴロモ科のスケバハゴロモ、ハエ目のクロバネツリアブ、キリギリス科のツユムシの幼虫
だった。
2016年(平成28年8月7日) (日) 晴
8月7日の立秋は日本列島は猛烈な暑さで観測地点の80%が真夏日を記録したと報じていた。現地時間5日に開幕したリオ
オリンピック報道と夏の高校野球初日が重なってまさに盛夏の盛り上がりだった。自生地ではコバギボウシが全園で薄紫の花を付けていた。
新しいAPG分類ではユリ科が多くの科に分轄され、ギボウシ属はキジカクシ科リュウゼツラン亜科に移された。朝早かったのでオトギリソウ、
アゼオトギリそしてコカモメヅルの花が多く見られた。
2015年(平成27年8月8日) (土) 曇時々晴
この2〜3日朝夕は涼しさが感じられ、猛暑続きだった日本列島にもようやく秋の訪れが感じられる。
天文学的には太陽黄経が135度になる瞬間の15時01分が立秋という。自生地ではコバギボウシ、ヒルガオが全域で見られ、ジャコウアゲハ
が舞っていた。桜草公園ではキョウチクトウが赤い花を咲かせている。真夏の暑い陽射しにも負けず咲き誇る花は広島市の
復興のシンボルとして市の花に指定されている。
2014年(平成26年8月7日) (木) 晴
猛暑続きで朝露も降りないのにびっくり。空気が乾燥しているのだろうか。コバギボウシが大きな花を咲かせ始め、センニ
ンソウやフジバカマも花をつけ始めた。中央観察路から入るとジャコウアゲハが5羽それぞれに舞っていた。何となく頼りなげなのはウマノスズ
クサの茎を食べて枯らしてしまったからと思うのは自分の思いすごしだ。
2013年(平成25年8月7日) (水) 晴
万葉集にも容花(かおばな)の名で詠まれているヒルガオが朝露に濡れて薄いピンクの花を咲かせていました。
遣唐使が持ち帰ったといわれ、江戸時代に一大ブームを巻き起こした朝顔より古くから親しまれていたようです。ヒルガオと言っても
朝から咲いてひょうたんと同一種の夕顔、明治時代に移入されたヨルガオと違って唯一野生種です。
12年(平成24年8月7日) (火) 晴
久し振りに青空が広がり爽やかな朝でしたが、昼間は相変わらずむし暑い一日でした。ロンドンオリンピックが11
日目を迎え、女子サッカーのなでしこジャパンがフランスに2-1で勝っていやがうえにもヒートアップしています。
自生地では観察
路にオギやヨシが倒れ込んでいる所が見られましたが、サクラソウが地上部を枯らせて充電期間に入った今は人間があまり立ち入らな
い方が良さそうです。
11年(平成23年8月8日) (月) 晴時々曇
10年(平成22年8月7日) (土) 晴
09年(平成21年8月7日) (金) 曇一時晴夕方雨
朝は一時青空が広がり夏の太陽が照りつけたが、すぐに雲に覆われ夕方には大雨洪水注意報が出る荒れ模様
の立秋。
08年(平成20年8月7日) (木) 曇時々晴
8月8日(金) 北京オリンピック開幕
処 暑(しょしょ):8月23日頃(暑さがようやく和らぎ始める頃)
から約15日間 8月後半
2024年(令和6年8月22日) (木) 曇
メタセコイヤの並木跡に越流堤を建設するとの事だったが、近くには西遊馬運動公園があり、子供たちが多く集まるので立入禁止にはしなくてもいい環境に優しい越流堤建設をとお話してきた。
2023年(令和5年8月23日) (水) 晴一時雨
処暑なのに暑さは一向に収まる気配はない。処暑の今日23日に札幌では過去最高気温を記録したようだ。兎に角暑い。外へ出て帰宅したら必ずシャワーを浴びなければならない。暑熱地獄だ。
2022年(令和4年8月23日) (火) 曇
処暑の23日は病院だったので観察は21日に済ませた。この日は新開小学校に本木さん、大高さんと3人で集
まり、サクラソウの順調ぶりも確認した。自生地はヨシが大きく伸び出して天突く高さにも感じた。猛暑にもかかわらず雨が
多かったのが幸いしたようだ。カニグモ類の自然界の厳しさも見て、9月4日には白花ヘクソカズラを自生地近くで発見した。
2021年(令和3年8月23日) (月) 曇一時雨
朝からどんよりした曇り空だったが、7時頃の自生地はコカモメヅルが小さな花を多く咲かせ、ツユクサが
コバルトブルーの鮮やかな花をつけていた。今回も所により雷雨の予想通り、終わり頃に激しい雷雨に襲われた。観察路は水
浸しになったが、多くの花々はすぐに活気を取り戻していた。
2020年(令和2年8月23日) (日) 曇
鴨川側のキクイモが鮮やかな大きな花を盛大に咲かせていました。今まで見た事も無い多さです。センニン
ソウも大きな白い塊を作っています。突出したヨシが本数が少なすぎて頼りなげですが、倒伏しているのも多いのでしょうか。
ガガイモが見られましたが、キョウチクトウ科に移されただけでなく、学名も変わっているようです。
2019年(令和元年8月23日) (金) 雨後曇
ツルフジバカマの赤紫の花が新鮮だった。自生地全般につる植物が我が世の処暑を謳歌している感じ
だった。スコールに似た大粒の強い雨が降る事が多かったので、花の大きいキクイモやコバギボウシ、ヒルガオさえあまり
生気を感じなかった。観察路にオギがかぶさっている所が多かったが、自然の保護になっていそうでウエルカムだ。
2018年(平成30年8月23日) (木) 晴
処暑は台風の特異日とも言われるというが、今年はまさにその通りで台風19号が九州の西方海上を抜けて
行ったと思ったら夕刻から夜にかけて台風20号が近畿地方を縦断していった。サクラソウ自生地は夜に風雨が強かったようだが
幸いなことにほとんど影響は受けずに済んだ。
2017年(平成29年8月23日) (水) 晴のち曇
朝は久し振りの青空で自分の影が長く伸びて懐かしいような気になった。今年の夏は異常気象続きで8月の
日照時間は平年の半分くらいのようだ。自生地では相変わらずコバギボウシが全域で花を咲かせ、センニンソウの白い花がアチ
コチで白い塊を作り始めていた。ツユクサ、ユウガギク。キンミズヒキ、ノブドウなどが全域で見られる。蜘蛛の巣も多くなり
相変わらずジョロウグモが多く見られる。
2016年(平成28年8月23日) (火) 晴
前日の22日に11年振りに関東に上陸した台風9号の影響で自生地は観察路の大部分が冠水していた。結構水位は高くソロソロ
進みながら左右を観察した。オギやヨシは倒伏している所が多く一番花の多かったコバギボウシは元々下向きなのが尚更だった。ゆっくり
進んだのでツチイナゴの幼虫やホウズキカメムシ、アズチグモなどの小さな昆虫が目についた。カメラを向けながら昨日の風雨は何処でどうし
のいでいたのか問いかけてみた。
2015年(平成27年8月23日) (日) 曇時々雨
処暑の朝は曇り空だったが、自生地では一時本降りになってしまった。でもしばらくして止んだ後は終日
曇だった。シロバナサクラタデの群生にイチモンジセセリが多く来ていた。8月後半から9月には特に多く見られるようだ。
前にもスズメバチがミツバチの巣を乗っ取った所に多くのスズメバチが集まり、通行止めになっていた。コバギボウシは相変ら
ず全域で見られる。ヒルガオも多く、キンミズヒキ、センニンソウが増えてきた。
2014年(平成26年8月23日) (土) 曇一時晴
朝夕にそこはかとなく秋の気配を感じ始める頃と言われる処暑だが、今年ほどそれがハッキリしたのは
稀だ。前日まではうだるような暑さで真夏日の連続だったが。処暑の朝は爽やかで、日中もこのところ初めてクーラーなしで
過ごせた。今年も河川敷の原野でオオブタクサと格闘しているが、環境によって自らを変える適応能力の高さは驚くばかりだ。
2013年(平成25年8月23日) (金) 曇
センニンソウが自生地全域で白い花を群がって咲かせています。キンポウゲ科の多年草の花弁のように見える
十字状花は萼が花弁化したもの。これだけ咲いていると変わり者もいて5枚、6枚の萼片をつけているのも見られます。E区の外
側の鴨川の堤防は荒れ放題でしたがきれいに伐採されてベンケイガニが多くみられました。
12年(平成24年8月23日) (木) 晴
11時頃自生地についた時の陽光は肌に突き刺さるようで今日も全国で熱中症患者が出たようでした。ウマノスズ
クサにジャコウアゲハの幼虫がいました。しかも葉の裏などよく見ると若い幼虫から前蛹期のような幼虫まで様々で、探せばいくらで
も見つかりました。お菊虫と言われる蛹を見つけるのも、今の時期は1〜2週間で羽化するという成虫も楽しみです。
11年(平成23年8月23日) (火) 雨後晴
10年(平成22年8月23日) (月) 晴
09年(平成21年8月23日) (日) うす曇時々晴
朝5時少し前に家を出たが辺りはまだ薄暗く日の短くなったのを実感。自生地ではAブロックの真ん中辺にセ
ンニンソウが白い絨毯を拡げていていた。
8月30日(日) 台風の影響で夜から雨になるとの予報だったので朝方自生地に出かけた。駐車場に下る途中に
咲いていたクコは薄紫色の花は少なくほとんどが枯葉色にかわっていた。自生地内ではまずガガイモの果実の歓迎を受け、今回は
ツルフジバカマの赤紫の花が多く見られた。キンミズヒキはますます多くコバギボウシはほぼ終わり。クサギを這い上っているアサガオはほぼマルバアメリ
カアサガオと同定。
つる植物がますます生い茂り通路はかなり狭くなった。
08年(平成20年8月23日) (土) 煙雨
ほとんど濡れなかったが雨模様の一日。一昨夜から涼しくなる。普通は朝だけしか開いていないコカモメヅ
ルが12時30分を回っても咲いていた。雨模様の曇天とシーズンが終わりに近い事が重なったからだろうか
9月02日 ツルマメが全盛でヤブツルアズキの花も
白 露(はくろ):9月7日頃(朝露にそこはかとなく秋を感じる頃)
から約15日間 9月前半
2024年(令和6年9月7日) (土) 晴
桜草公園の周囲の堤防の除草が遅れ、サクラソウ自生地の観察路はオギで覆われていた。少なくなってきた樹液にコムラサキとオオスズメバチが来ていた。次世代への橋渡しの為か。
2023年(令和5年9月8日) (金) 雨
予報では白露の8日は台風13号が東海地方辺りに上陸し、終日雨だったので、前日に観察を済ませた。好都合なことにこの日は桜エコ・フェスタの第一回会議で終了後河川事務所と田島小学校を訪ねた。
2022年(令和4年9月8日) (木) 曇
自生地ではオギやヨシが大きく伸び出してサクラソウの根を暑さと乾燥から守ってくれている。そして今年
はキンミズヒキが特に多い気がした。第2次指定地ではオギが少ない事もあり、キンミズヒキの金色の世界が展開していた。よく
言われる仲秋は白露から寒露(2022年は10月8日)の前日までの約1ヶ月間を言う。
2021年(令和3年9月7日) (火) 曇一時雨
以前は荒川土手を彩る秋のツクシのような存在だったツルボの群生が、堤防で見られなくなって久しいが
今回自生地で初めてその群生を見て感激だった。今年は全ての植物が早いが、ヒガンバナも例外ではなく荒川堤防の風物詩にもな
り始めた花が19日には早や末枯(すが)れかけていた。この日に発表になった富士山の初冠雪は訂正されるとの発表があったようだ。
2020年(令和2年9月7日) (月) 曇
台風10号がかって経験したことが無い強さで南大東島から南九州そして西九州に襲来との事でこの2〜3日はその報道であふれ返っていた。
自生地ではツルマメやヤブツルアズキが見られるようになり、第2次指定地にはヌスビトハギが見られた。役員の改選についてが送られてきたが一人ならまだし
も役員まで巻き込んだ「まやかし改選」はお話にもなりません。
2019年(令和元年9月8日) (日) 晴後雨
朝の自生地はツユクサのコバルトブルーの世界が展開していてビックリ。前々日の6日の午後に行った時に
はツルフジバカマが群生していたA区の景色が一変していた。最初は狐につままれたような気持になったが、よく考えてみると
昼頃には萎んでしまうツユクサが夕方に見られなかったのは当然で、これも自然の妙なのだと気が付いた。
2018年(平成30年9月8日) (土) 晴
9月に入ってすぐ台風21号が襲来。近畿地方を縦断して関西空港が大きな被害を受けた。その修復もできない
うちに震度7,マグニチュード6.7の地震が北海道胆振地方を襲い厚真町で大規模な地崩れが起きて40名の死者を出した。幸いにも
さいたま市はいづれも被害を受けずに済んだが、現在どこでも安全という所は無さそうだ。
2017年(平成29年9月7日) (木)曇後雨
今年はツルフジバカマの当たり年のようで全域で紅紫色の鮮やかな花が見られる。センニンソウの白、
増えてきたキンミズヒキの黄色とともに自生地を彩っている。今回サツマノミダマシを初めて撮って調べてみたら「風が
吹けば桶屋が儲かる」ではないが、次から次へと話がつながり大変だったが面白かった。
2016年(平成28年9月7日) (水) 曇
白露の爽やかさにはほど遠いむし暑い自生地だった。除草が遅れている北側の囲曉堤はマルバルコウ、マメアサガオが群生
し、アレチヌスビトハギ、ツユクサ、ヨモギが花を咲かせていた。自生地では特にA区でツルフジバカマやセンニンソウ、ツユクサ、シロバナ
サクラタデなどが天然のお花畑を作っていた。全園でヤブツルアズキが黄色の奇妙な蝶形花を咲かせていてなり年を思わせた。
2015年(平成27年9月8日) (火) 雨
今年の9月上旬は雨模様の日が続き、近畿東海地方には台風の上陸も懸念されている。雨の中の自生地は
訪れる人もなく、突然の人間の出現にコミスジやツマグロヒョウモンが飛び出してきた。今年はナンバンギセルの群生がA区
の外側に見られた。この日は雨滴をつけた花だったが、14日には花弁が枯れて露出した大きな黄色い柱頭も観察できた。
ツルフジバカマが盛りでA区を中心に数多く見られた。
2014年(平成26年9月8日) (月) 曇
今年は白露が旧暦の8月15日の中秋にあたる珍しい年回りという。でも面白い事に中秋の満月は翌9日のようだ。
今朝は白露にふさわしく途中のカーブミラーは2ヶ所とも曇っていた。今年初めての経験だったが自生地でもすべての植物が露を
まとっていて、観察路に伸び出したオギやヨシの露を払うのが結構大変だった。
2013年(平成25年9月7日) (土) 曇
ツルマメが全域で小さな淡紅紫色の花をつけ、ツルフジバカマが群生し、ツユクサがコバルトブルーの花を
咲かせていよいよ秋の野草のシーズン到来です。前々日の激しい雷雨で猛暑もようやくおさまり、少し秋の気配が感じられるように
なりました。ジャコウアゲハ舞う自生地はうれしい現象ですがウマノスズクサはすっかり枯れ落ちてしまいました。茎を食べてし
まうというのは本当に奇妙な習性です。
12年(平成24年9月7日) (金) 晴
8月29日に見つけたジャコウアゲハの蛹は健在でも、その他は全く見つからず今日も終齡期の幼虫を見つけただけ
でもの足りません。縦に2輪付くツユクサを探したが、3花だけでした。でも上の花は雌しべの無い雄花で、下の花は雌しべのある両性
花という定説通りでした。カタツムリの殻からの応用で汚れの少ない外壁やトイレを制作したというのは目から鱗でした。
11年(平成23年9月8日) (火) 晴
センニンソウがあちこちで真っ白い群落を作り、ツユクサがコバルトブルーの花を咲かせ、ツルマメの赤紫の小さな花が固まって随所に見られるようになり、去年ほとんど見なかったヤブツルアズキも見られます。秋の七草の一つフジバカマもクマリンの芳香を漂わせて独特の花を付けています。
センニンソウ、ツユクサ、ツルマメが自生地を彩りますに詳細をUP
10年(平成22年9月8日) (水) 雨後曇
台風9号に刺激された前線が朝から雨を降らせたが、1ヶ月ぶりの雨はサクラソウ自生地のみならず全ての植物に
とって恵みの雨だった。
でも、台風の進路や神奈川や千葉など多くの地区で集中豪雨による被害も出たようだ。
09年(平成21年9月7日) (月) 晴
朝夕の冷え込みが大きくなり露が宿り易いという白露の今朝、秋ヶ瀬グランド付近の堤防から朝日に照らさ
れた露が霞となってたなびくのを遠望できた。
自生地は観察路がきれいに除草され、蔓植物の倒れ込みもなかった。アキノノ
ゲシが淡黄色の花を咲かせていよいよ秋到来を告げていた。
9月19日 アカネが淡黄緑色の花を咲かせています
08年(平成20年9月7日) (日) 晴
第一日曜のこの日は野川公園自然観察会に参加。初めて
ウマノスズクサの果実、ハシカグサの花を見る。ウマノスズクサの果実はたった一つだけでそれも虫食いになっていたが大感
激。
前日のサクラソウ自生地はヤブツルアズキ、ツルマメ、スズメウリなどのつる植物に加えてキクイモ、キンミズヒキの
黄色い花が盛りだった。
秋 分(しゅうぶん):9月23日頃(秋の彼岸。昼夜の長さが同じ)
から約15日間 9月後半
2024年(令和6年9月22日) (日) 曇一時雨
2024年の秋分はヒガンバナがちょうど見ごろで、ヤブツルアズキやママコノシリヌグイが全域でみられた。オギは雨続きで倒伏している所が多かった。キタテハやアカボシゴマダラも見られた。
2023年(令和5年9月23日) (土) 曇
前夜はかなり激しい雨だったので心配したが、雨にはならなかった。オギがかぶさっている観察路はびっしょりになってしまうので鴨川べりの通路から入って観察した。やはりキンミズヒキが多くママコノシリヌグイも群生していた。
2022年(令和4年9月23日) (金) 曇
多くの赤トンボと出会った秋分の自生地はフジバカマが一大勢力になり、アキノノゲシやツユクサ、キンミズヒキ、
ユウガキクも多く見られる。樹液が少なくなったクヌギではオオスズメバチが栄養交換をしていた。初めてみる光景で何なのだろうかと
思ったが、調べてみて納得、獲物は幼虫に与えるためだったのも知った。
2021年(令和3年9月23日) (木) 晴
ヒガンバナはすでに末枯れて見る影も無かった。猛威を振るったコロナも下火になり始め、今日からの
シルバーウィークがどうゆう結果になるか、それ次第で10月1日からの緊急事態宣言の全面解除が決定されるようだ。
2020年(令和2年9月22日) (火) 晴後曇
20日に武蔵浦和図書館に「さらなる100年に向かって」を寄贈してきた。どこの図書館に寄贈しても市内
25の図書館に送られるとの事で便利だ。早速桜図書館から連絡があり、図書館の開設15周年と自生地の100周年を掛けてイベント
と計画中という。こうゆう輪の広がりこそ望むところでウエルカムだ。
2019年(令和元年9月23日) (月) 晴
台風17号の影響で朝方まで雨だったが観察路には水たまりが無かった。風は強く大きく伸び出したフジバカマ
は風に揺れていた。自生地は相変わらずツルフジバカマ、ツユクサが繁茂し、ヤブツルアズキはB区を席巻している。第二自生地は
ママコノシリヌグイが繁茂し、ノコンギクが蕾を付けている。猛暑の影響でヒガンバナは全国的に遅いようだ。
2018年(平成30年9月23日) (日) 曇
北側の横堤にヒガンバナが群生し始めた。自生地では倒伏地をヤブツルアズキが席巻していた。今までも多く
見られたが、今回は異常だった。ヨシが少なくなり倒伏地が広くなっている現状は決していい傾向ではない。ツルフジバカマの赤紫
やツユクサのコバルトブルーの広がりはウェルカムだ。キンミズヒキも増え、ユウガギクも花を増やしている。スジハサミムシモドキ
の繁殖はどうにかしたい。
2017年(平成29年9月23日) (土)曇
23日は彩の国環境大学の第4回目の講座が北本自然観察公園で行われるので、自生地の観察は22日に済ませて
おいた。フジバカマが花を咲かせ始め、ヤブツルアズキが全域で見られた。北本では初めてワタラセツリブネソウを知り、メナモミ、
アサザ、ミクリにも出会い、ギンヤンマも観察できた。
2016年(平成28年9月22日) (木)雨後曇
朝から雨が降り続き、止んだのは14時過ぎでカッパに身を固めて出かけた。途中花から花へとにかく吸蜜に夢中な
ジャコウアゲハに出会った。観察路は大部分が水没し長靴でも奥までは入れなかった。雨に打たれてアキノノゲシやセンニンソウの花は
見る影もなかった。そして気にかかったのは倒伏地が非常に増えた事だ。つる植物の天下の所ではサクラソウは生育できない。早急な対策
が必要だ。秋ヶ瀬堤のヒガンバナがきれいに咲き揃っている。8年目にしていよいよヒガンバナ咲く秋ヶ瀬堤が本物になってきた。
2015年(平成27年9月23日) (水) 晴
今年は9月のシルバーウィーク5連休の最終日で、好天に恵まれ桜草公園は若い家族連れで賑わった。手入れの行き届いた
芝生広場は自由にくつろげていい。でも自生地を保護する公園としては少し物足りない。今日も大きな犬を連れて観察路に入ってきた人がいた。
都市公園の中だからこそだ。風致公園として整備を進めれば色々変わってくるのではないかと思う。
2014年(平成26年9月23日) (水) 晴
秋分の日は青空が広がる好天の一日で、河川敷でも自生地でもアキノノゲシが淡黄色の花を秋風に揺らせていた。
ヒガンバナ、キンミズヒキ、ツユクサ、フジバカマなども多くの花を咲かせた秋の彼岸の中日だった。今河川敷や草地で見られるフジバカマは
園芸種のサワフジバカマが多いと言われるが、自生地のフジバカマは在来種に間違いないようだ。
2013年(平成25年9月23日) (月) 曇
今年はヒガンバナがちょうど盛りで彼岸らしい穏やかな日だったが雲が多く夕方には気温が一気に下がった。自生地に行く途中で
カワセミが2羽見られ、堤防の5年目のヒガンバナも見ごろで散策の人たちの憩いになっていた。自生地ではカナムグラの雄花が見られるようになり、
タカアザミ、アカネの花も今年はアチコチで見られる。観察路の両側のユウガギクも花の数が多くなり、チカラシバが逆光に大きな穂を輝かせていた。
12年(平成24年9月22日) (土) 雨後曇一時晴
猛暑の影響でヒガンバナ達が戸惑っているようです。去年はもう花を付けていた鴨川べりのヒガンバナは花茎すら立
っていません。淡黄色の小さな花を付けるアカネもいつもの年ならもうたくさん見られるのに今年はまったくです。薄紫の少し長めの
ヤブマメの花も全然見られません。気温が高すぎて植物たちは色々戸惑っているようです。
11年(平成23年9月23日) (金)曇時々晴
去年見られなかったヤブツルアズキの黄色い花が多く見られ、前回まではツルマメの赤紫の小さな花もたくさん
見られたが台風15号の強風雨で散ってしまったのかまるで見られなかった。このところかなり増えたチカラシバが白い花を付けている
ように思ったのは間違いでどうやらイネ科に多くサクラソウにもある黒穂病のようでした
チカラシバの黒穂病がサクラソウに影響ないか心配ですに詳細をUP
10年(平成22年9月23日) (水) 曇のち豪雨
朝は曇だったので7時30分頃まで自生地にいたが9時頃からは篠突く雨で雷も鳴る荒天だった。
猛暑の影響
でヒガンバナをはじめ全ての植物が体内時計を狂わせているようです。
09年(平成21年9月23日) (水) 曇一時晴
アカネが先日来小さな緑白色の花をいっぱいにつけているが、ツルマメの花は見られなくなった。フジバカ
マが咲き、ヒメジソも小さな花をつけていた。ユウガギクは相変わらず観察路の両側を彩っている。
10月4日 今日の日曜日だけが晴で月曜からは雨模様の予報なので自生地に行ってみた。前回はほと
んど見なかったカナムグラの雌株が目に付いて、コセンダングサもアキノノゲシに負けないくらい大きく丈を伸ばして
いた。ヤブツルアズキ、ヤブマメの花は見られなくなった。サクラタデが咲き始めシロバナサクラタデでは見
られなかった雌株だった。自生地北側の堤防の斜面はセイタカアワダチソウが一面に黄色い花穂をつけ始めていた。
08年(平成20年9月23日) (火) 晴時々曇
AブロックとBブロックの間の観察路はオギがつる植物に覆い倒されかなり狭くなっていた。穂もかなり多くな
り将に秋到来の感じだった。
カナムグラが全盛、キンミズヒキ、ユウガギク、ヤブヅルアズキ、ツユクサ、ツルフジバカマなどが多かっ
たが、前回まで赤紫の小さな花をいっぱいに付けていたツルマメは全く見られず、豆果に変わっていた。ヤブ
ツルアズキも長い円柱形の豆果をつけ始めていた。コカモメヅルの果実も初めて見つけた。
寒 露(かんろ):10月8日頃(露時雨が冷たく感じられる頃)
から約15日間 10月前半
2024年(令和6年10月8日) (日) 雨
2024年の寒露は文字通りの冷たい雨が終日降り続き、前日との温度差が10℃もあった。翌9日も雨で完全に止んだのは午後4時頃だった。自生地はレモンエゴマ、カナムグラ、ヤブツルアズキが盛りだった。
2023年(令和5年10月8日) (日) 曇
日曜日とあって観察路でも4〜5組の家族と出会った。サクラソウ自生地にしては珍しくヤブマメが全域で見られた。結構暖かい日が続いて今年は寒露の実感はない。でも確実に日没は早くなり秋の訪れは実感している。
2022年(令和4年10月8日) (土) 晴
桜草公園の正門から右側のさいたま東村山線の堤防はセイタカアワダチソウやススキが伸び放題だ
った。自生地ではレモンエゴマが全域で見られ、B区際の群生は一段と見事だった。ユウガギクが観察路の両側を彩り
ハナアブやチョウたちは忙しく飛び回っていた。
2021年(令和3年10月8日) (金) 晴
観察路の両側はユウガギクの白い花に埋め尽くされさながらユウガギクの里だ。例年ならまだ蕾の第2
次指定地のノコンギクももう多くの花を咲かせている。B区を主にアキノノゲシが林立してレモンエゴマ、コメナモミ、アキ
ノウナギツカミ、タカアザミも見られる。
2020年(令和2年10月8日) (木) 雨
埼玉新聞の新井秀明記者が取材に来てくれた。色々宣伝してくれるのは有難い。自生地は前日に行って
きた。アキノノゲシが今まで見た事も無いような一大群落を作っていた。エノキグサも初めてだが、こちらはアメリカセンダ
ングサなどと流れ着いたのだろう。
2019年(令和元年10月8日) (火) 晴
前夜の雨の影響で植物たちは全て露をまとっていた。ユウガギクの花が観察路を彩り始め、キンミズヒキ、
レモンエゴマ、フジバカマ、コメナモミも花を付け始めた。第2自生地ではタイアザミが花の盛りでノコンギクはまだ蕾だ。
ミナミアオカメムシの幼虫、サツマノミダマシも見られた。
2018年(平成30年10月8日) (日) 曇
中央観察路を入ると両側のユウガキクの白い花が増えていた。北観察路を公園側に進むとオギの林の向こう
はヤブツルアズキの黄色い花がまだ多く見られた。鳥の鳴き声が無く生き物の息吹が感じられない自生地は何となく雑然とした
雰囲気で、台風の余波を感じた。アキノウナギツカミが群生し始めレモンエゴマも花をつけアカネ、ヤブマメも見られた。
2017年(平成29年10月8日) (土)晴
ユウガギクの花に多くの昆虫が来ていた。いずれも小さい虫だったので連写でシャッターを押した。名前はすぐに
分かると思ったのはとんでもない間違いだった。一番多く来ていたキゴシハナアブやツマグロキンバエが分からなかった。ムナグロツヤ
ハムシも同定できたのは偶然だった。でも、いい勉強になり、爽やかな気持ちだ。
2016年(平成28年10月8日) (土)曇一時雨
サクラソウ自生地でまず一番にシャッターを切る定点のバス停横から俯瞰した自生地はオギやヨシの白い穂で一面
覆われていた。2週間前は緑に覆われていたのを思うと季節の移り変わりを実感。観察路の両側のユウガギクの白い花も格段に多くなっ
た。赤とんぼも結構見られたが考えてみると空いっぱいの群舞や連結は見なくなって久しい。あれほど見られたヤブツルアズキの花は
あまり見られなくなり長い豆果が目立った。
2015年(平成27年10月8日) (木) 晴
台風23号の影響で強風が吹き荒れ、オギやヨシの穂が大きく左右に揺れていた。観察路の両側を彩るユウガギクの白い
花も千切れんばかりに揺れて可哀想だった。空は青く澄んでいたが、この風では虫たちも活動できず、生命の息吹が感じられない自生地
だった。折あしく愛機がレンズエラーのままで写真も思うように撮れなかった。
2014年(平成26年10月8日) (水) 晴
10月8日の寒露は朝から青空が広がり、陽射しは真夏の暑さだった。夜は珍しい皆既日食が見られた。自生地はまさに
ユウガギクの里で全域で白い花々が見られ、特に北観察路の公園側からが見事だった。6日の朝に浜松付近に上陸したという台風18号の名残
で中央付近から四方に冠水していて、深い所は30p位の水深があった。
2013年(平成25年10月8日) (月) 曇後雨
自生地で初めてナンバンギセルを見た。盛は過ぎたようだったが花の色は鮮やかだった。花の形が面白いので
採られてしまうのだろうか、堤防などに生えているススキの根元を探してもナカナカ見つからない。埼玉カテゴリーでは絶滅危惧U類
(VU)で確認された個体数は10000以上で、やや多いとのコメントがあるので都市部と農村部の違いかもしれない。
12年(平成24年10月8日) (月) 晴
寒露の名の通り自生地ではヨシやオギそしてカナムグラなど色々な植物が満艦飾に露を付けていました。観察路に
覆いかぶさったヨシはさながら露時雨のように冷たく降りかかりました。ヤブマメやレモンエゴマそしてコメナモミも見られるように
なり、ユウガギクは例年よりは少し遅いようです。
11年(平成23年10月9日) (日)晴
絶好の秋晴れの日曜日だったが、この「田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気」を新しい独立サイトにする作業などで寒露をすっかり忘れていた。2日遅れの11日やっと気付いてすっ飛んで行った。自生地ではすべての観察路がユウガギクの白い花で彩られていました。オギも穂を伸ばしアキノウナギツカミやイヌタデも群生し、レモンエゴマ、カナムグラ、コメナモミも見られました。
すべの観察路がユウガギクの白い花で彩られていましたに詳細をUP
10年(平成22年10月8日) (金) 晴のち曇
観察路が手入れされ両側をユウガギクが彩り、ツユクサやカナムグラが全盛でアキノノゲシも高く花穂を広げて
います。でも花は一日花なのに朝は遅く9時頃にならないと花開きません。
09年(平成21年10月8日) (木) 雨後晴
台風18号が知多半島付近に上陸し日本列島を縦断。幸いにもさいたま市はかすめただけだったが、夜半から
雨風が強く、午後から強い風は残ったものの次第に晴れ渡った。
高茎植物は倒れ込み観察路は冠水状態でしたに詳細をUP
10月17日 8日以来の自生地は周辺の旧志木街道横堤一面のセイダカアワダチソウも奥のアレチウリの群落もき
れいに除草されていた。
オギやヨシの下葉が落ち始め自生地内は明るく
見通しが良くなりましたに詳細をUP。
08年(平成20年10月8日) (水) 曇一時雨
10月15日 朝方までには雨はやんで時々日が射してきた。自生地を俯瞰するとオギの穂で一面の白い世界だ。
カナムグラが雄花雌花とも全盛、自生地のほぼ全域に繁茂している。マメ科の花はすべて豆果に変わって、アカネの果実も見られ
た。自生地前の堤防はセイタカアワダチソウが群生し真っ黄色な花が覆い尽くしている。
霜 降(そうこう):10月23日頃(朝夕は冷え込み、霜の下りる頃)
から約15日間 10月後半
2024年(令和6年10月23日) (水) 曇一時雨
2024年の霜降はハッキリしない天気だったが自生地では降られなかった。初めてクロコノマチョウに出会った。昼間は殆ど活動しない事が多いようで、この日も一度飛んだだけで草むらに沈んでいた。
2023年(令和5年10月24日) (火) 晴
この日は第1調節池の越流堤にも行くつもりだった。でも立入禁止区域が多くて行きつけなかった。今建設中の第2・3調節池は市民の憩いの場にできるようにしていこう。
2022年(令和4年10月23日) (日) 晴
今回も堤防はセイタカアワダチソウが繁茂していた。ここは管轄が入り組んでいて何処がどうなっているのか、河川
事務所で話をしたことがあったが、キチット説明できずに曖昧になっていた。今回は写真と文章を持って河川事務所を訪ねた。生憎所長は
外出中だったが、居た方に説明して来たら夕刻には所長から電話で道路管理者の管轄と明快だった。
2021年(令和3年10月23日) (土) 晴
前日は師走の様な寒さだったが、霜降の今日は北風は強かったものの、気温は10℃も上がって暖かかった。
ユウガギクもノコンギクもまだまだ花の盛りでアチコチを彩っていた。例年この頃は秋の鰻掴みが多く見られるが、今年はE区に
ミゾソバの群生が見られた。コメナモミ、レモンエゴマも見られたが、花はそろそろ終わりのようだった。
2020年(令和2年10月23日) (金) 雨後曇
第1次指定地ではユウガギクが第2次指定地ではノコンギクが花をつけていた。でも両者とも群生の素晴らしさまでは
行かない感じだった。アキノウナギツカミが群生し始め、カナムグラの雄株もかなり残っていた。サクラタデ、ミゾソバも見られ今年は
乾燥のマイナスはないようだ。
2019年(令和元年10月24日) (木) 晴
26日になっても桜草公園、秋ヶ瀬公園、彩湖公園ともさくら草橋の所から進入禁止。トイレが一ヶ所を除いてすべて
使用不能で桜草公園の事務所も2階の机の高さくらいまで冠水して使用できないようだ。サクラソウ自生地は前夜の雨もあり、南観察路だけ
が入れたが、帰り際にマムシに遭遇した。
2018年(平成30年10月23日) (火) 晴
第2自生地のノコンギクが花の盛りだったが、ユウガギクもまだ多くの花を付けていた。去年の霜降のように台風の直撃は無かったが、
上陸した台風は多く雨風の影響は受けたからかオギの感じが例年とは何となく違う感じだった。河川敷の休耕田にはアキノウナギツカミが繁茂し紅葉して
いた。大室山ではいつもと違う花にめぐり会えた。
2017年(平成29年10月23日) (月)晴
23日未明にさいたま市付近を通過した台風21号でサクラソウ自生地は10年ぶりに冠水した。桜草公園の芝生広場も一面の湖と化していた
が、2007年の台風9号より水位は1メートル低かったという。レッズグランドも冠水し、羽根倉橋の先の自転車道迂回路は自動車教習所の先から水没し、ゴルフ
場の辺りは渦巻きながら流れ下っていた。
2016年(平成28年10月23日)(日) 晴
前日と打って変わって青空が広がった霜降は絶好の秋日和だった。第2自生地ではノコンギクが多くの花を
咲かせ始め、観察路の両側を彩っているユウガギクは相変わらず多くの花を付けていた。自生地の全域で繁茂していたアキノ
ウナギツカミはさほどでもなくなってきた。いつもはセンニンソウの面白い果実がアチコチで見られるが今年はそうでもない。
花の季節に大雨や台風で実る前に花が落ちてしまったようだ。
2015年(平成27年10月24日) (土) 晴
朝から晴天で昼間は汗ばむほどだった。ノコンギクが花の盛りを迎え、ユウガギクも実が多く見られるもののまだ花も多く
見られた。レモンエゴマやアキノウナギツカミ、コメナモミも花が多くなり、カナムグラは雌花が圧倒的に多くなった。中にはもう赤くなった
のも見られた。
2014年(平成26年10月23日) (木) 雨
朝から雨模様だったので珍しく上下のレインウエアを着ていった。自生地に着いた時には一旦止んだが、その後も断続的に
降り続いて気温が上がらず11月下旬の肌寒さだった。ノコンギクが第2自生地で多くの花を付けていたが雨模様なのも手伝ってもう一つパッと
しなかった。自生地は枯れ色が混じるようになり、ユウガギクもうつむき加減のものが多かった。
2013年(平成25年10月23日) (水) 曇
16日の台風26号で冠水したサクラソウ自生地は20日の終日の雨で再度冠水して今日も中央の付近から四方の観察路は水没していた。そんな中でも
観察路両側のユウガギクは白い花を咲かせ、左右のオギは葉を落として明るくなって、空にはオギやヨシが穂をなびかせていました。大きく伸びだしたアキノノゲシ
は花だけでなく白い冠毛に覆われた痩果をつけ始めていました。自生地内で初めてガビチョウを見ましたが写真は不本意な1枚きりで残念でした。
12年(平成24年10月23日) (月) 雨一時曇
今年の霜降は旧暦の9月9日で重陽の節句と重なりました。重陽の節句は一名菊の節句とも言われ菊の盛りの時期で
す。観察路の両側のユウガギクもちょうど花の盛りで白い花が咲き乱れていました。E区の鴨川寄りでは前夜の強風雨で広がった
ツルマメの黄葉が見事でした。
11年(平成23年10月24日) (月)曇
田島ヶ原サクラソウ自生地の指定名称のケは大文字と初めて知りましたが、シンボル的存在の国指定特別天然記念物の石碑のヶは小文字です。役所的言葉と一般表記の違いと思いますが、何となく違和感があります。
田島ヶ原サクラソウ自生地の指定名称はケというが・・・に詳細をUP
10年(平成22年10月23日) (土) 晴
観察路の両側を白い野菊が彩っている。冠毛が短くほとんどがユウガギクのようだ。同じキク科のコメナモミ
が操舵輪のような面白い花を付け朝日に白く輝いていた。フジバカマは2本の花柱が伸び出した小花が5つで頭花を作っている。
09年(平成21年10月23日) (金) 曇時々晴
曇天だった事もあり朝5時45分に家を出た時にはうす暗く、荒川土手でもまだ明けきっていないような感じだ
った。取敢えず堤防内の荒れ地でキカラスウリを探したが、あったのはカラスウリだけだった。
たくさんのカナムグラの雌花が赤く色づいていましたに詳細をUP
08年(平成20年10月23日) (木) 曇後雨
サクラソウ自生地は野菊が最盛期。ユウガギク、ノコンギク、カントウヨメナ他色々な種類がありそうだが
残念ながら判別できない。
立 冬(りっとう):11月7日頃(初めて冬の気配が現れてくる頃)
から約15日間 11月前半
2023年(令和5年11月8日) (水) 晴
昼間は夏のような陽射しの立冬。A区の柵にヒメジュウジナガカメムシの大集団が見られ、ウラナミシジミは子孫を残すのに一生懸命でした。第2次指定地のノコンギクが満開の盛況でした。
2022年(令和4年11月7日) (月) 晴
文化財保護課がサクラソウ自生地の維持発展の為にガバメントクラウドファンディングを実施している。
予算が少ないのだからこうした事を積極的にやるのはいい事だ。我々サクラソウ自生地を守る会もよく勉強して積極的に応援
していくべきだ。11月20日現在で72万円は心強い。
2021年(令和3年11月7日) (日) 晴
彩湖の流入堤工事で長く入れなかった補完地を久し振りに訪れた。サクラソウ自生地はいつもと違う公園
側から入った。ウラナミシジミなどのチョウたちの出迎えを受けて観察路を進んだ。ヒメアカタテハ、キタテハなど秋に多い
チョウに加えてモンキチョウ、キタキチョウも見られた。スズメウリの実や野菊の花もまだ残っていた。
2020年(令和2年11月7日) (土) 曇時々晴
相変わらず柚香菊の花が全域で見られる。この季節ジョロウグモが多く見られ大きな獲物を捕らえたのも
見られた。シロダモの花を初めて見た。黄白色の小さな花が球形の花序に集まり、枝にもビッシリ付いていた。名はすぐに分か
ると思ったが花の色で戸惑ってしまった。暖かいからかエノキの黄葉はまばらだった。
2019年(令和元年11月8日) (金) 晴
今年の立冬は暖かくとても冬の訪れは感じなかった。相変わらず公園は復旧の目途も立たず、車の乗り入
れ立入りは禁止だ。24日の桜エコ・フェスタでは調整池の中にあるサクラソウ自生地の湖化と荒川左岸の特殊性をパネル展示した。
久保美樹市議会議員が来てくれて感謝だった。
2018年(平成30年11月7日) (水)晴
3年続きの暖かい立冬で午前中自生地に居ても寒さは何も感じなかった。これも温暖化の一端と思うと
単純には喜んでいられない。周囲の堤防が除草を抜かされたこともありセイタカアワダチソウやセイバンモロコシなどの外来種
の独壇場になってしまっている。
2017年(平成29年11月7日) (火)晴
11日のさいたま市立博物館の講座で講義する事を調べている内にさくらそう水門など一連の第一調節池工事
で荒川河川事務所に確認したい事が出てきた。自生地に行く前に久し振りにお寄りしてみたところ、アポなしで行ったに拘らず
所長の光部さんが応対してくれた。色々話をしている内に15日にさくらそう水門を見学させてもらう事になった。
2016年(平成28年11月7日)(月) 晴
最高気温が前日より5℃も下がる予報だった。でも風がほとんど無く、晴天だったので寒さはほとんど感じ
無かった。先日守る会のH.Pをご覧になっている方から第2自生地のナガボノシロワレモコウについてのお尋ねを頂いた。花穂が
短くてどれも先が垂れていないが、コバナノワレモコウにしては生育地が違うという事だった。結局、礒田先生の記録を見てナ
ガボノシロワレモコウと同定した。第2自生地ではタイアザミ(大薊)が花の盛りだった。
2015年(平成27年11月8日) (日) 雨
2015年11月8日の立冬は前日までの好天から一転、朝から雨模様の日曜日になった。バス停付近から俯瞰した
2週間振りの自生地はオギの白い穂並が雨を含んで枯葉色の世界に変身していた。全域でノブトウやヘクソカズラの実が見られ、
アカネ、スズメウリの実やツルマメ、ヤブツルアズキの豆を落とし終わった黒い殻も多く見られた。アキノノゲシは痩果を飛ばし
て残った総苞片が花のように見えた。カナムグラは赤く熟した苞の中に種を宿していた。
2014年(平成26年11月7日) (金) 晴
関東では風は強かったものの夏の陽射しで、とても立冬とは思えない暖かさだった。自生地ではオギなどの
穂の白さが目立ち、アキノノゲシやフジバカマの痩果を飛ばし終わった総苞が陽に輝いていた。その近くでは冠毛を付けた痩果
達が風を待ってスタンバイしていました
2013年(平成25年11月7日) (木) 雨後曇
自生地の管理作業は10月で終了。11月から翌年3月までは自然のままだ。今日気になったのはA区B区の駐車場側の
歩道との境だ。ヨモギをはじめ多くの植物が歩道の半分くらいまで伸びだして、オギなども覆い被さっているところがある。自生地側は
公園の敷地だからと言い、公園側は自生地から伸びだしているのだからと手を付けない。チョット見には荒地そのものだ。役所の縦割り
の弊害だけでは済まされない問題だ。
12年(平成24年11月7日) (水) 晴
西区宝来辺りの荒川堤防の野菊は最盛期を迎えていましたが、自生地のユウガギクは花の季節から実りの季節に移
りつつあるようです。午後の日差しを浴びたオギの穂は白く輝いていました。愛用のパソコンが頻繁に落ちるようになり、やむなく10月
26日に購入したパソコンはデータの移行などがうまくいかず結局この項は後回し続きでようやく2013年1月14日にアップしました。
11年(平成23年11月8日) (火)晴
ボランティア活動を始めて以来気になっていたさくら草橋交差点の「この先歩道終わり」の立て看板が初めてサクラソウ自生地を訪ねてくれる人に親切な看板に替わりました。桜区役所のくらし応援室の小宮さんに大感謝です。
サクラソウ自生地の近くまで来て迷う事はなくなりましたに詳細をUP
10年(平成22年11月7日) (日) 晴
俯瞰した自生地はかなり晩秋の装いが進んでいた。ハンノキは褐色に熟した実とたくさんの雄花序をつるして
いた。雄花序も雌花序も芽鱗に覆われず冬を越すのがハンノキ亜属の特徴という。
09年(平成21年11月7日) (土) 曇後晴
08年(平成20年11月7日) (金) 晴
あまりの好天に11頃サクラソウ自生地に行く。野菊はたくさんの実をつけていた。冠毛の長さで種を判別で
きるとの事で、色々撮ってみたがそう簡単ではない。ヤブツルアズキの豆果がアチコチで褐色に変色して目立っていた。名の由来
の白い冠毛をつけたセンニンソウの果実も多く見られた。
小 雪(しょうせつ):11月22日頃(寒さが増し、小雪が舞う頃)
から約15日間 11月後半
2023年(令和5年11月22日) (水) 晴
小春日和の好天でクヌギの陽だまりでキタテハが4匹日向ぼっこをしていました。前回見つけたヒメジュウジナガカメムシが同じ場所でまだ群生していました。花の季節が終わり実りの季節に移行していました。
2022年(令和4年11月22日) (火) 晴
俯瞰した自生地は静寂が支配していました。中は乾燥の世界で葉はカサカサで稈は細り始めて生き物の
気配は感じられません。ユウガギクの花はすっかり見られなくなり痩果のオンパレード、シオデもホシブドウでした。クラウドファンディングは90%になり、もう一歩です。
2021年(令和3年11月22日) (月)曇後雨
前夜の雨が朝には止んで曇天。でも雨は夕方からとの事で小雪の観察に行く。ツルマメやヤブツルアズ
キの黒い殻が多く目についた。アキノノゲシも一気に黒くなったようで、今回少し見られた秋の花を付けた様な姿は珍しかっ
た。雨が少ない温暖化の現象なのだろうか。
2020年(令和2年11月22日) (日)晴
暖かい日が続き、雨も無くて自生地は乾いた枯れ姿だった。花がほとんど無くなり、センニンソウの
緑を除いては無機質の世界だった。いつもはヒッツキムシのキンミズヒキが刺のある萼筒の下方に花のようなものを付けて
いた。萼片と思うが定かではない。引き続き調べてみたい。
2019年(令和元年11月22日) (金)雨
22日の小雪は終日冷たい雨が降り続いた。最高気温は8℃と真冬並みの寒さだった。前日に行ったサクラソウ
自生地は相変わらず桜草公園が立入禁止で無人の荒れ野だ。24日には桜環境センターで桜エコ・フェスタ2019が開催された。私は
台風19号の自生地への影響と来年の天然記念物指定100周年の宣伝を行った。
2018年(平成30年11月22日) (木)曇
小はツユクサから大はフジバカマまで色々な草花や樹木の枯れ姿が見られた。特に今年は夏場にもツユクサが
多く見られたので枯れ姿も多く、独特の形をしたものが見られた。反対にジョロウグモやナガコガネグモはあまり見られなかった
気もする。ナンバンギセルが一株花を付けていた。
2017年(平成29年11月22日) (水)晴
22日は今シーズン一の寒さで、10時頃にも拘らず手袋をつけて自転車に乗った。自生地はオギの白い穂が増え、
ユウガギクは痩果を付けた半球形の頭果ばかりになった。柵などにはツルマメの黒い莢が満艦飾に付いている。クモも見えなくなり
ものみな静かな晩秋の自生地だった。
2016年(平成28年11月22日)(火) 晴
最高気温が20℃と前日より6℃も高くなった2016年11月22日の小雪、自生地を歩き回っただけで全身汗ばんでしまった。
俯瞰した自生地はオギの白い穂もかなり枯れ色を帯びてきた。観察路は明け方には止んだ昨夜来の雨で11時頃になってもかなりの水溜りが残っ
ていた。E区の外側でアカハナワラビを一茎みつけた。自生地では初めてだったが、礒田先生の記録には記されていた。でもハナワラビの仲間は
雑種を作り易いようで難しいようだ。
2015年(平成27年11月23日) (月) 曇一時雨
今年の小雪は23日で勤労感謝の日と重なった。1948年に制定された勤労感謝の日の前身は、稲の収穫を祝い翌年の豊作を祈念する
宮中行事の新嘗祭だ。この宮中行事は,伊勢神宮や出雲大社でも行われるという。今日は朝から雲が厚く垂れこめ雪国の空のようで、日中も気温が上がら
ず、時折小ぬか雨が降る寒い一日だった。
2014年(平成26年11月22日) (土) 晴
青空が広がり気温も上がって暑いくらいの小雪だった。11月22日の語呂合わせの「いい夫婦の日」の方がピッタリの小春日和
だったが、ものみな枯れ姿の自生地でも、植物たちは次世代への準備に余念がなかった。種子を風に運んでもらうもの、動物などにくっ付くヒッ
ツキムシなど様々だ。
2013年(平成25年11月22日) (金) 晴
絶好の秋日和の22日は小雪とはとても思えない青空が広がった。桜草公園の桜が紅葉のピークのようで陽に
紅く輝いていた。空を見上げるとノスリが大きく円を描き遊弋していた。自生地でノスリを見るのは久し振りでうれしかった。
午後からは第9回田島ケ原サクラソウ自生地保存管理計画策定員会が開かれ傍聴に行った。委員の方々は熱心なのに何故か肝心の
事務局案作成の保護課に積極性が感じられない。
12年(平成24年11月22日) (木) 曇
今年の小雪は曇りがちだったものの無風の温かい一日でした。自生地は次第に初冬の趣ですが、前日には青空が
広がり、真っ白に化粧した富士山が遠望できました。観察路の柵におにぎりが9つも置かれていたのは何なのか。いたずらにしては念が
入りすぎていますが、取りあえず取り除いてきました。
11年(平成23年11月23日) (水)晴
志木街道の旧堤防のノリ面にシロバナタンポポがそこここに咲いていました。自生地から種子が飛んで南面の暖かい所で開花したようです。この時期に大株で結構たくさん咲いているのは初めてでした。
今年の小雪は勤労感謝の日と重なりましたが、この祝日が1948年より収穫を感謝する新嘗祭を受け継いだ休日と初めて知りました。収穫祭の色合いがほとんど無くなっている気がしますが・・・。
シロバナタンポポも見られた小春日和の勤労感謝の日に詳細をUP
10年(平成22年11月22日) (月) 曇一時雨
俯瞰しただけでは自生地のヨシが少なくなっているのは分からなかったが、観察路からみるとほとんどがオギ
でヨシは本当に少なく感じた。湿地の植物が多い自生地には大変な現象と危機感を感じました。
09年(平成21年11月22日) (日)曇後雨
08年(平成20年11月22日) (土) 曇後雨
08年11月23日 コカモメヅルの種子の風待ちをゲットし
ました
大 雪(たいせつ):12月7日頃(本格的な冬を迎える頃)
から約15日間 12月前半
2023年(令和5年12月7日) (木) 晴
素晴らしい青空がいっぱいに広がっていました。1月の草焼きは10日の予定のようですが、告知は駐車場使用制限の看板だけでした。それも自生地内に2枚立っているだけで知らない人は気付きません。こんな事は組織の枠を超えて利用者の分かり易いようにするのが当然と思います。
2022年(令和4年12月7日) (水) 晴
朝から日本晴れで雪化粧した富士山が大きくみられた。自生地は草焼きの準備で内側のオギやヨシが刈り倒されていた。
B区と向かいの横堤は南面側で陽射しをいっぱいに浴びてオニノゲシやコセンダングサの花が多く見られた。帰路に寄った田島小学校は4月に来てもらう
ようにお話した。クラウドファンディングは目標を突破、16日現在32人の方から1.192,000円の寄付を頂いている。
2021年(令和3年12月7日) (火)曇後雨
大雪の朝は曇天だったが所々に雲の切れ間があり暖かな気温だった。自生地では中央観察路の両側
がきれいに除草され、かなり広く感じられた。ちなみに幅は250pあった。草焼きの準備が始まっていたようだ。命の息
吹が感じられるのはセンニンソウとキヅタ位だった。
2020年(令和2年12月7日) (月) 晴
1月13日予定の草焼きの準備で埼大生による萱の刈り倒しが始まっていた。暖かな毎日で自生地
の北側の横堤の南斜面にはオオジシバリやオニノゲシが咲き、ヒメアカタテハやモンキチョウなどが忙しく飛び回っ
ていた。アキノノゲシはすっかり枯れ姿に変わり、褐色の世界に白い冠毛が日に輝いでいた。
2019年(令和元年12月7日) (土)曇
文字通りの大雪で関東でも所によっては雪になるとの予報だった。桜草公園はますます寂れた感じで
時計が2時少し回ったままで止まっているのは象徴的だった。久し振りに補完地に行ってみたが、オギやヨシは倒伏せずし
っかり残っていた。彩湖は調節池の役目をキッチリ果たしたが周囲の彩湖公園はツワモノどもの夢の後の寂寥感が漂って
いた。
2018年(平成30年12月7日) (金)曇
正門から入った右側のノリ面がやっと除草されたが、残念ながらセイタカアワダチソウなどの外来種は
種子を散布し終わった後で駆除には何の効果も無かった。来年の草焼きが1月16日(水)の予定と告示されていた。ユウガギクも
ノコンギクもすっかり痩果だけになり自生地は冬の装いだ。文化財保護課を市長の指揮下に移せる法改正の施行日が4ヶ月を切
ったので、広く告知できるようにポスターを作ってみた。
2017年(平成29年12月7日) (木)晴
北国では積雪が多く、最低気温も−23.8℃を記録したようだが、自生地は空気は冷たかったが、風が無かったので
体感温度はそう低くなかった。1月17日の草焼きの準備が始まっていて、A区やB区の一部が駐車場側の一列を残して中の方のカヤ
が刈り倒されていた。真ん中あたりの2本のクヌギの下も枯葉で埋まり、落葉を踏みしめて歩くとカサコソと冬の音がした。
2016年(平成28年12月7日)(水) 晴
朝方は空気が冷たかったが、陽射しは暖かく日中は小春日和で、公園の木立ではヒヨドリがかまびすしく採餌に余念がな
かった。2017年1月11日(水)の草焼きのお知らせが掲示されていた。前回は再開後9回目にして初めて立ち枯れ萱に火が燃え移らなかった。全
くの無風だった事、2〜3日前の雨も影響があったのかもしれないが不思議だった。来年はオギやヨシを刈り倒して草焼きする予定のようだが
事前の雨や雪があった場合やサクラソウに与える影響が心配だ。
2015年(平成27年12月7日) (月) 晴
朝方は少し風があったが昼頃には全く無風状態になった。少しの風でも揺れて撮りにくいノコンギクを安心して
写せた。今年はナカナカ見られなかったコカモメヅルの旅立ちが一つだけ見られた。ほとんどの袋果がまだ口を閉じたままで11月の
気温の高かったのが影響しているようだ。
2014年(平成26年12月7日) (日) 晴
朝から青空が広がったが、空気は冷たく今シーズン初めて手袋をしていった。自生地はオギの白い穂が目立ったが
だいぶ小穂を飛ばし痩せていた。中央あたりのクヌギの下は落ち葉が積もってカサコソと乾いた音を立てた。自生地の植物たちは水分を
飛ばし、全てが乾いた枯れ姿だった。モズが一羽飛んできたが、辺りを見回しても餌が無いのでまたすぐ飛んで行ってしまった。
2013年(平成25年12月7日) (土) 晴
寒くなるとの予報でさすが大雪、と思ったが広がった青空の下での陽光は暑いくらいだった。さいたま市の過去30
日間の降雨量は平年の4分の1しかなかったので自生地も完全に乾燥していた。観察路の落ち葉はサクサクと気持ちの良い音を響かせて
いた。
12年(平成24年12月7日) (金) 晴
今冬一の冷え込みの予報だったが、7時30分頃の自生地は雲は多かったものの青空が広がりほとんど無風だったので
体感温度はそう寒くはなかった。あれほど多かったジョロウグモが全く見られなくなり、時折聞こえる小鳥の鳴き声を除いて生物の気配
が感じられなくなった。帰り際には旅立ちの時を迎えたコカモメヅルが見られラッキーだった。
11年(平成23年12月7日) (水)晴
大雪にもかかわらず暖かい一日で、前日の雨で一部に水溜りもありましたが靴底にくっつく事もなく歩きやす
い観察路でしたが、残念ながら対象が少なくなりました。でも、E区の奥にあった大きな倒木は意外でした。毎回見ているつもりで
したが、葉はかなり枯れていてずいぶん前に倒れたようでした。
愛用カレンダーの今日の標語は「自分を笑えるおおらかさ」
でした。寒くとも身も心もおおらかでいたいものです。
自生地は昆虫など生き物の気配がほとんど無くなりましたに詳細をUP
10年(平成22年12月7日) (火) 晴
自生地内の樹木のほとんどがハンノキとクヌギですがそれぞれの木が個性的で葉をつけているもの、まったく
の枯姿のもの、実や花序をつけているものと様々です。
09年(平成21年12月7日) (月) 晴
08年(平成20年12月7日) (日) 晴
12月10日 オギやヨシはすっかり枯れ落ちて荒れ野の雰囲気の自生地。つる植物もすべて枯れて褐色に変身し
ている。僅かな緑は通路際のハコベで花も付けていたがかなり乱れていた。
冬 至(とうじ):12月21日頃(昼間が最も短い日)
から約15日間 12月後半
2023年(令和5年12月22日) (金) 晴
急用で前日の21日に自生地の観察は済ませた。午後行くことは少ないので日の入りの早さを実感した。18日に締め切りの第2回のクラウドファンディングは96人から目標額の倍以上の444万4千円の協力を頂いた。1月10日の草焼きは再開後17回目、「草焼き年譜」をご覧頂きたい。
2022年(令和4年12月22日) (木) 雨後曇
2022年12月22日の冬至は昼頃まで雨だったが午後には一時晴れ間も広がった。自生地の周囲
の堤防は除草が終わり、新年の装いになった。サクラソウ自生地は草焼き前の枯れ野原だ。クラウドファンディン
グは22日現在で36人のご協力で153万2000円と150%超となり大感謝だ。
2021年(令和3年12月22日) (水) 晴
朝は青空がいっぱいに広がっていたが風は冷たかった。横堤の延長線上に富士がクッキリ見え、
自生地は草焼きの準備が進んでいた。自生地内の樹木はクヌギとハンノキで、一本だけアカメヤナギがある。全て
葉を落としているので見分けるには樹皮しかないがこれは慣れないとかなり難しい。
2020年(令和2年12月21日) (月) 晴
自生地はカヤの刈り倒しが終わって広い枯れ野に変わっていた。例年区切りの境界は少しカヤが刈り
残されていたが、今年はきれいに刈られていた。桜図書館15周年記念企画の青木義脩さん講師による「サクラソウ自生地
100周年記念講演」が行われた。主催者はコロナを心配して大変だったようだが天が味方し、成功裏に終わった。
2019年(令和元年12月22日) (日)曇
朝は厚い雲が垂れ込め7時になっても夜明け前のような薄暗さだった。自生地では久し振りに小鳥たち
と出会えて嬉しかった。オギの刈り倒しで鳥たちの餌が豊富になったのだろうか、南観察路ではアオジが地上をあちこち飛び
回り採餌に余念がなかった。
2018年(平成30年12月22日) (土)晴れ後曇
朝は青空が広がっていたが次第に雲が多くなり、時折パラつく天気だった。自生地はすっかり冬景色で
草焼きの準備でカヤは50pくらいの所から刈り取られていた。第2自生地ではノコンギクとタイアザミの冠毛の競演で花畑の
ような雰囲気だった。来る途中の鴻沼川でカワセミを見、コサギにも出会った。
2017年(平成29年12月22日) (金)晴
朝こそ空気が冷たかったが、次第に青空が広がり雲一つない好天になった冬至だった。草焼きの刈り倒し
が全区域で終わって非常に見通しが良くなり、公園側から昭和水門が見られるようになった。アキノノゲシが相変わらず
アチコチで大きく伸び出している。中には冠毛だけが飛んでしまい痩果が残されている面白い姿もあった。
2016年(平成28年12月21日)(水) 晴
今年の12月の第4週は週初めから暖かい日が続き、冬至の21日も4日連続の11月中旬の気温で、自生地を歩いていても汗ばむ
ほどだった。1月の草焼きは立ち枯れたオギなどを刈り倒して行う方針で、今年から顧問に就任された荒木先生のご指導で埼大生が刈る作業を
してくれ、全域で終わっていた。何となく殺伐とした風景のように感じたが、やむを得ない事なのだろう。ハンノキが多くの雄花序をつけ、
春遠からじの感があった。
2015年(平成27年12月22日) (火) 晴
朝から青空が広がり暖かい陽が降り注いで手袋なしで十分だった。来年の草焼きは1月13日(水)9時からの予定だ。
毎年のことながら草焼きはサクラソウ自生地にとって焼却灰が貴重な肥料になるので必要な作業という。煙は高く舞い上がり、遠くまで
灰が降るので近隣の方にはご迷惑になるが、ご理解いただきたいとの事だ。
2014年(平成26年12月22日) (月) 晴
今年は19年に一度という珍しい朔旦冬至という。旧暦の11月1日の新月と重なって太陽と月の両者の復活の日に当たり、
昔宮中では盛大な祝いの宴が催されたという。それかあらぬか青空が広がり絶好の小春日和だった。そして自生地に猛禽類が飛来し、芝生広場
に舞い降りて10分ほども撮影させてくれた。でもパソコンに移してみたらトビ(とんび)でガックリだった。
2013年(平成25年12月22日) (日) 晴
青空が広がり太陽がまぶしい一陽来復の言葉ぴったりの朝でした。北風が強く自生地からは青い山並みと富士山
がくっきりと遠望できました。オギの穂はほとんどが種子を飛ばし終わって葉が落ち、茎も痩せて自生地全体が明るくなった。特別
天然記念物の石碑もうっすら見えるようになりました。
12年(平成24年12月21日) (金) 晴
旧志木街道の堤防ではスイバやギシギシのロゼットが日を受けて霜で白くなった葉を輝かせていました。枯姿の草
達も白く化粧し観察路では霜柱も見られました。昼間が最短の今日のさいたま市の日の出は6時47分46秒 日の入り16時31分21秒で両者
とも明日から毎日30秒くらいつつ長くなっていきます。
11年(平成23年12月22日) (木)曇
12月も押し迫りましたが明日23日は天皇誕生日で3日間連休になる人も多いようです。今日は太陽の軌道が最も
南寄りになり、これから徐々に北寄りになって来ます。冬至に柚湯に入り小豆粥とカボチャを食べると風邪をひかないと言い伝えら
れています。
自生地は枯野の世界、鴨川べりは緑が息づいていますに詳細をUP
10年(平成22年12月22日) (水) 晴
ユキヤナギの白い小さな花を接写しようと中腰になって構図を工夫している時に突如何ものかが脚の間を潜り抜
けユキヤナギを抜けて自生地のヨシ林に突っ込みました。何が起こったのかまったく分かりませんでしたが、取敢えず自生地側に回
ってみると中型の鳥が飛び立ちアッと言う間にヨシの向こうに飛び去りました。少し落ち着いてからよく見ると羽根の落し物があ
りましたが鳥は特定できませんでした。
09年(平成21年12月22日) (火) 晴
08年(平成20年12月21日) (日) 晴
08年12月31日 今年最後のサクラソウ自生地と富士山の
夕景
小 寒(しょうかん):1月5日頃(本格的寒さが始まる)
から約15日間 1月前半
2024年(令和6年1月6日) (土) 晴
陽射しが暖かく汗ばむほどの寒の入りだった。草焼きの準備は進んでいたがまだ仕上げにはなっていないようだった。ハンノキは草焼きに備えて木の上の方だけに多く雄花序をつけていた。第2回の大成功のクラウドファンディングのページが何故か早く削除されていた。
2023年(令和5年1月6日) (金) 晴
2023年の小寒は晴天が広がりほとんど無風だったが、この日は寒の入りとも言われ節分までの約30日間は
一年で一番寒い寒中という。クラウドファンディングは目標を大幅に上回り287万7千円まで積み上がった。本当に大感謝だ。11日
の草焼きも好天に恵まれ無事終了した。
2022年(令和4年1月5日) (水) 晴
小寒の朝は一面の青空だったが風は冷たかった。日本海側の北陸、東北、北海道は記録的な大雪でアチコチ
から雪の被害が報じられている。サクラソウ自生地はいよいよ冬景色で生き物の気配はほとんど無かった。帰り際に管理棟の横
の植え込みにメジロたちが飛んで来て生き物の世界になった。
2021年(令和3年1月5日) (火) 曇
自生地ではキヅタが太陽を独り占めし、緑の葉を茂らせ果実をつけていた。13日の草焼きの準備は
柵から2〜2.5mの延焼防止帯の設置も終わり用意万端だ。でも落葉が無くなった観察路が白く乾燥しひび割れていたのは、
このところの雨の無さの証明でチョット心配だ。
2020年(令和2年1月6日) (月)晴
晴天だったが風は冷たかった。自生地では15日の草焼きの準備が始まっていたが3公園とも相変わらず車両進入
禁止で閑散としている。延焼防止帯を作る草刈は冠水で付いた泥が乾ききって草刈り機を操作するたびに土煙が舞い上がっていた。
補完地はきれいに除草が終わっていた。
2019年(平成31年1月06日) (日)晴後曇
2019年1月6日の小寒は大雪に見舞われた千歳空港では2000人が空港で足止めされたという。さいたま市は次第に
風が強くなり曇り空になったが降る事は無かった。カヤの刈り倒しですっかり見通しが良くなり、一面の枯れ野原が展開していたが
延焼防止のための柵近くの刈り込みはまだだった。
2018年(平成30年1月5日) (金)曇
前日の4日に行くとベニマシコがいるというのでさくらそう水門近くの鴨川に鳥見の人達が集まっていた。
肉眼でわずかに分かるくらいの遠さだったので、なかなか見つけられず写せたのはピンボケのメスだけだった。今日こそはと
意気込んだが、肝心のベニマシコが居ず空振りだった。ガッカリして自生地に着いたら緊急地震速報が鳴らした警報は誤報だった。
2017年(平成29年1月5日) (木) 晴
今年の草焼きは初めてオギやヨシを刈り倒して行う予定で、顧問の荒木先生指導のもと埼玉大学生達が地上から
1メートルくらいの所から刈り取りを行った。柵の周りや樹の周囲は本職が野焼きの前までにきれいに除草するようだが、今日の小寒
の時点では行われていなかった。それにしても年末年始から好天だったのに草焼きの前の8〜9日に雨とは無情だ。
2016年(平成28年1月6日) (水) 曇
2016年の小寒は前日までの3月下旬並みの暖かさから少し寒の入りらしくなった。朝方一時広がった青空は次第に一面
の曇り空に変わり日中もあまり気温が上がらなかった。去年は始まっていた草焼きの準備が今年はまだで、冬の枯野そのものだった。
2015年(平成27年1月6日) (月) 晴後一時雨
今年の小寒は朝夕が文字通りの寒の入りで、昼間は一時3月下旬の気温になり汗ばむほどだった。自生地
では14日の草焼きの準備で周囲のオギを刈っていた。そのお蔭で今冬は全く見なかったお菊虫に対面できたが、この蛹は何故か
首の糸が取れて下を向いていた。
2014年(平成26年1月5日) (日) 晴
年末年始休暇の最終日となった今年の小寒は北風が冷たく予報では最高気温が7℃との事だったので今季
初めてホッカイロを持って出かけた。自生地はますます枯れ色が深まりほとんど変化は無かったが、鴨川縁では怪鳥?と出会え
て、シメも飛んで来てラッキーだった。
2013年(平成25年1月5日) (土) 晴後曇
16日に予定の再開後6回目の草(野)焼きは1月の風物詩として定着しつつあるようです。延焼防止の観察路付近の刈込はまだ
行われていなかったが、ノダイオウのロゼットだけは黄色のテープで囲んで踏み付け防止をしていた。乾燥している事もあり観察路から
の左右の見通しがよくなり明るくなった。
12年(平成24年1月6日) (金)晴
今日は朝は上空に雲が多かったにも拘わらず富士山がきれいに見え、公共工事が仕事初めでした。サクラソウ
自生地は18日の草(野)焼きの準備で観察路の両側などのヨシが刈り取られ始めていました。
18日の草(野)焼きの準備が始まっていましたに詳細をUP
11年(平成23年1月6日) (木) 晴
ハンノキのサラミに似た雄花序が少し太くなり赤味を帯びて小さな雌花序も赤味が強くなったようです。
クヌギも相変わらずもじゃもじゃの毛に覆われた大きなドングリをつけています。
10年(平成22年1月5日) (火)晴
09年(平成21年1月5日) (火) 晴
晴天無風の絶好の好天
08年(平成20年1月5日) (月) 曇
4日までは晴天続きで、今年初めての曇天
1月14日 サクラソウ自生地は草焼きの準備を整えて
いました。
1月16日 好天に誘われて10時過ぎに自生地に着くと、第2自生地の草焼きが行われていた。第1自生地はA〜D
ブロックまでは昨日行われて今日は奥の広いEブロックが引き続いて行われた
。枯れたヨシは想像以上によく燃えて煙は2〜30メートルは上がったようでかなり迫力があった。
大 寒(だいかん):1月20日頃(最も寒くなる頃。最終日が節分)
から約15日間 1月後半
節分:雑節のひとつ。季節の移り変わる時で立春の前日
2024年(令和6年1月20日) (土) 曇一時雨
寒い。まさに大寒の自生地だった。小鳥たちもいつものツグミなどだった。大きなロゼットを見つけたが、スイバで正解だろうか?
再生させるクラウドファンディングはとにかく長い年月がかかる。備えを万全にすべきだ。
2023年(令和5年1月20日) (金) 晴
さくら草橋など桜草公園の周囲の案内表示を付け替えてくれた。とにかくさくら草橋の信号の所は車の迂回表示が、歩いてきた
人たちに錯覚を起こさせるので、歩行者用の表示が必要だった。近隣からの見学者がここまで来て迷うのでは本当に申し訳がなかったので大感謝だ。
2022年(令和4年1月20日) (木) 晴
2022年の大寒は文字通りの寒い一日。前日が延期された草焼きの実施日だった。新開小学校の4年生が
初めて草焼き見学に来たいとの電話がコーディネーターの榎本さんからあった。順調に燃えすぎて時間がかなり早くなり
そうだったが、業者さんはじめ皆さんの協力で無事見学させる事ができた。
2021年(令和3年1月20日) (水) 晴
定点から俯瞰した自生地は何となく白っぽかった。とにかく雨が降らない。草焼きの前日の雨もホンのお湿り
程度で草焼きには何の影響も無かった。今日はB区にタゲリが来ていた。群れではなかったのは確かだが、何羽だったのかは定か
ではない。ハト大だが動きが早く望遠ではナカナカ捉えにくかった。
2020年(令和2年1月20日) (月)晴
2020年の大寒は日本晴れでほとんど風も無く暖かい一日だった。久し振りにお会いした青木さんからサクラソウの
芽生えを教えられた。確かに4〜5株あった。例年立春頃なのに2週間も早い芽生えだ。暖冬の影響なのだろう。大分ではウグイスの初鳴
きが25日早く聞かれたという。降雨のため延期された草焼きは22日に無事終了した。
2019年(平成31年1月20日) (日)晴
2019年の大寒は朝こそ冷え込んだが日中は穏やかな暖かい陽ざしの一日だった。自生地ではアリスイが出現し
大口径のカメラを持った鳥見の人で時ならぬ賑わいだった。鴨川沿いには例年あの辺りを縄張りにしているメスのジョウビタキと
出会えて嬉しかった。
2018年(平成30年1月20日) (土)曇後晴
1月17日の草焼きは予定通り無事終了した。カヤを刈り倒して2回目の火入れだが、燃え残しが無かった
のが良かった。これで多くのサクラソウがきれいな花を咲かせてくれればいう事なしだ。20日の大寒の自生地には珍しく
オナガ飛んできた。ノウルシももう芽を出している。
2017年(平成29年1月20日) (金) 晴
当初予定の11日を一週間延期して18日に今年の草焼きは無事終了した。一面の黒褐色の世界にはドバト
やムクドリが集団で採餌に来ていた。E区で見つけた小鳥は遠くて撮った時は何だか分からなかった。サポセンのH.Pにマヒワ
と記してタヒバリの間違いと指摘いただいた。よく調べもしないで記した大チョンボだった。
2016年(平成28年1月21日) (木) 晴
13日に中断した草焼きは今日21日に再度実施する予定だったが、18日の降雪で中止、再度の草焼きは行わず
刈り取りに変更になった。大寒の自生地は一面の雪野原で、刈り倒されたオギは雪に覆われていた。その中でもノウルシはたくま
しく芽を出し、ミゾコウジュなども緑の葉を付けていたが、サクラソウはまだのようだった。
2015年(平成27年1月20日) (火) 晴
北風が強いとの予報だったが、自生地ではさほどでもなく比較的暖かかった。新開小学校の先生や生徒が
課外授業で訪れ、賑やかだった。それに加えてNHKの教養講座のメンバーも来訪し、この時期としては珍しかった。先日
来、噂だったトラフズクを見たが、この日は笹の陰に一羽だけでしかも横を向いていて残念だった。
2014年(平成26年1月20日) (月) 晴
久しぶりに早朝に自転車を走らせた。完全武装したつもりだったが、耳の冷たいのはどうしようもなかった。
例年のことながら草焼き後の自生地は一番広く見える。オギが群生していた所は黒く見えツタ植物などが繁茂していた所と刈り取
ったところは茶褐色にみえる。そして帯状に蛇行したような模様があるのも面白い。
2013年(平成25年1月20日) (日) 晴
16日予定の草(野)焼きは14日の降雪で中止。その後も雪がとけず実施日が未定になっていたが、土曜日の午後に
1月30日(水)予定のポスターがかけられた。日曜日に見てもらいたいとの少しでも周知したい表れだが、火曜日には再度の雪という予報
があり、もし降ると30日も絶望的になってしまう。過去5回の草焼きからは10日以上遅いのでサクラソウへの影響が心配だ。
12年(平成24年1月21日) (土)霙
11年(平成23年1月20日) (木) 晴
前日の草焼きの燃え残りのヨシを刈る土煙りが見え、サクラソウ自生地は枯ヨシの世界から一面の黒い焼け野原に
変わっていました。これで雨が降り灰が肥料となって沁み込めば最高です。
第2自生地の周囲のブッシュにアオジがいてラッキー
な事に桜の枝に飛び上がってくれました。
10年(平成22年1月20日) (水) 晴
大寒とは名ばかりで今日はサクラソウ満開の4月中旬の気温だった。今回で3年目の草焼きが行われ午前中で
自生地は終了。しかし午後からの実験圃場ではヨシ林に延焼してしまったようだ。
4月中旬の暖かさの中草焼きが行われましたに詳細をUP
09年(平成21年1月20日) (水) 曇
08年(平成20年1月20日) (火) 晴
08年1月31日のサクラソウ自生地